若者のすべてから20年

2014年4月12日
カテゴリー 小話

若者のすべて

若者のすべて、っていうドラマが昔ありました。
覚えてますか?(知ってますか?)

最近、データ入力系の単調な仕事をする傍らで、適当なテレビドラマを選び、1話から最終話まで垂れ流しにしてることが多いのですが、今日、「若者のすべて」を見終えました。

とにかく、出演者が全員ぶっ飛んでカッコいいっす。

まあ見てください(特に30秒を過ぎたあたりから)
youtubeで見つけた、放映前の記者会見から予告に繋がる動画です。

初回の放送はなんと20年前!
(1994年10月19日から12月21日-厳密には19年前ですね)
月9のイメージでしたが、水曜日の放映だったのですね。

それを見てた僕は、今アラフォーになり、その頃生まれた方々は、ちょうど成人を迎えようとしてるんですね。時代の変わりっぷりにビビり、出演してる俳優さんの風貌が今もそんなに変わっていない=芸能人の不老っぷりにもビビりました。

ストーリーは、初期設定からして今の若者には古臭く、あまりピンとこないかもしれません。でも、一度くらい見ておくと、うざい上司や取引先の懐に入るのに役立つ話のネタになるかもですよ。当時に見てた年代はちょうど今頃いい役職に就いてる時期ですから。かなり注目された作品です。まだまだテレビドラマが次の日の学校や会社で話題の中心になれる時代でしたから、見てた人が多かったはずです。

それじゃあ、配役から紹介していきますか。

あのキムタクさんがまだ脇役です。アウトローな武志を演じます。

木村拓哉

武志の若気の至り的で些細な悪行が、仲間達の人生を大きく変えることにつながり、物語は始まります。余談ですが、武志が吸ってたハイライトは当時若者の間で大流行。それをきっかけに今もなお吸い続けてる人がいるかもです。身近にアラフォーでハイライトスモーカーがいたら聞いてみましょう。

主演は萩原聖人。哲生を演じます。

木村拓
哉

名前の響きもなんだか昭和ですよね。哲生は、亡き親の後を継ぎ、車の工場を精神的な事情で引きこもる妹を抱えながら切り盛りしてます。武志をぶん殴れるのは哲生だけで、互いに喋りよりも拳で会話。無骨で不器用。昭和生まれのカッコいい男像です。

武志と哲生は、腐れ縁の親友同士。関係性ではダウンタウンの浜田-松本みたいな感じですかね。

ラストシーン

これはかなり最後の方のシーンですが、二人の演技は息がピッタリに見えます。それが、最近のキムタク曰く、当時の二人は、実は犬猿で撮影中は演技以外で全く言葉を交わさなかったそうです。萩原聖人を名指しで「当時はバカじゃないの?と思ってた」とスマスマで暴露してましたね。

萩原と木村

そんなふうには見えませんが、二人とも若さ故に尖ってた時期でしょう。その尖りが逆に互いをうまく刺激したのかもしれません。「ゼッテー、コイツには負けねぇ」と競り合いながら演技したのでしょうか。劇中、二人は本当に格好良くって、キラキラ x ギラギラしてました。この二人の劇外での関係性を意識しながら観ても面白いでしょう。

ラストシーン

そんな二人を真ん中に、昔からつるんできた仲間として武田信治や深津絵里などが囲みます。

そのころ最も勢いがあった若手ばかりを集めたキャスティングです。その豪華さだけでも話題になるのは、冒頭のyoutubeを見れば分かりますよね。

ストーリーの詳細は、まだの人もいるので詳細に語りませんが、彼らが、互いに抱える苦悩や不安と折り合いをつけながら「誰も知ることのない明日へ」歩んでいくというのが、ドラマの大筋です。

「誰も知ることのない明日へ」って?

このフレーズは、Mr.Children(以下、ミスチル)による主題歌「Tomorrow never knows」からの一節です。

今はもう大御所感たっぷりのミスチルですが、この曲は6枚目のシングルにあたり、まだ若手バンドの範疇でした。

この頃は、ドラマとタイアップした曲は軒並みバカ売れする、音楽業界にとって、もっともミリオンを狙いやすい時代でした。この曲も、結果的に270万枚を越えるセールスを達成。ミスチルは、前2作に続いて3作連続でミリオン突破。今考えると脅威の記録です。

ボーカルで作詞・作曲を手がけた櫻井和寿は当時24歳。まさに主人公たちと同じ年頃です。世代感覚を重ね、うまくメロディや歌詞にドラマのテーマを反映させられたのではないでしょうか。イントロを聴いただけで、あの名場面がよみがえる。そんなオッサン・おばさんも多いのでは?

脚本を書いたのは岡田惠和という人です

恥を忍んでいいますが、僕は、シナリオセンターという脚本家の養成学校に週二で通ってたことがあります。完全に遊び感覚で半年くらいかな。何も学んでないことは、この文章から察してください(*´ェ`*)

岡田惠和は、シナリオセンター出身の出世頭で、名前をよく先生から聞きました。ただ、このドラマの脚本を書いてたことは、今回初めて知りました。

脚本家としてのデビューは90年で若者のすべてが94年。プロとしては4年目なので、キャリア的には若手です。本人も当時を振り返り「自分も若くて気合いが空回りしてた」と言ってるそうです。

すべてが若者による「若者のすべて」

こんなふうに、俳優も歌い手も脚本家も、作り手側の全員が、その頃ドラマで描かれてる若者世代真っただ中の人たちです。台詞や演技、演出など物語の随所にただよう青臭さは、そのせいかもしれません。でも、こんな感じが、当時は格好良かったのです。イケてたんですよ。

facebookやtwitterはもちろんなく、携帯さえもない時代の若者たちのお話です。ここは絶対というタイミングでこそ、家電は繋がりません。友だちの近況をSNSで知ることもできず、消息を追う方法も、足で街を駆け巡るばかりです。

さて、もうそれから20年ですか。冒頭でもいいましたが、当時の若者は僕も含め皆アラフォーです。その頃に生まれた方々はそろそろ成人。ドラマで描かれてた若者たちと重なるわけです。彼らにこのドラマの若者達は、どんなふうに映るのでしょう。

作品はアマゾンでBOXセット(若者のすべて DVD-BOX)が手に入ります。ネットで検索すると、全話通しで観られるサイトも色々ヒットします。もし、今ハタチ前後で初めて観た人がいたら、ぜひ感想を聞かせて欲しいものです。

それじゃあ最後に、ドラマのオープニングをどうぞ。

20代にとっての「誰も知ることのない明日へ」って、いまの自分くらいの頃なのかなあ。

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