観光客より地元の人が多いウィーンの庶民派安いレストラン4つ

2018年5月10日
カテゴリー 旅行

ウィーン旅行の楽しみといえば?

オペラやオーケストラが筆頭にあがりそうなものですが、ド迫力の肉料理も忘れちゃいけません。

海のないオーストリアではシーフードよりも肉・肉・肉! 肉を大胆な方法で調理した料理が目立ちます。

じゃん! スペアリブです。ハーフサイズでも一人じゃ食べ切れない量。二人でシェアし、生ビールを一杯ずつ注文。合計なんと22.5ユーロでした。チップを置いても25ユーロにおさまります。ひとり12.5ユーロです。

スペアリブ

旅行中はぜひともこういう安くてボリュームもあるおいしいレストランばかりに当たればいいのですが、実際は。

ガイドブックやネット検索で簡単に見つかるお店は、観光客が行き交うエリアにあることが多く、地元の人に愛されるローカルレストランと比較すると、まずくはなくても値段にふさわしい味と量ではないことが多いです。

例えば、旅行者がまっさきに目指すシュテファン駅近くにある立ち食いスタンド。プリッツェル、ソーセージ、水2本で15ユーロもしました。あれこれソーセージにトッピングしたことが高くなってしまった原因でもあるのですが、立ち食いでもこの値段。

街中の立ち食い

ウィーン旅行は食費以外にもけっこうお金がかかりますよね。美術館や劇場へいくつか足を運べば、両替したユーロがすぐに底をつきます。

そこで今回紹介したいのは、ウィーン中心の繁華街よりも少し離れたエリアに所在する、レストランというよりも街の食堂と呼ぶべきお店です。

街の中心にあるレストランより2から3割も安く食べられます。安いからといって、料理に手抜きはありません。地元の人からも長く人気のあるお店です。本格的なオーストリアの名物料理を期待できます。

一見の観光客狙いのお店はサービスも雑なことが多いですが、常連客が多く集う今回のお店なら、居心地の良い対応と雰囲気で迎えてくれるはずです。

ぜひ地元民にまぎれて絶品のオーストリア料理を安く楽しく味わってきてください。

ウィーン おすすめのレストラン 選考基準

今回僕が勝手に選んだレストランの共通した特徴は以下の3つです。

  • 観光客よりも地元の人が多い
  • レストランというより食堂
  • 予算は2人で25ユーロ以下

観光客よりも地元の人が多い

今回紹介するレストランがあるのは、僕のアパート近郊です。John Strebeという地下鉄Uバーンの駅を中心にウィーン西駅までが範囲です。

今回紹介するエリア

観光客が真っ先に向かうところといえば、シュテファンスプラッツ駅(Stephansplatz)のあたり。

City 20180510

こういう観光客を狙ったエリアばかりで食事すると財布が悲鳴をあげます。

ウィーンという街自体が小さく、鉄道、トラム、バスなど公共の交通機関はすごく便利に発達しています。20分ほど中心から外れてみましょう。

賑わうお店の中には、慌ただしく食事するおめかしした観光客よりも、普段着姿でランチやディナーを楽しみながらくつろぐ地元民のほうが多くなります。

レストランというより食堂

近所の家族やカップルが気兼ねなく通えるお店です。

こんなふうに内装は今風に小洒落たものではありませんが、温かみのある居心地のよい空間になってます。

店内の雰囲気

ひとりでも遠慮せずに入れる雰囲気ですね。昔から馴染みのお客さんなのでしょうか。1人でビールを1杯だけひっかけて帰るお客さんも何人か見ました。

予算は二人で25ユーロくらい

どのお店もメイン料理が2人でシェアするのにちょうどいい量です。

オーストリアのビール、おいしいですよね。二人でビールを1杯ずつ注文して、会計は食事と合わせると、だいたい25ユーロくらいに落ち着きます。日本円にすると3,300円、ひとりあたり1,650円です。

味への満足感、量への満腹感を考えると、これで1,650円はお得ですよね。

Bieriger: オーストリア料理定番のシュニッツェル

それでは、1店舗目としてオーストリア料理定番のシュニッツェル(Schnitzel)がおいしかった「Bieriger」から紹介していきます。

Schnitzel 20180503

シュニッツェルはドイツでも食べられているオーストリアの名物料理です。

簡単にいうとビフカツやとんかつのことで、基本は仔牛を調理したカツレツ。ポークやチキンのバージョンもあり、その場合はとんかつ、チキンカツとなります。

オーストリア料理が食べられるレストランなら、たいていどこにでも置いてあり、実はあまり店ごとの味に差はないんじゃないかなあと思っていますが、大きさや付け合せの料理が店によって違います。

Bierigerのシュニッツェルは、お皿からはみ出さんばかりのサイズが印象的です。大きな見た目にびっくりしますが、日本のカツとは違って、薄く叩かれた肉はサクッと軽く揚げられているので、意外にパクパクと口に入ります。でも、結局は食べ切れない量に白旗で終わるのですが。

付け合せのポテトサラダは、少し酸味が効いたドレッシングがかけられています。シュニッツェルの攻撃が続くとさすがに油っぽさがひつこくなってきます。合間にこのポテトサラダを挟みましょう。口直しになります。

一緒にプリッツェルもオーダーしました。塩っ気の強さがビールとの相性抜群です。

そしてお会計。レシートは撮影し忘れました。シュニッツェルとビール2杯で18ユーロだったと記憶してます。チップを置いても20ユーロを超えません。

Bierigerの場所。

Mariahilferbräu: ハーフでも特大! スペアリブ

冒頭に見せた肉。それがMariahilferbräuで食べたスペアリブです。

もう一度見せましょう。今度は全景です。豪快に肉を切る用のナイフが突き立てられていますね。

リブステーキ

肉の大きさを知ってもらうための図です。自慢じゃないですが、指の美しさには自信があります。わりと長いのですよ。それを軽々と超える大きさの肉の塊。完食するのに二人でも苦労しました。

でかい肉

お会計はいくら? スペアリブハーフサイズ + ビール2杯で22.5ユーロです。

mariahilferbrau レシート

ビールのサイズもしっかりパイント、500mlです。少し赤みがかったウィーンの地ビール「rotes zwickel」。

ビール

Mariahilferbräuの場所はここ。

Valenta’s stammbeisl: ローストビーフのステーキ。

Valenta’s stammbeislの店内。バーカウンターを見ると、古くから親しまれてきた歴史が伝わってきますね。

Valenta's stammbeislのバーカウンター

ここではツヴィーベル・ローストブラーテン(Zwiebelrostbraten)という、難しい名前の料理を食べました。

大量のフライドオニオンの下に牛肉のサーロインステーキが隠れています。小豆色のソースに浸っていて、あまり食べたことのない独特な味なのですが、サクサク玉ねぎの香ばしさとやわらかい牛肉の甘みにマッチしていておいしかったです。

Zwiebelrostbraten(ツヴィーベル・ローストブラーテン)

二人で取り分けた様子がこちら。つけあわせのじゃがいもも見た目通りホクホクで、口に運ぶ度に満腹中枢を刺激します。

Share zwiebelrostbraten inside 20180503

このお店ではデザートにアップルパイを頼みました。普通のアップルパイとは違って、パイがロール状になってます。

ヨーロッパのケーキは甘すぎることが多いですが、このアップルパイは程よい甘み。生クリームがひつこくなかったです。肉料理のあとに最適なりんごの酸っぱさのお陰で、食後のお口直しができました。

アップルパイ

サマータイムのウィーン。晩御飯の時間でも明るく、お店に入った時間はまだ日が出ていましたが、帰る頃にはこのとおり。テラス席はこれからの季節さらに居心地が良くなるでしょうね。

テラス席

お会計はこんな感じでした。二人でビールを1杯ずつ飲んで、デザートまで食べてこの値段です。

Zwiebelrostbraten receipt 20180503

Valenta’s stammbeislの場所。

Quell: ローストポークとグラーシュ

Quellも近所の家族やカップルが足繁く通う食堂です。店員さんがすごく親切で、慣れないメニューの詳細を丁寧にひとつひとつ説明してくれます。

僕らが選んだのはローストポーク。グラーシュのSサイズにもちろんビールもオーダーしました。

ローストポーク

テーブルを占めるお皿の面積、そしてその上に乗るポークステーキの大きさに目が奪われます。

つけ合わせはザワークラウトとお団子。オーストリア料理は全般的にしょっぱくて味が濃いです。この一品も例に漏れず。ザワークラフトとお団子が箸休めになります。

ハムと団子

牛肉のシチュー、グラーシュ。これもオーストリア料理の定番ですよね。

グラーシュ

珍しく料理を2品注文したので25ドルを超えてしまっていますが、味と量を考えると全然損した気にはなりません。

Quell レシート

Quellの場所。

以上、個人的に大のお気に入りのレストランを4店舗紹介してきました。

ウィーンのレストランは土日が休みのことが多いです。営業しているかどうかを確認してからお店に行くことを強くおすすめします。お店の住所や営業日は文中に記した公式サイトでチェックするのが確実です。

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