丸裸にしてやれ!ライバルサイトを5分で分析する方法と無料SEOツール
こんなこと気になりませんか?
「自分以外のサイトがどうやって検索結果上位表示に成功しているのか?ネットで儲けているのか?」
今回はそれを知るための方法とSEOツールを紹介します!
ネット上は激戦です。でも、勝ち目がないところでの勝負を避け、弱点だけを攻められれば勝利は間違いありません。ライバルサイトが何を武器にし持ち、どこが弱点なのか、ライバルサイトを丸裸にしてやりましょう!!!
その手順は以下の通りです。ツールの使い方も含めて説明します。
分析する手順
1.まずはキーワードのピックアップ
敵の城に乗り込むなら、事前にその城の大きさと敵の量を知っておいた方がいいですよね。そのために便利なのが「キーワードツール」です。
キーワードツールを使うと、
- 自分のビジネスに関連するキーワードをたくさん見つけ、
- 自分のサイトやブログに関連するキーワードもたくさん見つけて、
- そこからライバルとお客さんの数を推測できる!
のです!!!
それでは順番に説明していきますよ
- 1-1.自分のビジネスに関連するキーワードをたくさん見つける
-
何か一つあなたの業種や商品に関連するキーワードを入力して[検索]をクリックしてみると、それに関係するキーワードの組み合わせがたくさん並びます。
このキーワード全部が、あなたのお客さんが検索に使うキーワードとなります。SEOを行うなら、ここに出てくるキーワードを意識しましょう。ライバルもこれらのキーワードを検索する人を狙っています。
- 1-2.サイトに関連するキーワード
-
サイトのアドレスを入力し[検索]すると、サイトの内容と関連性が高いキーワードが表示されます。
全く関係ないキーワードが並んでいる場合は、あなたのサイトの内容が検索エンジンにちゃんと伝わってないかもしれません。そんなときは、各ページの内容や構成を見直してみましょう。
ここに並ぶキーワードも、ライバルとあなたで上位表示を競争するキーワードになります。
- 1-3.ライバルとお客さんの数を推測する
-
関連キーワードには競合性と検索回数が一緒に表示されています。
競合性はライバルの数を表しています。高ければ、ライバルの数が多いということです。
検索回数は文字通りそのキーワードが検索されている数です。その数が多い程、あなたにとってのお客さんが多いということになります。
SEOを行うときや、新しくページを更新するとき、新商品を考える時、などは、競合性が低く(=ライバルが少ない!)、検索回数が多い(=お客さんが多い!)キーワードを選ぶといいですよ!
このようにまずはキーワードツールを利用して、自分の関連のあるキーワードをピックアップするところから始めると、お客さんとライバルの数を知ることができます。
「検索回数が多くて競合性が低い(=お客さんが多くて敵が少ない)」キーワードで勝負ができればベストですね。
2.検索してみる
キーワードをピックアップしたら、次はそれを実際に検索エンジンで検索してみましょう! キーワードを検索するとライバルサイトのこんなことが分かります。
- ライバルの数
- タイトルの付け方
- 説明文の書き方
それぞれどんなところに注意して分析すればいいか説明しますね。
- 2-1.ライバルの数
-
以下に続く画像は「ウェブさえ」で検索した結果です。(「ウェブさえ」は固有名詞なので、あまりいい例ではありませんが…)
ライバルの数が件数に現れています。ウヨウヨいますね。これだけ多いと、検索結果の上位表示はなかなか難しそうです。
もし、会社名や自分と関わりが強いキーワードでも上位に表示されなければ、サイトの根本を見直した方がいいかもしれせん。当てはまるあなた、参考にできる記事があります。(→[SEO初歩]会社名すらヒットしない!?最悪の状況から脱出法4つ)
- 2-2.タイトルの付け方
-
検索結果には、ヒットしたライバルサイトのタイトルと説明文がセットで並んでいます。
このうち特にタイトルの付け方は、サイトを制作する上で、もしくはブログを更新する上で、何より慎重に考えなくちゃだめですよ! なぜなら、その付け方一つで、検索へのヒット率と検索した人からのクリック率が決まるからです。
検索エンジンは、検索に使われたキーワードを含むタイトルを検索結果の上位に表示します。それプラス、検索に使われたキーワードと一致する部分を太字で表示します。太字は目立つので、検索した人にクリックされやすくなるってわけです。
「検索にヒットさせる/クリックしてもらいやすくする」を目的として、タイトルを付けるときは必ず「検索にヒットさせたいキーワードを含ませる」ことを意識してくださいね。
- 2-3.説明文の書き方
-
説明文でも検索に使われたキーワードと一致する部分が太字になります。したがって、説明文の内容にも、ヒットさせたいキーワードを登場させることが重要です。
かつ、タイトルだけでは表現できなかったことを補足し、その先のサイトに思わずアクセスしたくなる内容にすることが重要ですよ。
3.ライバルサイトにアクセス
検索結果でライバルサイトのタイトルと説明文を分析したあとは、実際にいくつかサイトを回ってみましょう!
いくつかライバルサイトを巡ってみると、こんなことに気づきました!
- デザインが割とよく似ている
- レイアウトもあまり変わらない
- 3-1.デザインが割とよく似ている
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各業界や業種では、その業界業種の中で守った方いいデザイン上のルールがあります。
例えば、色づかい。食欲をそそるのは暖色系といわれ、それが飲食店のサイトに赤やオレンジがよく使われる理由です。医療系ならクリーンで衛生的な印象のブルーやグリーンの配色が多いですよね。
サイトのデザインを考えるときは、そのサイトに来るお客様の欲求や好みを意識することが重要です。その結果、同じ業界や業種ではサイトのデザインも似てしまうことが多いのです。
- 3-2.レイアウトもあまり変わらない
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ライバルサイト同士でレイアウトもよく似てしまうのは、それがサイトを見にくるお客さんにとって最も使いやすいレイアウトだからです。
下の図は、いわゆる「ふつー」のレイアウトで、パッと見は全く面白みがないかもしれません。でも・・・
お客さんは今までの経験から、自然とサイト内を巡回し求めている情報にたどり着く術を知っています。ヘッダー左上にはロゴがあり、それをクリックするとトップページへ、右上にはお問い合わせのページへ繋がるボタンがある、サイドバーには各ページを行き来するメニューがある。このようなことを無意識にも知っているのですね。
しかし、もし、普段慣れ親しんだのとはまったく異なるレイアウトならどうなるでしょう。お客さんは迷ってしまいます。
店内が迷路みたいにレジの場所が分からなければ、お客さんにとってストレスなのと同時に、お店にとっても利益になりません。そんな事態を避けるために、お客さんが普段慣れ親しんでいるレイアウトを採用しているサイトが多いのです。
せっかく自分のサイトを作るのだから、個性的でオリジナルなデザインを追求したくなるのは分かります。でも、まずはお客さんにとっての「使いやすさ」と「分かりやすさ」を意識しましょう。ライバルサイトと全く違う見た目にしても、それが実際に売上に結びつくかどうかは疑問ですよ。
4.ソースを見る
ライバルサイトの外見を見定めたら、次にチェックするのは中身です!
ブラウザにある「ソースを見る」という機能を使うと、サイトの中身、骨組みともいえる部分を覗くことができます。ウェブさえが使っているブラウザは「Chrome(クローム)」です。Chromeの場合は上の写真のように、[表示 > 開発管理 > ソースを表示]でソースを表示します。他のブラウザにもソースを表示するメニューがあるはずですよ。
ソースを見てその意味をきちんと理解できるには、HTMLの知識が必要です。(初心者さんゴメンナサイ。でも、)サイトを自力で作らなくても、ちょっとした基本を知っていれば色々な場面で役立つのでぜひ前向きに勉強してみてくださいね!ウェブさえでも、機会を見つけてHTMLについてちゃんと説明していくつもりです。
ソースを見るとライバルサイトのこんなことが分かります。
- 使っている技術
- SEOの取り組み具合
- 4-1.使っている技術
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ソースはサイトの設計図ともいえます。それをうまく読解すると、どんな技術でそのサイトが作られているか分かります。
かっこいい!おもわずマネしたくなる写真のスライドショーや、超便利!クリックすると先頭にスクロールしながら戻ってくれるボタンなど、これらは、ソースを見れば、どうやって実現するのか分かります。
自分が知らないWeb制作の技術を学びたい人は、ぜひ色々なサイトのソースを見てみることをおすすめします。
- 4-2.SEOへの取り組み具合
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上位表示を実現しているサイトなら、何かしらSEOの施策を行っているはずです。
SEOの施策には、内部対策と呼ばれサイトの設計部分に工夫を加えることで上位表示を実現しようとする方法があります。それを意識的に行っているかどうかは、ソースの中の以下のHTMLに注目すると分かります。
- title:サイトのタイトルを囲みます。タイトルの付け方の参考になります
- meta discription:説明文を囲みます。簡潔にそのページの内容をまとめてるコツを学べます
- meta keywords:そのページに関連するキーワードを囲みます。重要するキーワードのピックアップの仕方を参考にできます
- h1〜h6:見出しを設定します。読みやすく文章をまとめるコツを学べます
- strong:語句や文章を強調します。文章にメリハリをつけるコツを学べます
このようにソースをみると、制作者の意図を具体的に知ることができます。完全に知るには確かに高度な知識が必要ですが、分かる範囲でも眺めていれば、自分のサイトに活かせる部分を見つけられるはずですよ!
4.SEOツールで詳細をチェック
ライバルサイト分析の〆になりました。最後は、そのサイトがどれくらいSEOに取り組んでいるかを完全に暴きます。「SEOチェキ」を使いますよ!
- SEOチェキの使い方は簡単!
-
SEOチェキは、分析したいサイトのURLを入力するだけで、そのサイトどんなふうにSEOに取り組んでいるのか詳細に把握することができます。もちろん自分のサイトも分析することができますが、今回は、ぜひライバルサイトのURLを打ち込んで丸裸にしてやりましょう!いろいろ分かるデータがありますが、そのうち重要なものだけをピックアップしましたよ。
- title・meta description・meta keywords・h1タグ:どんなキーワードに意識してSEOを行っているか分かります
- 被リンク数:サイトの人気の具合がわかります
- Googleページランク:Googleからの評価の度合いが分かります。
- ドメインの登録年月日:サイトの年齢が分かります。
- Yahoo!カテゴリ等、各ディレクトリの登録状況:有料のSEO効果が高いポータルサイトへ登録しているかどうかが分かります。
- Twitterのツイート数:Twitterでどれくらい話題になっているか分かります。話題になると圧倒的な数のアクセスを稼げるきっかけになります。
- facebookの「いいね!」の数:facebookでどれくらい話題になっているか分かります。話題になると圧倒的な数のアクセスを稼げるきっかけになります。
- はてなブックマークの数:はてなでどれくらい話題になっているか分かります。話題になると圧倒的な数のアクセスを稼げるきっかけになります。
いかがでしたか?
ライバルサイトがどれくらいSEOに意識的に取り組んでいるか、具体的なデータと一緒に分かったはずです。その後、自分のサイトも分析してみて、どこに差があるのか見極めて、改善へのヒントにすることが重要ですよ。
まとめ
今回は、「初心者さんにもWeb分析のとっかかりになってくれればいいなー」と思って書きました。ライバルサイトの分析方法とそれに使うツールの使い方は分かっていただけましたか?自分のサイトやブログを改善しようとしても、どこから手をつけていいか分からない人は、ぜひライバルサイトを分析から初めてみましょう。自分に足りないところが必ず見えてくるはずです!
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