【2024年ガチ比較表】ネットショップ開設するならどのショッピングカート？

利用者が多いほど、サービス側は儲かるのでさらに開発にお金をかけられます。
儲かっているサービスほど最新の機能が使えるってわけです。

また、利用者が増えるほど利用料を安くできるので、結局人気のサービスほどコスパが良くなります。

なので、違いがよく分からずどのショッピングカートにすればいいか迷っている人は、とりあえず今回の12種類から選んでおけば大丈夫です。

実際、できることはどのショッピングカートもほぼ同じです。
でも、操作性が少し違います。

同じことをやるにも、簡単なショッピングカート／難しいショッピングカートがあるんですね。

だから、必ずやりたいことをやる方法を無料期間で試すこと。
忘れないでください。

単に「安いから」を理由にプランを選んじゃだめですよ。
安いほうのプランを選んだにもかかわらず損することがあるからです。

一定の売上を超えると、無料プランより有料プランのほうが全体的なコストが低くなることもあります。
目標の売上を達成するには、どのくらいの費用がかかり、どんな機能が必要かを考え最適なプランを選びましょう。

最初の初期設定や商品登録の方法が難しくないか。
充実したヘルプやサポートが用意されているか。
などを基準に「◯／△／✕」で採点しました。

もちろん安く始めたほうが、お金の面で失敗するリスクは減ります。

しかし、安いサービス／プランは機能性が劣るので、売上をアップするためのポテンシャルが小さくなってしまうのも事実。

だから利用料金だけに目をつけず、目標の売上や求める機能に合わせたサービス／プランを選びましょう。

料金については以下の項目で比較してます。

■初期費用■
サービスを開始するために必要な費用です。
最初に1回だけ払います。

■月額費用■
サービスを継続的に利用するため毎月支払う費用です。

毎月かかる固定費はできるだけ下げるのがビジネスの鉄則。
しかし、月額費用が安いほど決済手数料が高くなることに注意しましょう。

■決済手数料（クレジットカード）■
商品販売時にかかるクレジットカード決済の手数料です。

この手数料が低いほど、売上の利益率が増えます。

月額が無料、あるいは、安いプランはほぼ決済手数料が高く設定されています。
そのため月間の売上によっては、無料より有料プランのほうが全体的にかかる費用が安くなります。

プランを選ぶときは、目標の売上に対してかかる手数料を必ずシミュレーションしてから決めましょう。

といっても、「おしゃれ」とか「かっこいい」とか、そういう見た目の印象よりも「使いやすさ」や「わかりやすさ」のほうが重要です。

もちろん、商品を見栄え良く見せることも大切です。
しかし、同じくらい「わかりやすいナビゲーション」や「決済しやすい画面」なども重要です。

単に見た目の良さばかりを追求せず、お客様に快適に買い物してもらいやすいデザインを目指しましょう。

ショップデザインについては以下の項目で比較してます。

■テンプレート数■
利用できるデザインテンプレートの数を比較しています。

数多くのテンプレートから選べるほうが、自分の好みやブランドイメージに合ったデザインを見つけやすいでしょう。

■HTML／CSS編集■
テンプレートを選んだあと、HTMLとCSSで手を加えられるとデザインをより個性的にすることができます。

■AIデザイン■
AI技術を利用してデザインを自動生成できる機能です。

画面に現れる質問に答えていくだけで、デザインができあがります。
便利ではありますが、今のところまだ最終的に手を加え調整しないと本番で使えるだけのクオリティにはならない感じ。
デザインセンスに自信のない人にとっては重宝する機能かもしれません。

■スマホ対応■
必須の機能なので、全ショッピングカートが対応してます。

「スマホで買い物」はもう当たり前ですからね。

ショップのデザインはもちろん決済画面もスマホで見やすく使いやすいほうがいいでしょう。

見ている側の画面幅に合わせてデザインが自動的に調整される方法「レスポンシブデザイン」が、スマホ対応における一般的な方法です。

システムに関しては以下の項目で比較してます。

■独自ドメイン■
自分だけのドメイン（オリジナルの住所）でショップを運営できるかどうかを比較しています。

個人的には、アドレスを覚えてもらいやすくなり、また、アクセスを増やすときに有利な面があるので独自ドメインは必須だと思ってます。

■SSL■
セキュリティに関する機能で、これもネットショップにとって必須の機能といえるでしょう。

SSLは、ネットショップへアクセスしているときの情報漏洩や盗聴を防ぎます。
ネットショップはクレジットカードや名前、住所など漏れると危険な個人情報を扱うので、必ずSSLに対応しておくべきです。

■店舗レジとの連携■
実店舗を持つ人には便利な機能です。
レジでの売上や在庫管理をネットショップと一元化できます。

店舗で売れた商品にネットから注文が入ってしまうと、ややこしいですからね。
将来的に複数店舗を目標にする人にとっても、あると便利な機能です。

販売方法については以下の項目で比較してます。

■商品登録数■
登録できる商品の数です。
売りたい商品の数に合わせて選びましょう。

■商品画像数■
一つの商品に登録できる画像の数です。
多くの画像を使えたほうが商品を詳しく見栄え良く紹介できます。

■電子チケット■
イベントやサービスの電子チケット販売ができるかどうかを比べています。
まさに「電子チケット」と呼べる商品に対応しているショッピングカートは少なかったです。

■定期販売■
定期的に商品を購入するサブスクリプションモデルが実装できるかどうか。

定期販売は、顧客の継続的な収益を確保できるので利益率が高い売り方です。
手持ちの商品をいかに定期販売に対応させられるかを考えてみてもいいでしょう。

■ダウンロード販売■
デジタルコンテンツのダウンロード販売が可能かどうかです。
電子書籍や音楽など無形の商品を販売できます。

■予約販売■
新製品を発売前に予約受付することができる機能。
発売前に需要を把握できるのでリスクの少ない販売計画を立てられます。

■あと◯円で送料無料■
特定の金額以上の購入で送料無料になるプロモーションを設定できます。

顧客の購買意欲を高める効果的な方法です。
自分自身の経験を振り返っても、あると確実に売上に影響する機能でしょう。

■販売期間設定■
販売期間を限定して商品を売れる機能。

希少性をアピールするのも購買欲を高めるのに有効です。
まあまあくらいの欲しい商品でも、明日までしか手に入らないとなると買いたくなるんですよね。

■バリエーション価格■
サイズや色など、同じ商品に対してバリエーションごとに異なる価格を設定できる機能です。

■年齢制限販売■
年齢制限のある商品の販売管理が可能かどうかです。
法律的に年齢制限が求められる商品を販売する予定なら必須の機能でしょう。

■シークレット販売■
会員や特定のファンなど顧客を限定し販売できる方法です。

■名入れ■
商品に顧客の名前などのテキストを入れるカスタマイズ販売が可能かどうかです。

もし「名入れ機能」がなくても、商品購入後にお問い合わせフォームで名入れの希望を送ってもらったりすれば一応は対応できます。

■ギフト■
商品をギフトとして購入し、異なる配送先に送る機能があるかどうかです。

忙しい現代社会、プレゼントやをネットで検索後そのまま購入したい人は多いでしょう。
ギフト機能に対応しておけば、ギフト需要を漏らしません。

■数量限定販売（一人◯個まで）■
一人あたりの購入可能数を制限することができるかどうかです。
公平な購入機会を提供できます。
転売を防ぐためにも有効です。

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済など、対応している決済手段によって買うか買わないかを決める人は多いです。
できるだけ幅広く対応できる決済手段を用意しておきましょう。

■メールマガジン■
顧客へメールを一括送信できる機能です。

DMやちらしと比較して低コストで顧客に直接情報を届けられます。
効果を測定しやすい点もメリットです。

■クーポン■
クーポンも顧客の購入意欲を刺激できる集客ツールです。

■SEO対策■
SEOは、検索経由のアクセスを増やすための取り組みのこと。
SEOへうまく取り組んでいけば、検索結果の上位表示が可能となりネットショップへのアクセスを増やせます。

ただ注意したいのは、ショッピングカートに備わるSEO対策の機能は、基本的な設定をサポートしてくれるだけのもの。
この機能が備わっているからといってメキメキアクセスが増えるわけではありません。

SEOで効果を上げるには、別に特別な工夫へ取り組んでいく必要があります。

■Instagram連携■
Instagramでお店の魅力を広く伝え、より多くの人に注目してもらいたいなら、必要な機能でしょう。

■TikTok連携■
TikTokは特に若い世代へアピールしたい場合に効果的です。

TikTokユーザーが参加したくなる企画をたくさん打っていければ、その拡散しやすい特性を活かしブランドの認知を一気に広げる機会を得られるでしょう。

■note for shopping■
ノート型SNS「note」での販売連携が可能かどうかです。

noteは、文筆でつながるタイプのSNSです。
InstagramやTiktokとは異なるターゲットへアプローチできます。

■Google広告連携■
Google広告はネットショップの集客の欠かせません。
連携機能があると、手間を少なくGoogleで広告を出し集客効果を得られます

■商品レビュー■
商品レビューは顧客の購買意欲に大きく影響します。
あなたもレビューを当てにして商品を買うことが多いのではないでしょうか。
ショッピングカートの中には、商品レビューに対応していないプランもあるので注意が必要です。

■多言語対応■
複数言語に対応しているかどうかです。
海外をターゲットにしたいなら必須の機能でしょう。

■外貨対応■
異なる通貨での決済が可能かどうかです。
現地の通貨で決済できるほうが海外の顧客に受け入れられやすくなります。

■カゴ落ちメール■
個人的にかなり重要な機能だと思ってます。

購入途中で離脱した顧客に対して自動的にメールを送り、繰り返し購入をプッシュできる機能です。

カゴに入れたまま決済に至らないケースは、実は7割もあると言われています。
かご落ち客をうまくターゲットにできるだけで、売上は大きく増やせます。

■CSV商品一括登録／CSV送り状出力／CSV注文情報出■
商品が増えるほど、商品の登録作業や在庫管理が難しくなります。
CSVに対応していればそれぞれ一括に管理できます。

他のレジシステムや配送ツールを持っている場合、連携にも便利です。

■PDF納品書出力■
納品書をそのままPDF形式で出力できる機能です。
PDFへ直接出力できなくてもPCで変換できるので、必須の機能ではありませんが、あるに越したことはないでしょう。

■freee会計連携■
クラウド会計ソフト「freee」との連携が可能かどうかです。
売上と経費を自動で取得し仕分けしてくれます。

会計業務が苦手な人は多いでしょう。
税理士を雇うほどの余裕がない小規模事業主も多いですよね。
Freeeはそんな人達の強い味方になってくれます。

分析機能については以下の項目で比較してます。

■独自のアクセス解析■
サイト訪問者の行動を分析できる独自の機能があるかどうかです。
独自の機能が備わっていると、難しい設定作業なしで分析が可能となります。

■Googleアナリティクス■
Googleアナリティクスとの連携が可能かどうかです。
独自のアクセス機能が備わっていたとしても、より詳細に分析が可能なGoogleアナリティクスの利用をおすすめします。

■コンバージョン計測■
コンバージョンとは、商品が売れたことを表す言葉です。

コンバージョンを計測できたほうが、売上アップのため具体的な改善案を見つけやすくなります。

コンバージョン計測機能は、単にコンバージョンの数を記録するだけのものもあります。

Googleアナリティクスと組み合わせれば、顧客がネットショップを訪れコンバージョンを発生させるまでの詳細な行動を分析できます。
売上を改善するのに非常に役立つデータを取れるので、できれば利用したいです。

ただ、常に電話が通じるとも限りません。
メールでの質問に返事が来るのも時間がかかるのが普通です。
FAQやマニュアルなどオンラインで参照できる資料が充実しているかも確認しておきましょう。