コロナで売上が落ちたお店の資金繰りに即効。リピーターの獲得にも効果抜群のEギフトカードとは?
今回は、売上げアップに効果的な方法を提案したいと思います。
対象は飲食店や美容室など店舗型ビジネスです。
- 客足が遠のいた時期でも売上を回復できる
- 即日現金化できるので資金繰りにも役立つ
- リピーターの獲得にも効果あり
上記の3つがメリットです。
いまぼくは実家のある京都に滞在してます。いつもは国内外の観光客で賑わっていた街がコロナの影響で本当に静か。
いつも行列を作っていたお店でも閑古鳥が鳴いてるくらいで、そんな状況をしのぐため多くの飲食店で始まったのがテイクアウト。
ユニークな鉄板焼とお好み焼きをワインと一緒に楽しめる「まんまるの月」。同じような張り紙を出している店が近所にたくさんあります。
これはこないだの週末。ひと気のない場所を選び空の下、テイクアウトしたパエリアのお弁当を楽しみました。
行ったことのないお店の味を気軽に試せる機会ではあるのですが、それよりもいつも賑わっていたお店が元気をなくしているのが寂しい。
なかには、売上がほぼほぼなくなって資金繰りがうまくいかず、たたまざるをえなかったお店もあるみたいです。
そんな状況の中、テイクアウトしているときによく思ってたのが、
「商品券」を売ってくれたら買うのになあ。
ということです。
ネットで発行できる商品券、「Eギフトカード」
「Eギフトカード」は、簡単にいうとネットで販売できる商品券です。
お店が自由に販売額と割引率を決められます。
お客さんはお店で現金代わりに使えるのはもちろん、お得なクーポン券としも利用できます。
以下の使い方の流れを見てみましょう。「Eギフトカード」のメリットが具体的に伝わると思います。
1. 店舗:Eギフトカードを販売
値段と割引率を決めた「Eギフトカード」を販売。お客さんに買ってもらいましょう。
すでに常連客がたくさんついているお店はサイトやLINEで宣伝したり、テイクアウトを始めているお店は店頭でお客様に直接すすめてもいいですね。
2. 店舗:現金が入る
「Eギフトカード」が売れれば、もちろんEギフトカード代の売上が発生します。
1000円の「Eギフトカード」が売れれば現金1000円、
5,000円の「Eギフトカード」が売れれば現金5000円が「今」入ります。
この現金収入が生まれるタイミングが重要。
「今」なんです。
お店に足を運んでくれるお客様が減ったこの時期でも、当面のやりくりに使えるお金を確保できるわけです。
3. お客様:「Eギフトカード」で払う
お客さんは近い将来、「Eギフトカード」を持ってお店に戻ってきます。
現金の代わりに「Eギフトカード」で会計。
4. お客様:お得に商品が買える
「Eギフトカード」にはお店が自由に割引や特典を加えることができるので、結果、お客様はお得に商品やサービスを購入できるというわけ。
店舗&お客様:両方ともハッピー
こうしてお店もお客さんも幸せになったとさ。
店舗
お店に来るお客様が減っている状況でも売上を期待できます。
特に店舗型のビジネスは固定費が大きいので、売上が減るとすぐに資金繰りが窮地に。
たとえ少しでも間近の現金収入は助かるはず。
お客様
お得な商品券をゲットできます。
売上激減の被害が深刻であまりに経営が回らなかったらお店が倒産してしまうリスクがあるのは事実ですが、応援の気持ちで買ってあげてもいいと思います。よく通っていたお店がなくなるのは本当に悲しいので。
さらに詳しく 「Eギフトカード」でできること
もう少し「Eギフトカード」で何ができるかを見ていきましょう。
- お店別の活用例
- 柔軟な割引設定
- プレゼント用
- サイトやSNSで販売
- 即日現金化
この順番で紹介していきます。
お店別の活用例
「Eギフトカード」はお店の形態によって様々な活用方法が考えられます。
カフェ、喫茶店
常連客が多いカフェや喫茶店は「Eギフトカード」をもっとも売りやすいお店の形態です。
コーヒー10杯分の値段の「Eギフトカード」を9杯分の値段で売れば、お客さんは1杯分お得。
お客さんは、いつも決まって通っているカフェならまとめて買っておいても損はしません。お店のほうもまとまった売上をあげられるチャンスです。
レストラン・居酒屋
定食屋さんや居酒屋さんなら馴染みのお客さんも多いはず。
ぼくの事務所まわりではお弁当のテイクアウトを始めたお店がたくさんあります。店頭でお弁当と一緒に「Eギフトカード」をすすめられたら、きっと買っちゃいます。
ジム・スクール
テイクアウトやデリバリーに頼れない形態のお店は今の状況がもっと深刻です。
ただ、ジムやスクールは継続利用が前提の固定客をたくさん掴んでいるという強みがあります。
パーソナルトレーニングや語学レッスンなど、将来のクラスや授業に振り替えられるお得なチケットがあれば、会員さんたちに喜ばれるんじゃないかなと思います。
美容室・整体院
密な接客を避けられないサロン系の店舗も深い打撃を受けてますよね。
技術を信じいつも指名してくれるお客さんが、心配なくお店に足を運べる時期を待ち遠しく思ってます。
今度、心配なくお店に来られるときに使えるクーポン券を発行してみてはいかがでしょうか。
ゲストハウス・ホテル
こうなる前の京都は、観光客の数に宿泊施設の供給が間に合ってませんでした。
ところが今は、誰も泊まってくれないので廃業の危機にひんしているところもあるくらいの状況。
でも、この時期をしのげば必ず人出は戻ってきます。そのときを信じて、将来宿泊券として使ってもらえるバウチャーを販売してみるのはどうでしょう。
「Eギフトカード」だからできる柔軟な割引設定
固定で金額や割引率が印刷されてしまうタイプの金券・商品券とは異なり、「Eギフトカード」は柔軟に割引率や販売料金を変えられます。
割引例1)クーポンコードでコードを知っているお客さんだけ割引
クーポンコードを発行し、特定のお客さんにだけ割引を提供することができます。
いつもの常連さんだけをごひいき、あるいは、新規のお客様に限った優待などが可能です。
割引例2)プロモーションで一斉にディスカウント
すべてのギフトカードに割引を適用することもできます。
限られたお客様だけとかケチなことをいわず、ギフトカードを買ってくれたお客さん全員を優遇したいときに使える方法です。
プレゼントとしてメールで贈れる
入力したメールアドレス宛に「Eギフトカード」をプレゼントできます。
お店もプレゼントされた人も喜ばせることができる素敵な方法ですね。
ネットで販売可
「Eギフトカード」はオンラインで販売可能。上のが販売ページの例です。
販売ページのURLにリンクを張れば、お店のホームページやプライベートのfacebookなど、インターネット上の様々な場所で販売できます。
お店のホームページを持ってない人は、この機会に作ってみるのもいいでしょう。
以下の方法なら無料で本格的なホームページを作れます。
即日現金化
売れた「Eギフトカード」のお金は最短で翌日にはあなたの銀行口座に入ってきます。
お店の資金繰りに苦労するこの時期。少しでも直近で現金が入ってくるのはめちゃくちゃ嬉しいはずです。
「Eギフトカード」の作成・販売方法
「Eギフトカード」を作って売るのは簡単、だれにでもできます。
必要なのは「Square」へのユーザー登録だけ。
「Square」とは?
もともとは決済代行会社で、弊社ウェブさえでも、お客様がクレジットカードで払いたいとき「Square」の決済システムを利用してます。
- Squareとは? 参考リンク フリーランスです。クライアントに「クレジットカード払いで」と言われたら?<Squareが評判良いよ
「Eギフトカード」 利用は無料
- 初期費用: 0円
- 維持費: 0円
- 販売手数料: 3.25%
かかる費用は、「Eギフトカード」が売れたときだけ発生する「Eギフトカード代 x 3.25%」の手数料だけ。
つまり、Eカードを作って売るだけならタダということ。
たとえ売れなくても、固定費がないので損はしません。
だったらやるしかない。
販売開始までの流れ
下記のとおり4ステップを済ませるだけです。
- 「Square」へ登録
- デザインを選ぶ
- 販売価格を決める
- 販売開始
1. 「Square」へ登録
まず必要になるのがユーザー登録。
下記のリンク先で無料で登録できます。
2. デザインを選ぶ
「Eギフトカード」のデザインを選びましょう。
オリジナルのデザインで作ることもできます。お店のショップカードがあれば、それを模したデザインなんていいですね。
3. 金額を決めましょう。
最低価格と最高価格も設定できます。
4. 販売開始
以上で販売準備は整いました。
販売ページのURLが管理画面に現れます。
このURLをお客様へお知らせしたり、サイトやSNSで宣伝したりすれば、販売スタート。
以上です。
近所のよく行ったあのお店も「Eギフトカード」を始めてくれたら買うのに。
そう思って書いたこの記事があなたのお店にも役立てば幸いです。
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