facebook広告の効果はいかに?求人してみました。

Author: ウェブさえ |
2021年1月30日
カテゴリー SEO/マーケティング
本ページに記載の商品・サービスはプロモーションを含みます。
B!

スマホからでもポンと出せるfacebook広告。

予算を小さく始められるのでお財布に優しい。facebookならではの拡散力によって、新しい見込み客と出会えるチャンスが期待できます。

今回、利用したのは人材発掘が目的でした。

ベトナムはダナン在住ベトナム人の獲得へ向けて求人広告を出してみたのです。ダナン在住で特に日本語を勉強中のベトナム人のアルバイトを求めて。

はてさて、そんな人材をfacebookの求人広告で獲得できたのか?

新しいスタッフ

出会えました! 日本語スキルはまだまだですが真面目で将来有望な若者です。

日本語検定3級の合格を目標に勉強しています。会話が通じないときは筆談も交えてコミュニケーション。

筆談中

今回は広告のターゲットが異国ということもあり、効果をあまり期待していなかったんですが、facebook広告のセグメント機能と拡散力の強みを改めて思い知る結果となりました。(セグメント機能と拡散力については後述します)

広告といえばリスティング広告。最近ますます高騰するクリック単価に頭を悩ませている方は多いと思います。

SEOへの転換を迫られている方もいるのでは? SEOはSEOで、近頃は順位アップにだいぶ苦労が必要になってきてますが><

Facebook広告とリスティング広告では、ターゲットがずれます。でも、facebook広告ならではの機能を理解すれば、リスティング広告級のコンバージョン率も現実的です。

今回の記事で、リスティング広告との違いも含めて、facebook広告の機能と効果をレポートするので、この機会に新たな宣伝方法を試してみるのはいかがでしょうか。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

facebook広告とは?

まずは簡単にfacebook広告とはどんな広告かを説明してみます。

今回の求人広告で僕が特に「fb広告、いいね」と実感したポイントは以下の2つです。

  • セグメントでターゲットを限定できる機能
  • 拡散力

セグメントでターゲットを限定できる機能

広告を見せるターゲットを特定できる

セグメントっていうのは、広告を見せる相手を絞る方法のことです。

今回の求人広告で、ターゲットして狙っていたのは、以下のような人たちです。

■日本語を勉強中
■ベトナム人
■ダナン在住
■大学生くらいの年齢

かなり限定的な範囲ですね。

広告はターゲットを絞るほど、当然、費用対効果が上がります。

facebook広告では、地域はもちろん、年齢、性別、関心のあること、などで広告を見せるターゲットを細かく指定できるのですね。

このセグメントをうまく工夫すれば、なんとFacebook広告のターゲティング精度は97%らしいです。(ほんまかい? すみません。この数字のソースはみつけられませんでした)。

ちなみに他の広告媒体は25〜30%といわれています。FB広告のセグメント、圧倒的な精度ですね。

拡散力

広告をさらに宣伝してもらえる

広告の反応がベトナム語でダイレクトに返ってくるのが面白かったです。

facebook広告は、普通に友達の話題と一緒にニュースフィードに流れてきます。

ユーザーがいいねやコメントを付けられるわけですね。

ベトナムで現地の若い人たちと遊ぶとびっくりするのが、facebookの影響力。知り合うと、必ずといってもいいほど、まずfacebookの交換から始まります。

近況を投稿すると、いいねやコメントの付き方が半端ないです。

広告でも、友達の投稿くらいに反応が良くてびっくりしました。ポポンポポンポンといいねだけでなくコメントでもリアクションしてもらって、その度に広告の露出が拡散していきます。

友達同士で共有してくれるパターンも多かったです。「日本語可」という求人の条件に自分はあてはまらなくても、日本語を勉強してる友達がいると、その友達向けにコメント付きで広告をシェアしてくれるんですね。

facebook広告の費用対効果

セグメントでターゲットを特定し、拡散力によって、見て欲しい人達に広告が届いた結果はこのような感じでした。

facebookの費用対効果

広告費の総額は5000円。広告期間が7日間だったので1日換算すると714円。

広告はなんと16,569人のfacebookユーザーへ見てもらうことに成功。

エンゲージメントは567。エンゲージメントはいいねやコメントなどユーザーからの反応をいいます。567のリアクションは、想像以上に多かったです。

ゴールをどこに設定するかは、広告ごとに違います。もし認知を広げることが目的なら、ターゲットを絞った上でこれだけの反応を得られたという結果は、なかなかのコストパフォーマンスだと思います。

今回の求人広告のゴールは、facebook上のエンゲージメントではなく、人材獲得でした。冒頭で紹介したオットコマエのヤングマンをひとりを採用できたので、費用対効果としては1人5000円で獲得できたことになります。

ベトナムで求人するためのコネがぜんぜんなく、普通に人材を探すとなるとだいぶ苦労すると思うので、それも前提に考えると、今回のfacebook広告の費用対効果には、かなり満足しています。

facebook広告かリスティング広告か、比較

ここからは、リスティング広告との違いに着目してみます。

リスティング広告と比較すると、FB広告のメリットとデメリットがわかります。リスティング広告とfb広告、どっちが優れているということでありません。目的に応じた使い分けが重要だということに気づきます。

まずはfacebook広告 vs リスティング広告。比較表ですね。

FB広告 リスティング広告
難易度 ×
ターゲット 潜在層 顕在層
拡散力 ×
費用 ×
広告の種類 ×

facebook広告、リスティング広告。どちらも得意/苦手な分野があります。「○か×」だけで表すのは、本当は難しく、以下の説明で補足していきたいと思います。

FB広告はスマホからでも簡単に出せる

広告を出すまでの設定は、facebook広告のほうが圧倒的に簡単です。スマホから、画面を数回タップするだけです。

タップするだけ

リスティング広告は、まず管理画面の見方に慣れなくちゃいけません。広告の効果を最大限に引き出すには、キーワードの選定や広告文の創出にセンスとスキルが求められます。

もちろFacebook広告も最大の費用対効果を得るためには、セグメントや予算など、いろいろな設定の工夫が必須。でも、最初の広告を出すまでの難易度が、リスティング広告よりもだいぶ低い。スマホからも広告を出せる手軽さです。

何事も最初のハードルが低いほど始める気になります。一度始めてしまったほうが、学習意欲も湧きやすいですよね。

思い立ったが吉日。とにかく広告を出してみましょう。それで反応を見ながら、上手な広告利用の方法を学んでいく。

こういう入り方がしやすいのは、リスティング広告よりも断然facebook広告の方ですね。

facebook広告は、手元でちょこちょこっとスマホをいじくれば広告を出せる手軽さです。ホームページやブログを開設した直後は、とにかくアクセスがほしいですよね。そういうときにも便利です。

潜在層へアプローチできる

  • 潜在層
  • 顕在層

広告を展開するときはよく、ターゲットをこの2種類、「潜在層」と「顕在層」に分けて戦略を練ります。

簡単に言えば、潜在層はまだ自分の欲を意識できていない人たち。

一方の顕在層は、自分の欲を意識して解決方法を探している人たちを指します。

潜在層と顕在層

fb広告はどちらかというと潜在層へ接触しやすい広告です。

リスティング広告の方から先にターゲットの習性を考えてみると、「潜在層」と「顕在層」の違いを理解しやすいです。

リスティング広告は、ユーザーが自ら欲しいものや悩みをキーワードへ変えて検索する結果に現れる広告です。

ユーザー自身が自分の欲しいものであったり情報を求めながら見にくる広告なわけですね。カッコよく言うと、能動的に見られる広告です。

それに対して、facebook広告は、受動的に見られる広告です。勝手にニュースフィードに流れてくるのをたまたま見かける広告。広告を見て初めて、自分の中にあった欲が「あ、この商品欲しい」と眠りから目を覚まします。

つまり、隠れている需要を掘り起こしたり、知らない人へブランドを認知させたりできる効果が強いわけですね。

ターゲットを絞るセグメント

潜在層へアプローチする場合はどうしてもCVが低くなりがちですが、その弱点をセグメントの設定で強力に補います。

セグメントは、分けるという意味合いの言葉。以下のように、だれにでも広告を見せるのではなく、意図的に範囲を限定できます。

ユーザープロフィール

年齢、性別、学歴、交際ステータス、役職。ターゲットの範囲をユーザーのプロフィールで指定できます。

性別、年齢、地域

位置情報

近所だけ、あるいは外国。広告展開したい地域を選択できます。

居住地

趣味・関心

ユーザーの興味のあることもセグメントできるのは、費用対効果を上げるのにめちゃくちゃ有利です。

興味のあること

その他、ユーザーのfacebook上での行動やつながりに紐付けてターゲットの範囲を決めることができます。

あらかじめターゲットをより好みできるので、広告が効かない相手にお金を費やすムダが減ります。

広告の種類が豊富。どれにしようかな

リスティング広告も、あれはあれで頭を悩ますのが楽しいんですよね。

が、facebook広告は視覚的に面白いのが多く、これも悩んじゃいます。広告したい内容と効果に合わせて、注目を集められるデザインを選びましょう。

写真にテキストを加えた広告はよく見かけますよね。写真広告以外に、以下のような、さらに見た目が派手な広告を選択できます。

動画広告

1枚の写真では伝えきれないほどの情報量。動画なら物語に変えて訴えることができます。

動画広告

カルーセル広告

1つの広告で最大10の画像や動画を表示し、それぞれに別のリンクを付けられます。

カルーセル広告

次になにかが隠れているスライドは、思わず覗き見したくなりますよね。モバイルの狭い画面を弱点にせず、多くの情報がそこにひそんでいることをユーザーへ意識させられる広告です。

コレクション広告

タイムラインに流れてきたら、引き込まれること間違いなし。

コレクション広告

作るのが大変そうですが、テンプレートが用意されていますよ。

全部の広告でモックアップ(試作品)を事前に作れます。以下をどうぞ。

広告予算を柔軟に設定できる

「表示するだけ」や「成約」など広告費が使われるタイミングを決められます。

予算の上限も決められますよ。求めている成果に合わせてた予算を組みやすくなってます。予算を組むと推定でどの程度の数にアプローチできるかわかります。

facebook広告の予算

1日の最低消化金額は$1~$5。

少なく試せるのは広告初心者には嬉しいですね。まずは最小限の予算で始めてみましょう。効果を実感できたら予算を拡大するという方法がよろしいかと思います。

facebook広告 まずはお気軽に

今回は求人広告で試してみましたが、ホームページやブログへのアクセスアップにも利用価値大です。

ホームページもブログも、まずは反応を得ることが大事です。どちらも「出来ばえ」を測るには、見てもらる人が必要ですよね。どこが良いか悪いかは見てもらう人がいて初めてわかるわけですから。

広告というと、出すまでの準備が大変そうでお金もかかりそうです。

でもfacebook広告なら、これまで説明してきたように簡単。

費用も小さく、特に潜在層へリーチできるので、特にホームページ/ブログの立ち上げ期で露出を高めたいときに役立ちますよ。ぜひ、お試しあれ!

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