タオ島はダイビング必修の透明度抜群で穏やかな海の楽園でした
タイのタオ島へクリスマスに行ってきました。天気、ホテル、食事、雰囲気と全部が期待以上に良くて大満足で帰ってきました。
一つ心残りなのがスキューバダイビングができなかったことです。ライセンスを持ってなくて、レッスンするほど時間に余裕もなかったです。
代わりにシュノーケリングを満喫しました。透明度が抜群で顔を水面にぽちゃんと付けただけでも、目前にトロピカルな熱帯魚の群れが横切ります。シュノーケリングでこれならダイビングしたら海中で失神するくらいにアガるかも、次は絶対にチャレンジしたいと思いました。
パンガン島よりもさらに穏やかな雰囲気なので、長く滞在するのにも向いてます。ネットもわりと良かったので、仕事するにも困らなそうです。
タオ島への行き方
サムイ島から行きました。パンガン島経由のフェリーで、合計4時間くらいでした。
チケットは事前予約可能です。ウェブ経由で予約したあと、プリントアウトしたチケットをチェックインカウンターで見せれば、チケットと交換してくれます。でも、よっぽどのハイシーズンでない限り、当日でも購入できると思います。
サムイ島からタオ島へ行く港はビッグブッダ近くのバングラ港でした。
航海の日はあいにくのどしゃぶり、海の上を行く途中は、荒い波と薄暗い空にテンションはだだ下がりです。
うっすらとタオ島の影が見えてきました。
不穏な天気と風景に、島流しにあってるようで不安が募るばかりでした。
サムイ島から3時間後、パンガン島を経てようやく船が港に着きます。待ち伏せするタクシーへの呼び込み要員を無視して、徒歩15分の距離にある予約済みのホテルまでは歩きました。
急勾配で舗装が甘い道を歩くのは、雨ならなおさら疲れます。途中で後悔、タクシーに乗っておけばよかったです。
ホテルにチェックインして、しばらくすると晴れ間が広がってきました。
サンセットが美しいです! やっとテンションが上がってきました。
透明度抜群のナンユアン島でシュノーケリング
ナンユアン島は、ロングテールボートでタオ島から10分程のところにあります。小さな小さな離島ですね。
目先に見えるのがナンユアン島です。写真は僕じゃありません。同乗したスウェーデンからの旅行者です。
タクシーボートは島のあちこちを結んでます。料金表です。ナンユアン島以外でもマンゴーベイやシャークベイなど、行ってみたいところは多くありました。いかんせん時間がなくあきらめました。
ナンユアン島、船の発着場を降り少し歩くと島へのエントランスがあります。美しい島を守るためにルールが決められています。ペットボトルと缶の持ち込みは禁止、シュノーケリングをするときに使うフィンもダメです。入島料としてひとり100バーツかかります。
エントランスを少し過ぎたら、ナンユアン島で最も高いところへ続く階段があります。もちろん登ります!
かなり急な坂道で最後は積み重なる岩を登ります。そして見える景色がこれです。
青のグラデーションがすごくきれいです。これから山を降りて、真ん中に見える砂でできた道を渡りビーチへ向かいます。
ビーチへ続く道です。人がたくさん見えます。プライベートビーチ派の人には、すこしがっかりする光景かもしれません。でも、もう少し深いところまで行けば、まわりにあまり人がいない場所を確保することもできます。
飲食持ち込み禁止のナンユアン島に唯一あるショップです。食事もとれますしビールやジュースも売ってます。
この海の透明度に感激しました! 肉眼でこの距離からでも底が見えます。
いざシュノーケリングします。
海の中です。こういう石の隙間には、小さくて可愛い熱帯魚が隠れています。もっと大きな岩もゴツゴツとたくさんあって、そのまわりではタイくらいの大きさの魚や口が長くてサンマほど細長い珍しい魚も発見できます。
帰りもロングテールボートです。来るときに帰る時間を船頭に予約しておくと、番号付きのチケットを渡されます。同じ番号が付けられたボートを見つけて乗り込みます。
帰る頃は、ちょうど日が沈みだす時間帯で、美しいサンセットを味わえます。とろけます。
タオ島での飲食
食べるところはたくさんあります。
海沿いには眺めが良くて、雰囲気の良い音楽もかかるレストランがたくさん並んでます。この日はクリスマスだったのでクリスマスソングがガシガシかかるパーティー真っ最中のバーもありました。
タオ島の全体的な物価は高いと感じました。観光で成り立つ島ですからね。観光客エリアでの飲食は、やっぱりそれなりの値段です。屋台を利用したり、ちょっと距離を外せば、安く済ませられます。
タオ島での移動手段
僕はバイクを借りました。レンタルバイクは24時間で250バーツでした。
バイクをレンタルするとき、傷がないかどうかを写真に残しておくことをおすすめします。故障代は実費です。責任がない故障に対して証拠を示せるようにしておけば安心です。
タオ島の道はめちゃくちゃデコボコしてます。急に深い穴が現れることも多いので、注意して運転しましょう。実際、バイクが原因でケガをした人と何人か出会いました。ギプスや松葉杖で歩いてる人もよく見かけました。
ホテル インタッチリゾートは結構オススメ
宿泊したホテルは、サイリービーチに位置する「インタッチリゾート」です。
口コミを見ると良い/悪い、両方に意見が分かれているようでした。ルームタイプがいくつか選べて、僕はデラックスに宿泊しました。デラックスに泊まっている人による評判はわりと良いみたいで、僕も特に不満はなく快適に過ごせました。
部屋の広さはまずまずで、テラスつき、シャワーの温度と勢いもタイレベルで考えると満足でした。
最も気に入ったのが併設しているレストランです。ビーチに突きだしたテラス席で食事をできます。ゆっくりサンセットを眺めながら、おいしいものを食べるのは最高です。
明るい時間帯はこの景色がレストランから拝めます。解放感がなおさら広がります。
定番のパッタイは、どこで頼んでもハズレなしですね。ここでもおいしかったです。
以上、穏やかにのんびり過ごせるタオ島の滞在記でした。必ず近いうちに戻って、次こそダイビングしてやるという気持ちです。
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