ミャンマーの今を視察。起業したいならヤンゴンへ行け。

Author: ウェブさえ |
2019年8月20日
カテゴリー 旅行
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B!

ミャンマーの今を見てきた。起業するならヤンゴンへ行け。

わずか二泊三日でしたが、タイで食品流通の会社を経営してる社長さんに連れ添って、ミャンマーはヤンゴンの視察に行ってきました。社長さんはもちろん食品に関わる流通と市場調査を、僕はITの普及具合を知ることが目的です。

結論から言うと、どの分野でも進出するならホントに「今でしょ!」な感じでした。オレ色に染めるなら、まだ未成熟なうちのこのタイミングで手を出しておいた方が良さそう。そんなビジネスチャンスありありの雰囲気が街中から漂ってました。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

街全体が工事現場

開発中の道路

ヤンゴンを一言で表すなら「工事現場」。それくらい至る所で地面は掘り起こされ、物が建てられてました。街全体を開発してる印象でした。

コンドミニアムの建設も多く目にしました。不動産価値が急激に上昇しているみたいで、胡散臭い投資話もたくさん行き交ってるようです。安易にダマされないようにしなくちゃ。

IT系スクールの生徒募集

IT技術のスクールの広告

街を歩くとIT系スクールの広告を発見! CAD、プログラミング、Web系技術のスクールが生徒募集をしてるみたいです。「アジア最後のフロンティア」と称されるミャンマーは、IT系の人材にも期待が高まってます。

専門大学

医科大学

ホテルの前は医科大学でした。コンピューターを専門にする大学も別の場所にあり、最近は韓国のLGがITに関する教育支援を実施する旨を発表しました。IT系人材の充実が今後ますます進むことが予想できます。

インフラ整備はまだ

SIMカードによるネット接続速度

インフラはまだ弱く、スマホに現地のSIMカードを挿して速度を測ってみるとこの通り。

運良く、ヤンゴンに駐在してる友達と会えました。なかなかの実力派でITインフラを整えるべく日本から派遣されてます。話を聞くと、インフラが整う以前にスマホが普及し過ぎちゃってて、ネットの回線がパンク状態。確かにスマホと戯れてる若者をたくさん見ました。

iphone5cの販売価格

これはショッピングモールで見たiPhone5Cの値段です。日本円で約57,000円。ミャンマー人の月給は平均8,000円くらい。それでよくこの値段を出せるなあと思っていると、前出の友人いわく、闇市が先行してるとのこと。激安でスマホやSIMが出回るもんだから、インフラ整備を待たずにネットユーザーが激増しているそうです。闇市を破壊することもインフラ整備の一部ということで取り組んでいるそうです。頑張れ友達!

スーパー視察

トマトの値段

食材の流通具合も見てきました。トマト17円。こんなに一杯袋に入ってます。

人参の値段

人参は27円。一本じゃなくて一束3本のお値段です。

ピーマンの値段

ピーマンは17円。ローカルで採れる野菜なのでこの値段ですが、オレンジなど輸入食材はやっぱり高かったです。

スーパーで写真を撮ってると、セキュリティが駆け寄ってきました。「撮影するな!」と怒られました。情報の流出を嫌っているのでしょうか。見たこともないほど大きなスイカがあって、それだけは撮影したかったなあ。

中古車もいっぱい

中古車販売

日本車が目立ちました。道路沿いにたくさん並ぶ中古車屋さん。

コンビニはまだない

道端のローカルショップ

タイでも台湾でも、街角には必ずコンビニがあります。異国の地で、日本でもおなじみのセブンイレブンやファミリーマートをみると安心しますよね。

ミャンマーにはコンビニ形態の何でも屋はまだありません。目につくのはこのようなローカルショップです。品揃えは表向きに反して意外に豊富でした。食材から生活用品まで何でも売ってます。

賑わうロッテリア

ロッテリアの店内

コンビニはまだですが、ファーストフードはロッテリアが進出してます。韓国資本ですね。ちなみにマクドナルドもスタバもまだです。

なにやら世界一の売上を誇るロッテリアがあるとのことで行ってみました。確かに大賑わい。ひっきりなしにお客さんが入ってきます。身なりもキレイなお金を持ってそうな若者たちでテーブルは埋まってました。みんなスマホで写真を撮ってましたね。SNSの普及も加速してるみたいです。

ロッテリアのメニュー

日系のファーストフードはフレッシュネスバーガーが進出したばかりです。立地が悪いのかなかなか苦戦しているようでした。飲食店で進出を狙うなら、ターゲットに合わせた立地を吟味することがなにより重要ですね。

もつ鍋

一方、こちらは富裕層が住むエリアにある居酒屋さんです。メニューの中心は焼肉と鍋でした。店前には高級車が泊まり、日本からの駐在員らしきお客さんに混じりミャンマー人や韓国、中国系の駐在員らしきお客さんで満席でした。

連れ添った社長さんのお得意様だったので、お店のオーナーさんとお話できました。なんとこの一年で、ヤンゴン市内の日本食レストランの数は50から200へと4倍に増えたそうです。今後ますます日本からはもちろん中国や韓国からの駐在員が増えます。世界的な日本食ブームはミャンマー人の富裕層へも広がりを見せてます。日本食レストランは、今からでもまだまだ進出する隙があるはずです。

道端のローカルフード

最後にこれ。おでん(?)屋台です。衛生上ハードルが高そうで挑戦できず。

ヤンゴンの治安は非常に良く、交通事故以外は身の危険を一切感じませんでした。気をつけなければならないのは感染症です。食中毒だけでなく、デング熱や狂犬病などのリスクが駐在員に与えるストレスは大きく、進出するならそのへんのケアも必要ですね。

ちなみに泊まったホテルはここ

ヤンゴンのホテル

バルコニーから有名なお寺が見えて、バスタブもあって、居心地は良かったですよ。(写真は下記サイトから)

以上!

ネットでもある程度の情報は得られます。でもやっぱり現地で活躍してる人の声を生で聴くと違いますね。街を歩けばリアルな状況を肌で感じられますし、なんだか刺激されすぎて、急に起業指向が高まりました。

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