ただ酒3杯飲めるプレモル工場見学は京都旅行の番外編におすすめ
京都にある隠れた名所を紹介します。サントリーのプレミアム・モルツの工場です。無料の見学ツアーに参加すると、なんと3杯もビールを試飲できるお得な企画を催してます。
工場見学当日は、このようにあいにくの天気でしたが、見学と試飲は全部屋根の下なので問題なくハイテンションで楽しめます。寒い日や雨の日のデートにも良さそうです。
京都には他にも寺や街など見どころがたくさんあるので、メインにするにはもったいないですが、近くには有名なウイスキー「サントリー山﨑」の工場もあります。はしごで見学ツアーを京都観光の番外編として組んでみるのもユニークです。
さて、工場へのシャトルバスが、JR長岡京駅と阪急の西山天王山駅から出ています。僕らは阪急の烏丸駅から向かうので、西山天王山駅を選びました。
シャトルバスが迎えにくる乗り場は、東口を出て右手の2番です。
バスが迎えに来る間、キオスクで準備したウコンの力を飲みました。「飲んでやるぞ」という気合がみなぎっています。
酒場へといざなうシャトルバスがやって来ました。行き先が、「SUNTORY 京都ビール工場」と光ってますね。
乗客は全部で3組くらいでした。お酒が好きそうな雰囲気が漂う、ひとり参加の男性もいました。一人旅でも、気軽に参加できます。
バスはJR長岡京駅を迂回して工場へ向かいます。思っていたより参加者が見えなかったので、あまり盛り上がってない企画なのかなあと思っていると、長岡京駅でどっさり乗ってきました。あとで聞くと、その日の見学者は満員御礼だったそうです。予約は早めにしておいたほうがいいですね。
5分程度走ると、工場が見えてきました。でかい筒状のタンクが見えます。「もしかして、これにビールがたんまり入っているの!?」 なんて素人丸出しの疑問が湧いてきます。もちろん、タンクの招待は工場見学時に判明します。
工場へ到着しました。
ロビーへ入ると、プレモルカラーのソファが並んでます。向こうに和風な中庭が見えます。
ガラス越しに写した庭園です。天気が良くなってきたようです。
ロビーにはプレモル缶をフレームにしたTVモニターがあります。プレモルのCMがリピートしてました。
プレモルと一緒に記念撮影もできます。
こういう遊びもできます。
さあ、ほろ酔いツアーの始まりです。
ツアーは3部制です。
- 1. ザ・プレミアムモルツ講座
- 2. 工場内見学
- 3. プレミアムモルツ テイスティング
最初にザ・プレミアムモルツ講座を受講します。
プレモルファンを自認する美しいガイドさんが、プレモルの歴史と製法について、わかりやすく講義してくれます。
ダイヤモンド麦芽というプレモルに使われている麦を試食します。噛み潰すと、炒ったような香ばしさを感じます。プレモルの濃い味わいと色のベースになるそうです。
プレモルの自慢は泡にもあります。クリーミーできめ細かな泡だけをテイスティングさせてくれました。
早く泡だけじゃなく、ビール本体も飲みたいです。気持ちを抑えて、工場内へ移動します。
仕込み、発酵、貯酒、濾過、パッケージングとプレミアム・モルツが材料から出荷するところまでの工程を順番に見学していきます。詳細は現場でお確かめください。写真だけ貼っておきます。
最初に講座を受けた部屋へ戻ると、すでにプレモルが用意されていました。
テイスティングの時間は30分で、3種類のプレモルを飲むことができます。30分で3杯はわりとハイペースですね。
おつまみも用意されています。パイナップルのゼリーが、プレモルの香りをさらに一層引き立てるとのことで試してみました。事実にビックリ! ほろ苦いビールをフルーティーに味わえる不思議な体験でした。
3種類の中には、マスターズドリーム(前列右端)という普段は瓶売りのものも。本日限り、特別に樽生で味わえます。
「講義で歴史と製法へのこだわりを知る→工場で製造工程を見る→テイスティングで味わう」を経ると、やっぱりこう思っちゃいます。
そして最後にプレモルを家でも美味しく飲むために重要なグラスへの注ぎ方を教えてくれます。
終了後は歩いて西山天王山駅へ帰りました。ほろ酔い千鳥足で10分くらいだったかな。涼しい空気が、お酒で少しほてった身体に気持ちよかったです。
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