恋にハマった。台湾旅行、海辺の街『ケンティン(墾丁)』で
いつも未練タラタラで去ることになる。
朝はゆっくりめに起きて海辺を散歩。昼からはバイク(原付)を借りて気の向くままあちこちを巡り、日が沈んだ頃に夜市へ繰り出す。気楽にノンビリ。でもワクワク。ケンティンでの生活が恋しくてならない。
ケンティン(墾丁)?
ケンティンは台湾の最南端にある田舎町です。そばに海も山も持つので台湾随一のビーチリゾートなんて形容されるけど、通りには安宿と食堂がたくさん並び、肩肘張らず食も住も楽しめる場所です。
ケンティン(墾丁)の行き方
台北から目指す場合は、新幹線で高雄の左榮駅まで行き、それからバスに乗り換えます。
新幹線のチケットは以下で買うとお得です。なんと20%割引。
オンラインで予約したあとに、予約書がメールで送られてきます。それを新幹線に乗る当日、駅の窓口でパスポートと一緒に見せれば、指定席の切符と交換してくれます。簡単でお得なのでおすすめです。
台北発 2割引
高雄発 2割引
新幹線は約1時間半の旅。ぜひ駅弁を買って乗り込みましょう。ビールは新幹線内で売ってないのでご注意を。
台湾の弁当
台湾名物を味わいながら車窓からの眺めを楽しんでいたらあっという間に到着です。
高雄の観光名所
時間が許せば高雄でも一泊くらいしたいです。こじんまりとした街なので要所だけをおさえれば一日でまわれます。
高雄の夜市
台北と雰囲気も売ってるものも違います。海が近いので海鮮系の鍋や揚げ物の店が目立ちました。
ケンティンへGO!
いざケンティンへ。高雄からのバスは再び2時間くらいです。好きな音楽でも聞きながら外の景色を眺めていれば案外早く着きます。
岩壁から眺める紺碧の海!
ケンティンに着けば、海と山の両方があるので行き先には困りません。気持ちの良い海風を受けながらバイクで名所を巡るのが楽しいです。
バイクを借りるには中国語の免許が必要です。旅行の前にJAFで翻訳してもらっておきましょう。
ホワイトビーチ
白い砂浜のビーチもあります。泳いだり砂浜に寝そべったり。自由気ままに過ごします。
火を噴く地面
地面からの出火でポップコーンを作れるという噂を聞いていってみることに。行くと確かに誰かがやってました。でも、火力が弱すぎたようで失敗してました。
日没を眺められるポイントもいくつかあります。中国系の団体観光客と鉢合わせると賑やかすぎてロマンチックな気分には浸れないかも。でも景色は最高ですよ。海に夕陽が溶けていく様子は思い出に残ります。
なにもしないのも良い
身も心も休めに来たのだ。だから、どこにも出かけずホテルのプールサイドにでも寝転んでボーッと過ごすというのも逆に贅沢で正しい選択。
よその名高い本格リゾート地ならお高くて手が出ない「らぐじゅありー」系のホテルもケンティンならリーズナブルなお値段で利用できます。
オススメは「シーザーパークホテル ケンティン」。少し古くなってきてますが、ジャグジー付きの部屋はプールサイドへ直接つながっていて、プライベートビーチにも気軽に行けます。
そして夜市へ!
台湾旅行で格別に楽しいのが夜市! ケンティンでは毎晩開かれてます。
適当に目を惹かれたものをなんでも買って食べてみるのがオモロイ。なかにはギョッとする味もあるけどいい土産話になります。そのなかでも必食なものをいくつか紹介。
羽根つきの焼き小龍包
一度蒸してあるのを焼いてるのでみずみずしさを失わず、かつ羽根のパリパリが食感に楽しいです。もちろん噛めば熱々のスープが溢れてきます。
この看板が目印
小籠包の熱さに加えて、店主のテンションの高さにもご注意を。日本人であることがバレれば「ジャパニーズ! ジャパニーズ!」と何度も叫ばれます。
メニュー
70元ですから約200円くらいですね。
職人気質のBBQ屋さん
寡黙に何度も丁寧にタレをつけながらひっくり返し焼いてくれます。その姿にかなりの年季が入った職人さんなんだろうなと深くかぶる帽子の奥の顔をのぞいてみると、まだ高校生くらいの男の子でした。リスペクトです。
BBQの具材
好きな具材を選んで焼いてもらいます。甘くて香ばしいタレが絶妙。
のどが乾けばフルーツ
カットフルーツを売るお店もたくさん並んでます。のどが乾いたらフルーツで潤します。
居酒屋もおすすめ!
落ち着いて座って食事したいなら台湾式の居酒屋がおすすめです。メニューは炒め物が中心ですべて100元。日本円なら300円ほど。特に写真のお店がおすすめで、注文した品々は、
キャベツと桜海老炒め、鳥肉とカシューナッツ炒め
エビのオムレツ、ししとう炒め、エビとクルミ炒め
ハズレを引く方が難しいくらい、なにを注文しても美味しかったです。
水餃子ならこの店
かわいいネーミングですね。他の店と比較して圧倒的に皮の食感が良く、備え付けのタレも絶妙に甘酸っぱく餃子と見事にあう味でした。
これ。水餃子
5個から頼めるので小腹を満たすのにちょうどいい。はずがウマすぎて食べ過ぎてしまうはめに。
マッサージで疲れを癒す
散々食べて歩き疲れたらマッサージへ向かいます。このマッサージ屋さんが一番賑わってました。実際に腕も良く終わったあとは足が軽い軽い!
そして宿へ帰り就寝。
恋の対象は人だけに限らず。街にも落ちる。ああ、こんな日が続けばいいのに。
以上!
意外に台北はタイミングしだいで天気の悪い日が続くことがあります。でも、ケンティンはだいたい年中いつも良好そうで、治安も良く、東南アジアのリゾート地にありがちな土産物の押し売りやセクシャルな客引きもありません。なので、女性の一人旅や小さなお子様を連れての家族旅行でも安心して楽しめます。
近々、ゴールデンウィークですね。おすすめですよ!
ほな、ごゆるりと〜
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