クローラー?インデックスとは?検索エンジン攻略のための二つの用語

Author: ウェブさえ |
2013年1月19日
カテゴリー SEO/マーケティング
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クローラー・インデックスとは?

クローラーとインデックス、検索エンジンの働きを知るための二つの用語。上位表示を目指すSEOを理解するのに避けられない用語です。「用語メンドイ(´Д`)」なんて言わずに読んでみてくださいね。5分もあれば充分ですよ。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

目次

1.なぜ、この二つの用語が重要なの?

なぜなら、検索エンジンの働きそのものを表している言葉だからです。

Webサイトにとって、検索結果の上位表示は何より重要な課題です。上位表示されない限り、誰にも見てもらえないからです。誰にも見てもらえなWebサイトは存在していないも同然です。

検索結果の表示具合を決めているのは検索エンジンです。検索エンジンがどんなふうに働いているのかを知れば、上位表示の傾向を知ることにも繋がりますよね。この二つの用語は、まさに検索エンジンの働きそのものを表しています。だから、重要なのです。

2.クローラーとは?

クローラーとは、インターネット上のWebサイトの情報を集めて回るロボットの別名です。

検索エンジンは、ロボットという子分を従えています。
ロボットの仕事は親分である検索エンジンの命令でWebサイトの情報を集めてくることです。

検索エンジンとロボット

インターネット上において、Webサイトは互いにリンクしあい存在します。
その様子はまるで蜘蛛の巣みたい。

蜘蛛の巣みたいなWebの様子

ロボットは、この蜘蛛の巣みたいに張り巡らされたリンクを辿り、各Webサイトの情報をかき集めます。
その動きはまさしく蜘蛛のごとく。蜘蛛の巣を這い巡るかのようです。

蜘蛛の巣みたいなWebの様子

この這い巡るように情報を集める動きから、ロボットの仕事をクロール(Crawl:英語で這うの意)と呼ぶようになりました。そしてロボット自体を「クロールするもの」の意で、「クローラー(Crawler)」と呼ぶようになったのです。走る人をラン(Run)する人「ランナー」と呼びますよね。それと同じ。クロールするロボットはクローラーです。

蜘蛛の巣みたいなWebの様子

3.インデックスとは?

インデックスとは、検索エンジンに記録されたWebサイトの情報のことです。

クローラーの仕事はWebサイトの情報を集めてくることでした。検索エンジンの仕事は記録です。
クローラーが集めた情報は親分である検索エンジンのもとに持ち帰られます。検索エンジンは、この膨大な量の情報に見出しと索引づけをしながら記録します。この記録された情報をさしてインデックス(Index:英語で見出しや索引の意)といいます。

インデックス

インデックスには、ロボットに持ち帰られた情報がきれいに整理された上で記録されています。どのWebサイトがどんな情報を持ち、どんな話題を扱っているのかのデータです。これが検索のときに使われます。

検索エンジンは、検索の度に、インデックスを参照します。検索に使用されたキーワードと関係するWebサイトをインデックスから見つけて検索結果として表示します。

検索の対象になるのは、常にこのインデックスに記録されたWebサイトだけです。記録がないWebサイトは検索の対象から外れます。対象から外れているWebサイトは、もちろんですが、どんなキーワードで検索してもヒットしません。

インデックスが検索の対象

インデックスに記録されているかどうかは、「site:あなたのドメイン」で検索してみてください。ドメインはWebサイトのURL(アドレス)から「http://」を取り除いた部分です。ウェブさえの場合なら「site:websae.net」で検索します。

インデックスを検索

インデックスに記録されていれば、あなたのWebサイトのページが検索結果に並びます。何も表示されなければ、記録されてないことを意味します。改善する方法は以下の2つが挙げられます。

  • URLの登録
  • XMLサイトマップの登録

URLの登録

URLはホームページのアドレスのことです。
検索エンジンにURLを登録すると、クローラーがやってきます。情報を収集し検索エンジンに持ち帰りインデックスに記録されます。

XMLサイトマップの登録

XMLサイトマップは、あなたのWebサイトの設計図です。登録すると検索エンジンにWebサイトの構成を把握してもらうことができます。クローラーもやって来て、その後インデックスに記録されます。

どちらか一方を行えば、検索の対象に入ります。

※どちらもGoogleウェブマスターツールへの登録(無料)が必要になります。登録の詳しい手順はこちら「SEOツールのプレミアム福袋!ウェブマスターツールとは?」で詳しく説明しています。

まとめ

もうバッチリですよね。

クローラーとは、インターネット上に存在するWebサイトの情報を収集するロボットのことです。
インデックスは、検索エンジンに記録されたWebサイトの情報のことです。

忘れてならないのは、インデックスに記録されてないWebサイトは、どんなキーワードでも検索にヒットしないということです。

Webサイト公開直後は、できるだけ早くクローラーに来てもらう。そして、インデックスに記録してもらうことが重要です。これなくしては、どんな高度なSEOを行っても効果はありません。Webサイトを公開したら必ずインデックスされているどうか確認してくださいね。

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