できるフリーランスのトラブル回避方法。クライアントとの約束は体に彫ってでも記録した方が良い。

Author: ウェブさえ |
2016年2月27日
カテゴリー フリーランスの生活・仕事術
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クライアントとの取り決めは体に彫ってでも記録しろ

基本なのだけど、新米フリーランスの方々には、トラブルの原因として割に多いんじゃないのかなあと。ボクも今でもやらかしますし。

とにかく、クライアントさんとの取り決めはいつも書面で残すこと。フリーランス年齢が若いうちに、その癖を身につけておいたほうが良いよ、ってお話です。

例えば、電話で「アレいくら?」と尋ねられたら、

◯◯円でいいっすよ

「だいたいこれくらい」とおよその値段を告げて終わりというパターンも多いと思います。これ、ダメ! 必ず見積書を作って送っておきます。

値段を告げたあと、すぐに発注につながればいいけど、クライアントさんの方で検討の時間が必要になることも多いからです。

忘れた頃に(本当にいくらって言ったかを忘れてる)、また値段を聞かれて、「こないだの値段と違うじゃないか!」な顛末になると、信頼ガタ落ちです。

いちいち見積書を作るのがめんどくさい? 今は、瞬時にブラウザから書類を作れるサービスがいろいろあります。

ボクは「Misoca」ていうのを使ってますよ。

Misoca

見積書だけでなく、納品書、請求書、領収書も作れます。ラクチン。

Misoca(みそか)の詳細を見てみる

お金に関わることはなおさらですが、ほかにも、クライアントさんからの要望は細かなことでも、こちらとあちら、双方が振り返られる形で記録するよう心がけてます。

「あそことあそこを修正しといて」と簡単に電話で依頼を受けたときも、電話口でそのままできる作業以外は、できるだけ「記録に残しておきたいので、箇条書きでいいので、メールで送ってもらっていいですか?」と頼むことにしてます。

あるいは、「これだけの箇所を修正要望として預かりましたよ」というメールを、実作業に入る前にこちらから送っておくのもいい方法です。もし、何か抜けてれば、クライアントさんが教えてくれます。作業の前に気づくことになるので、二度手間をなくせます。

制作の途中で、仕様が変わるときも同じ。どんな些細な変更も日付と一緒に仕様書に書き加えて、再発行します。

料金変更が生じたときも、もちろん。今の合計金額を書面にして渡します。

この手間がトラブルを生むことなんて考えにくいですよね。逆にこれをサボれば、あとでボク自身が傷つくハメになったり、クライアントさんを不幸にしてしまうことになったり、悲劇を招きます。

言った/言ってない

「言った/言わない」でケンカするのは、落とし所を見つけにくくて、本当に疲れちゃいますよね。

契約時も絶対に契約書をかわした方がいいですよ。それをめんどくさがるクライアントさんは、今まで1人もいませんでした。クライアントさんの要望をうかがいながら、案件ごとに契約内容を調整する、ってのはよくありますが。

契約書のテンプレートはこちらで配ってます。ぜひ利用してください。

とにかく「記録」ってめんどくさいです。でも、そのめんどくさいを省いちゃうと、あとでもっとめんどくさいことに。一筆書いておけば済んだことに、睡眠時間を削られるのは嫌ですよね。

フリーランスはマメさを身につけた方が、健康的な生活を送れますよ。

おしまい。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

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