2013年の流行語が本当に流行っているか91歳の祖母で確かめてみたら…
2013年流行語大賞のノミネートが発表されましたね。
2013/12/2追記:「今でしょ!」、「じぇじぇじぇ」、「倍返し」、「お・も・て・な・し」が年間大賞に選ばれました。(【2013新語・流行語】年間大賞)
恥ずかしながら、知らない言葉ばかりが並んでいて、調べて「へ〜、そんな意味なんだ!」の連続です。普通のヒトは、一通り意味わかるものなの?
っと、疑問に思い、本当はどれくらい流行語が浸透しているのか調べてみました。
調査対象は一人、『すずこ 91歳』です。
すずこ 91歳
こんな感じで、今年ノミネートされた流行語をリストアップした用紙を渡し、それぞれの意味を書いてもらいました。
さっそく回答を!、といきたいところですが、その前に一応今回の主役なので、すずこを簡単に紹介しておきます。
すずこは91歳。1月2日が誕生日なので、92歳は目前です。
僕が小さい頃は富山県で魚屋をじいちゃんと営んでました。北陸なので、冬の水仕事はキツかったと思います。
その頃、僕たち家族はじいちゃん&ばあちゃんから離れて暮らしていました。年に2回、夏と冬、田舎である富山に帰るわけですが、楽しみだったなあ。
魚屋の並びにあるおもちゃ屋や寿司屋によく連れていってもらいました。富山だけに寿司は本当に美味しかったです。
特に思い出すのは、大晦日です。こどもの頃、夜更かししても唯一許されるときでした。「かくし芸」見るか「欽ちゃんの仮装」見るか、その頃はまだテレビにガチャガチャまわすチャンネルがくっついてたので、コタツとテレビの間をなんども行き来して、で、ミカンほうばって。
翌日は元旦。親戚同士が集まって、そのなかには同い年くらいのイトコとかハトコとかの子がいて、なんか妙に人見知りしてお互いソワソワ。お年玉タイム。おせち&雑煮を食べて…、って、なんか急に懐かしくなってきましたよ。あの正月のワクワク感は大人になるとどこにいってしまうんだろう?
で、それから30年くらい経った今、ばあちゃんは富山を離れ僕の実家に住んでいます。
長年、魚屋を続けた結果の職業病で腰はほぼ90度に曲がり、足もちょっと不自由で杖なしだと歩くのに苦労しますが、昔の人ですから辛抱強く文句もいわず、週に何度か近所の温泉へいくことを楽しみに暮らしています。
そんなばあちゃんの回答がこれです!
空欄は、いくら頭を振り絞ってもなんも思い浮かばなかったそうで、特にカタカナ、英語が入ると混乱するみたいですね。大目に見てあげてください。
珍回答が続き、さすが91年もの人生を歩んできただけに、なかには哲学的な深さを感じる答えもあります。結果としてはどの流行語もばあちゃんの中では流行ってなかったみたいです。ハハハ。
一生懸命考えて、書いてくれてありがとう、ばあちゃん!
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