家族でワシワシ食べたい「マレーシア土産の海南チキンライスのレシピ」
レシピといっても、たいしたことはしてないんスけどね。切って混ぜて炊いて盛って完成! という感じで、ほとんど手間はかかってません。そもそもチキンライスの「素(もと)」を使ってますし。
でも、それにしてはうますぎました! 家族にも大好評でした。みんなワッシワシがむしゃらに頬張って食べてました。おいしい料理を、誰かと共有できる時間はすごく幸せ。それが家族とならなおさらです。
チキンライスとは?
日本でチキンライスといえば、ケチャップライスに細切れのチキンが混ざったアレを指しますよね。ダウンタウンの松ちゃんが作詞を担当し、浜ちゃんが歌うひとつの名曲があります。作曲はマッキー。クリスマスソングだけど、よくあるふうのカップル向けラブソングじゃなくて、家族との思い出の一品「チキンライス」をお題にしてる曲で、泣ける曲です。
猛暑が続くこの暑い夏とはだいぶ季節外れだけど、でもやっぱり良い曲。
さて、そんなチキンライスは、東南アジアではまるで違う料理になります。冒頭の写真がソレなんですが、東南アジアでは定番のローカルフードで、蒸し上げた鶏肉が生姜風味のチキンスープで炊いたご飯とセットになってる一品で、「海南チキンライス」や「カオマンガイ」なんて正式には呼んだりします。
チキンライスのレシピ
では、作り方を。最初に宣言したとおり「チキンライスの素」を使います。マレーシアで買って帰ってきました。ペーストの瓶詰めのやつです。似たようなのは、気の利いたスーパーなら日本でも売ってそうです。Amazonでも見つかりましたよ。
最初にこれをお湯にといて沸かします。若干、濃いかな〜くらいの感じ。このまますすってもじゅうぶんうまかったですが、少し、自分勝手に味を加えたくなるのは、調理人気取りの性でしょう。オイスターソースと濃口醤油をそれぞれ大さじ二杯足しました。これでスープは完成。
次は、ご飯です。本物のチキンライスは具なしですが、我流のほうはいろいろ野菜を具材に使いました。米をといだあと、キャベツ、エリンギ、トマト、玉ねぎ、パプリカ、生姜をざく切りにして投入。
そして、先ほどのチキンスープを流し込み、鳥のもも肉を切らずにそのままのせて、炊飯器をセットしました。40分後に炊きあがり。パカっと開けた図。
なかなかいい感じに炊けました。鳥や野菜から水分がでるから、炊くときに入れるスープは本来の水の量より少なめにいれること。これポイントです。
さて、タレを作ります。これもマレーシアのお土産に買って帰ってきた醤油です。日本でいうとたまり醤油に近いのかな。ここにネギ、ニラのみじん切りと生姜の千切りを加えます。
このタレがめちゃくちゃうまかったです。なかなか万能そうで餃子とかにも合いそう。若干、甘めなので七味やラー油を足すと、さらにうまいです。
いざ、盛り付け!
全体的に色みが少ないので、あまり食欲をそそりませんね。でも、実食するとうまいんです! 本場で食べたチキンライスよりも具沢山で贅沢な味わい。エリンギやパプリカの食感も楽しい。生姜も効いてます。東南アジアの料理なので、こんな夏にこそピッタリ。ガッツリ食べて、夏バテなんて克服です!
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