労働許可なしで就労できる?今、フリーランスのボクの中で海外移住先としてオランダがアツい

Author: ウェブさえ |
2015年6月5日
カテゴリー フリーランスの生活・仕事術 旅行
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B!

アムステルダム

こないだまで「ペナンがアツい」と言ってましたが……

確かに。でもこの下の記事のせい! 当然、すべての日本人に当てはまるわけではないけれど、ワタクシ的には十分アツくなりました。

2014年12月24日オランダ政府は、1912年に締結された「日蘭通商航海条約(The Treaty of Trade and Navigation between the Netherlands and Japan)」を根拠として、日本国籍者はオランダで「労働許可なく就労できる」との判断を下した。

ワークパーミット(労働許可)なしで働けるなんて、マジ?

ていうか、100年前の条約がいまさら力を発揮するなんて…

マジでした! 在オランダ日本国大使館にもそう書いてある。

日本人(その家族を含む。)は、オランダ国内で働こうとする場合、滞在日数にかかわらず「労働許可」を取得する必要はなくなった。

過去に3ヶ月間。オランダはアムステルダムに住んでました。

所持金はほぼゼロ。クレジットカードだけを財布に入れて、オランダへ渡りました。無職でした。支払いはすべてリボでした。

おそろしいですね、リボルビング払い。銀行にお金はないです。返すめどもないです。なのに、カードを見せれば、限度額の限りは贅を尽くせます。

3ヶ月後、帰国して、クレジットカード会社から明細が届きました。度肝を抜かれました。3桁… その後、ずいぶん長い間かけて、なんとか完済できましたが、本当にツラかったです。全然、減らないんだもん借入額。リボ、ダメ絶対!

さて、オランダといえば、「葉っぱ」「売春」のようなイメージが強いかもしれません。短期の旅行でも行く人を選びそうなオランダですが、か細い女の子でもじゅうぶん楽しめる要素をたくさん持ってます。

いくつかは前出の記事でもあげられていたとおり。

  • 新鮮な魚や野菜・豊富な乳製品
  • 他国への容易なアクセス
  • 厳しい冬でも、環境は快適

実際、滞在中に会った日本からの女性旅行者たちは、非常に満喫してました。「アムス かわいい〜、きれい〜」って。運河が街を縦横無尽に走り、緑もすごく多くて、天気が良ければ、本当にくつろげます。

、緑もすごく多くて、天気が良い

嫌なところも、もちろんありましたよ。寒いとき。これも前出の記事で書かれてますね。

他には、現地の人の性格がいまいち掴めなかったな。なんていうか「ヨソはヨソ、放っておいてあげるから、ウチはウチ、好きにさせてーや」みたいな。

互いの自由を尊重している国民性の反面的な部分なのかも。居候させてくれてた友だち以外に身寄りがないワタクシ外人にとっては、「もうちょっとかまって欲しい」と思う場面がたびたびありました。

とはいえ、滞在中はやっぱり楽しいことのほうが多かったです。ビールが美味いんすよね。チーズも。よくチーズをたっぷり入れたパスタをビールと一緒に食べました。あと中華料理もうまい、すごく。借金と一緒に体重もブックブクに膨れ上がりました。

パスタとビール

そんなオランダ-アムステルダム。滞在していたのは、もう10年ほど前です。まさか再び、長期滞在地の候補になるとは思ってませんでした。

さらに調べてみたところ、

起業家またはフリーランスとしてオランダの商工会議所に登録、ビジネス用の銀行口座の作成、その口座へ上記の4,500ユーロの入金をすると条約に基づいて在留許可の申請が出来るそうです。

!!!

ワイ、フリーランスやで。これあてはまるやん!

労働許可なく仕事をゲットできても、ある期間以上を滞在したいとき、そのためのビザが必要です。長期滞在用のビザです。いくつか種類があるようで、取得の条件や難易度が異なります。

そのうちの一つ「起業ビザ」。ボクのようなフリーランスの場合に良いらしいのだけど「4,500ユーロ!?」。その額で申請できるの? 破格ですよ、これ。

アジア圏でもっとも緩い条件でロングステイ用のビザが取得できるのは、フィリピンです。申請に必要な資金は2万ドル。1ドル100円計算でも200万円。銀行に預けなくちゃいけません。

いま中高年の移住地として人気ナンバーワンを誇るマレーシアなら、年齢によりますが、850万から1250万円くらいが資金として必要です。

オランダ→4,500ユーロ。約65万円也。

その他にコストがかかるかもしれないし(調査しなきゃ)、ビザの種類や対象者が異なるので、雑な比較であることは否めません。でも、制度的にはオランダはボクのようなフリーランスにとって、今もっともハードルの低い移住国といえるのかも。

選択肢の一つとして追加しておこう。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

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