ベトナムのダナンなら初心者でも遠慮なくサーフィンを始められる
ついにサーフィンを始めました。ここベトナムのダナンで。これで「サーフィンが趣味です」 「どっちの?」 「どっちも(ネット、波)」と答えられます。
気持ち良かったー。サーフボードにうまく立てなくても、波にプカプカ揺られながら日を浴びてるだけで気分は上々。 なんて洒落ぶってますけど、本当はめっちゃ海水飲んだからね。波に何度もひっくり返されて、海パンが半ケツになるくらいずれ落ちたりもしました。それはそれは無残な姿を披露しました。でも、いいのです。
なにしろ、ここダナンのビーチは本当にいつもこんな感じなので。
誰もいない海
今がオフシーズンだからかもしれませんが、だいたい毎日こんなふうにすっきすきです。
これは特にボクのような波乗りど素人にとってかなり嬉しい。なぜなら、下手くそな姿を晒して赤っ恥かかなくてよい、というのももちろんあるのですが、それよりなにより、あの独特なローカルルールを気にしなくて済むからです。
サーフィンしようと海へ行くと、たいていどこでもその地元ならではの海の決め事があります。近隣住民に迷惑をかけず、みんなが安全にサーフィンできることを目的にしている、そういうことなんでしょうが、まだまだ初心者のうちは、守りたくても失敗しちゃって、他のサーファーへ邪魔になったり、危険を与えてしまったり、それが原因で先輩サーファーと大きな揉め事に発展することもあるみたいです。
でもダナンなら大丈夫! まわりには誰もいません。のんびり気ままに波を独り占めできます。思いっきり下手くそっぷりを楽しめます。
ビーチまで徒歩5分
ダナンでサーフィンできるビーチは「ミーケビーチ」です。北から南へ縦に長く続く砂浜です。ミーケビーチ沿いに安いホテルやゲストハウスはたくさん見つかります。どこに泊まってもビーチは目前に広がってます。
それなのに…
そんな最高のロケーションなのに、じつは個人的なシチュエーションは最低でした。
ダナンへ渡る一週間前に空手のスパーリングで肋骨を骨折>< 目前に広がる海によだれをたらし続けることに。
怪我からちょうど一ヶ月、ダナンへ渡って3週間、ついにこの日サーファーデビューできました。いままでのうっぷんを晴らすべく、波をむさぼってやりましたよ。
波の質
波はけっこうイイみたい。高さと勢いは初心者向け。ボクに波の質を語れるほどの実力はございません。サーフィン目当てで15年間ここに住んでるという日本の方がおっしゃってました。
ちなみにこれは、ぼくが初めて波に乗れた瞬間です。半立ちですが、じゅうぶん快感を味わえました。この感覚を再び味わいたいなあ。こうしてハマっていくのですね。
サーフボードを借りられるお店
サーフボードはその辺でレンタルできます。いくつか紹介しておきます。
Tam’s Pub & Surf Shop
ボクはここでロングボードを1日500円で借りました。ベトナム戦争時に「英語ーベトナム語」の通訳として活躍したパワフルなオバちゃんが切り盛りしているお店です。この看板が目印。
Burger Bros.の前
ダナンで超有名なハンバーガーショップ「Burger Bros.」。一日中、国籍を問わず旅行客で賑わってます。
「Burger Bros.」も美味いんですが、そのお店の前に、木曜日からの三日間だけ美味しいマグロ丼を出すお店があります。ダナン滞在歴15年を誇る日本の方のお店です。
マグロ丼の隣にレンタルボードショップがあるので、サーフボードを借りて、マグロ丼を食べながら、ダナンのサーフシーンについてうかがってみるといいと思います。
CHU ホテル
CHUホテルは朝食が評判良くて、一度くらい朝ごはんだけ食べに行ってみようかなと思ってました。夜にはテラスでライブ演奏と一緒にお酒を楽しめるオシャレな中級ホテルです。
行けばすぐにわかります。テラス席にサーフボードが立てかけられてますよ。上の二つよりビーチに近いので、ここで借りると楽ですね。
サーフィンにピッタリのベトナム料理
サーフィンやってるとめっちゃお腹すくじゃないですか。カロリーすごく消費する。
浜でのおやつにオススメなのは「バインミー」です。
ベトナム風のサンドイッチ。ビーチへ行くまでに買っておきましょう。一つ100円もしません。
もち米混じりのバゲットなので普通のよりモチモチしてます。焼いた肉ががっつり入ってます。チリソースをたっぷりかけて。めっちゃうまい。2、3本食えちゃう。
喉が乾いたら、フルーツで潤しましょう。ベトナムはフルーツ天国。特に珍しいのはこの「おっぱいフルーツ」。もめばミルクのように白い果汁が湧き出ます。味は柿っぽいかも。
ダナンのこの時期は意外に涼しく、夕方のちょうどお腹が空く頃に肌寒くなってきます。ビーチ沿いにはシーフードレストランがたくさんあります。帰りによってみてはいかがでしょうか。
エビや貝を量り売りしてます。重さで買って料理法を指定します。
選んだのは、日本だとこんな大きいのない、シャコ。カラッカラに揚がってます。
貝を香草と炒めてもらいました。ダナンで貝にも目覚めました。うまい!
いつもシーフードじゃ、お金がもちません。大丈夫、ベトナムには安くておいしいローカルフードがたくさんあります。ちょうどこの辺にあるおいしいお店を下記リンク先で紹介してます。ぜひどうぞ。
朝からサーフィンに没頭して、お腹が空けば安くておいしいローカルメシをがっつけるなんて。移住した方の気持ちがわかりました。
ケガに注意!
最後にこれ重要。
いくらサーフィンとグルメに楽しんでも、怪我しちゃ台無しです。
比較的穏やかな海でも、たまたまサーフボードが頭にヒットしてパックリ、血ドバドバなんて悲劇も起こりえますし、あるいは、近くの人をケガさせてしまうことだってあります。
実際、僕の友達は額を割ってました。グロイので自粛加工してます。左がケガの箇所。右が5針縫ってる最中です。
万が一のトラブルに対して海外保険があれば安心です。
わざわざ保険に入るのが、なんだかもったいないなあという人は、海外旅行傷害保険付きのクレジットカードがおすすめです。
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