移住の下見にペナン島で一ヶ月住んでみた感想

Author: ウェブさえ |
2020年10月2日
カテゴリー 旅行
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B!

去年の冬、下書きに保存したまま忘れてた記事。再編集して、やっと公開!

いつかは、暖かくてノンビリしたところに移住したいなーと考えております。候補地の一つがマレーシアのペナン島。

バンコクやクアラルンプールなど、東南アジアの活気ある都市とは全然違う、島ならではの独特なゆるさが心地良い。治安良し、物価も安し。移住地・長期滞在地として、なかなか理想的なところでした。

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著者情報:この記事を書いた人

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web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

ちょっと遠いけど

ペナン空港

ペナン国際空港。マレー半島の西に位置し、日本からの直行便はなくて、乗り継ぎを含めると、最短でも12時間くらいかかっちゃいます。

本格的に移住となっても、日本と行き来する必要性は残ります。親のことは心配だし、友達にだって会いたい。思いつきですぐ日本へ直行できない点が、ちょっと難。。

でも、住むための魅力はたっぷりで、まずは町並みから紹介すると、

街歩きが楽しかった

ジョージタウン

観光するならジョージタウンというエリアが中心になります。

ペナン島の心臓部で、マレーシアでは首都のクアラルンプールに次いで人口が多い街です。

住居、ホテル、レストラン、病院、なんでもそろっていて、住むにも旅行するにも不便はない場所。

町並みが非常にユニークで、世界遺産に選ばれたほどです。イギリスによる植民地時代の名残を随所に発見できます。

ブルーマンション

こんな青い建物。その名もブルーマンション。いまはレストラン併設のホテルとして使われてます。

歴史とアートを感じる街並み。ふと路地を入れば、こんなグラフィティと出会います。

饅頭を撮ろうとしてる兄弟

全部、現実に存在しているモノを活かしたグラフィティです。右側、自転車と蒸篭は絵のように見えますが本物です。

梯子を上る

これは、配管が本物。

神社を掃除

お参りするところが本物で、あとは絵。こんなグラフィティが街のあちこちにあります。探しながら散歩するのも楽しい。

エリアによって、雰囲気が異なるのも面白いですよ。

マレーシアは多民族国家です。様々な人種が一つの街で、独自の文化を尊重しあって生活してます。

リトルインディアと呼ばれる、インド人が多く、インドの文化や雰囲気を濃く感じられるエリアで撮った写真たち。

インディアンエリア

商店街にはインド音楽が爆音で流れていて、写真には写ってないけど、脇道をそれると、人人人で溢れる活気がインド本国を彷彿させます。

ナシカンダールの名店

もちろんインド人街ですから、カレーがめちゃうま。ここはカレーの名店。

ナシカンダール

店前に、どでかい寸胴鍋にたっぷり入った。カレーソース。ご飯にぶっかけて食します。

飲茶

本場の中華を味わいたければチャイナタウンへ。飲茶や広東料理など専門店がいっぱい。

こんなふうに、一つの街で多民族の雰囲気や食を味わえる街歩きはすごく楽しいです。でもジョージタウンは、住むには賑やかすぎます。僕の好みとはちょっと違う。二、三日の観光旅行なら満喫で終われそうですが、それ以上の滞在となるとストレスになりそう。

ってことで、バトゥフェリンギというエリアにひと月の住居を構えることにしました。

海のそばでのんびりできた

ビーチ際のハンモック

バトゥフェリンギは、ペナン島北のビーチエリアです。特に欧米からの長期滞在者が多い旅行者が多いのんびりとしたリゾートエリアです。

リゾートというと、どこかセレブで近寄りがたい響きがしますが、実際の雰囲気はゆるゆるです。肩肘張ることなく過ごせるのがペナンのいいところ。

道端で野良猫(お魚くわえたドラ猫♩ 初めて見たw)。

Th cat bird 20141022

放し飼いの鳥。

Th cat checken 20141022

猫と鳥が争わず共存できるほど平和な証拠。

残念ながら、海の透明度だけは期待に及ばず、こんな感じ。

スイミング中

でも、海辺特有のスローな雰囲気に癒されます。

部屋から眺めるサンセット

格別なのは部屋から見える夕陽。ちょうど仕事が終わりそうな時間です。ヘトヘトな時間帯、この景色を糧にラストスパート!

家賃は日本の半分くらい

コンドミニアム

間取りは3LDK。「airbnb」で手配して一ヶ月約9万円。ローカルの不動産屋で借りれば、4万円ほどだそうです。

ペナンで長期レンタルできる物件を見てみる

ローカルの不動産屋と契約するには、少なくとも1年程度の長期契約が必要。今回のような短期だと滞在費が割高になってしまうのは、残念だけど仕方ない。

部屋の設備と質は、本当にフツーと言った感じ。部屋のオーナーは「マレーシアスタンダード」と表現してました。

ネットはブロードバンドでした。WiFi、OK。契約上、速度は8Mbpsでしたが、体感としては1Mbpsくらい。仕事に支障がでるほどではなかったけれど、普段と比較すると遅いので、時々ストレスを感じました。

メシ うまかった

サテ

チキンライス

ナシかンダール

ロティ

ナシカンダール

食に関しては一度こちらでまとめました。

自炊の必要は全くなし。独身オトコでも、ローカル食に抵抗なければ、毎日選ぶのに困るくらいバラエティー豊かな各国料理を安く味わえます。

安全だった

バス停

リタイア後移住してきた日本人老夫婦の何組かにお話を聞く機会がありました。皆さん声を揃えて「安全なんですよ〜」とおっしってました。

身の危険を感じることがあるとすれば、交通事故です。公共のバスを含め、車、バイクの運転はかなり乱暴。犯罪に巻き込まれるより交通事故に気をつけなくちゃ、て感じでした。

現地の人は優しかった

インド系ダンスショー

会う人みんな優しかったです。

勝手がわからないので、バスの乗り降りとかもたもたしちゃうじゃないですか。でも、運転手さんも乗客ものんびり待ってくれて。

一見むすっとしてる食堂の店員さんも、一言喋れば、次からは店の外でも話しかけてくれるようになったり、わずか1ヵ月の滞在でこれだと、本気で長期滞在したら、かなり地元に溶け込めそうだなと思いました。

街で出会う日本人の方々も気さくな人が多くて、単身で乗り込み長居しても、寂しさに身を震わすことはなさそうです。

病気になったけど大丈夫だった

ローガン病院

長期の滞在となると、やっぱり体のことも心配ですよね。でも、ペナンなら安心です。最新の医療設備を誇る大きな病院がいくつかあります。(上記写真は下記サイトから)

いちど夜中に頭痛がひどくて、翌朝タクシーで病院に乗りつけました。ちゃんと日本語を話せる通訳さんをつけてくれて、診察まで少し待ちはしましたが、お医者さんは優しく丁寧に見てくれました。

ついでにと、いちどやってみたかったCT検査までしてくれました。診察代はクレジットカード付帯の海外保険が下りたので、実質ただ。

いつも現地の病院にお世話になってます(下記はタイのとき)、海外保険への加入は必須です。

以上!

振り返ると、こんな感じでした。ペナンでは基本英語が通じますし、身の危険を感じずに、のんびり食や街を楽しみながら生活できました。

次回のペナンはあえてジョージタウンに一ヶ月ほど滞在する予定を立てています。その時は不動産巡りでもして本格的に移住の計画を練ってみようかなと予定してます。

この頃から4年後、まさか本当に移住ビザを取ることになるとは……

2017年10月に、マレーシアへ移住できるMM2Hビザを取得しました。

まだ本格的な移住は予定してませんが、将来住む場所の選択肢が増えたことが嬉しいです。

MM2Hビザ取得については以下の記事に書きました。ぜひ続けて読んでみてください。

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