なぜ、SEOが必要か知ってる?初心者へ説くSEOのメリット(連載1)

Author: ウェブさえ |
2021年1月30日
カテゴリー SEO/マーケティング
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B!

SEO初心者

SEO…、それは戦い。
検索エンジンが支配する検索結果において、自身のWebサイトを上位へ進出させるための戦だ。

SEOに励む者たちにとって検索結果1ページ目は夢の大舞台。ひとたび立つことが許されれば、まばゆいスポットライトを独り占めに。検索者の視線を一斉に奪うことができる。

しかし、どん欲に順位向上を願うばかりに、特に無知な初心者は悪徳な業者に食い物にされたり、または、SEOに取り組む者自身も欲に負け、ドーピングの如くスパム的手法を頼ってしまったり、闇の部分も深い。

SEOの闇

これから始めるのは、そんなSEOの光と闇に迫る物語だ。特にこれから初陣に出ようとする、勇敢されど未熟な初心者に捧ぐ。

久しぶりの更新なので、壮大な出だしを気取ってみました(´ε`)!

最近、今まで通用してきたはずのテクニックがどんどんお役御免になってきてます。ネット上に存在する新旧ごちゃ混ぜの情報に翻弄されまくっている初心者さんも多いのではないでしょうか。

そこで、今回はSEOについての基本的な事柄をまとめてみました。

  • SEOってなんなん?
  • どんな得があるん?
  • どうやって取り組んでいけばいいん?

こんなふうに、まさに初心者さんが最初に抱くであろう疑問への回答になっていると思います。

先に期待させないように言っておくと、「まるで魔法!劇的に順位がアップする禁断のSEOテクニック!」みたいな話は出てきませんので悪しからず(*´ェ`*) あくまで、SEOの本質をつかみ、王道を知ろうというお話です。

王道を知れば、分別が身に付きます。SEOは、ちょっと矛先を間違えるととんでもないリスクを背負うことにも繋がります。正しい道を見分けるための知識を先に身につけておくことが重要なのです。つまんなくても、そんなお話にしたかったのです。

ホントは一本にまとめる予定だったこの記事ですが、思いのほか長くなりそうで(だってまだ書き終わらないんだもの><)、何度かにわけて連載ってかたちで公開することにしました。

いまいち実態が見えてこないSEOに、どう挑んでいけば良いのか悩む初心者さんへの手引きになれば幸いです。

ウェブさえプロフィール画像

著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

目次

1.SEOのメリット

連載1回目は「SEOによって得られるメリット」のお話です。

SEOの本質を深く探るのは後回しにしておいて、まず、SEOの目的である「上位表示の実現」には、どんな得があるのかを紹介します。

最初に小難しい話をするよりも、とにかく旨味を味わってもらった方が、先に進む意欲がわいてきますよね、という魂胆なので、騙されたフリして乗っかってください。

それでは参ります。SEOのメリットを一言でいうならば、これです。

売上に結びつくアクセスを数多く継続的に集められる。

「なぜに縦書き?」、「スマホでは見えにくい」という声が聞こえてきそうなので、もう一度きちんと書くと、SEOによる上位表示は「売上に結びつくアクセスをたくさん長く得ることができる!」というメリットがあるのです。

以下、3つのワード(売上に結びつくアクセス、たくさん、長く)にバラして詳しく見ていきましょう。

2.売上に結びつくアクセス

あれが欲しい、これが欲しいと思い浮かべる見込み客

検索結果からのアクセスは、売上に結びつきやすい。これは、あなたも検索を利用する自分(上の女性みたいになってませんか?)を思い出すと納得できることでしょう。

こないだの僕の例を挙げてみると、

先月、沖縄へ旅行に行ってきました。台風シーズンに被っていたので天気が不安でしたが、潮風が若干激しいのが気になったくらいで空は晴れ、気持ちのいい数日間のホリデーを過ごせました。

島内の移動に使ったのはレンタカーです。レンタカーの手配は旅行前に検索から済ませました。「沖縄、レンタカー」で検索すると、すぐに空港近くの営業所が見つかりました。

レンタカー 沖縄で検索

営業所のサイトには直接予約できるプログラムが用意されていたので、名前とか電話番号とかと一緒に希望の日時を入力すれば、申込は完了です。

なんて便利なの!

なわけですが、ここで気付いてほしいのは、「検索者は自分から進んで、欲しい商品や必要なサービスを手に入れるために検索を利用している」という事実です。

言い方を変えれば、検索者はすでに「買う気満々」の状態で検索を利用するわけです。欲しい商品を売ってるところを探すため。必要なサービスについて詳しく調べたあと申し込むため。検索結果の上位表示は、そんな「買う気満々」のお客さんにアクセスしてもらえる機会を増やすのです。

買う気満々のお客

イメージ的にはこんな感じ(↑)。お客さんの方から「売ってくれ」と近づいてきてくれてるわけですね。これが、上位表示による一つ目のメリットなのです。

ただ、このメリットを得るにために忘れてはならない大前提があります。それは、キーワードの選定です。

キーワードの選定とは、上位表示を狙うキーワードを正しく選ぶことをいいます。

たとえば、北海道にある教習所のWebサイトを運営している夕張さん(男性、48歳)が、必死に「沖縄 レンタカー」の検索結果を独占しようと頑張っていたなら、どう思いますか?

いくらクルマつながりでも

『いやいや、夕張はん、あんたぁアホとちゃうか。「沖縄 レンタカー」で検索する人が、北海道の教習所に興味があるかいな、ムダな努力は止めなはれ』と忠告したくなりますよね。

つまりは、上位表示すべきキーワードはなんでもいいということではなく、売りたい商品やサービスに関連するキーワード、または、あなたのお客さんになりそうな人が検索に使うと思うキーワードを選ぶべきなのです。

仮にあなたが、旅行グッズを紹介するコンテンツをアフィリエイト目的に作ろうとするなら、旅行グッズをネットで探している人が使いそうなキーワードを想像し選びます。これが「キーワードの選定」です。

ちなみにこれが、上のそれに成功した記事です。(海外旅行の準備!不安症な僕に欠かせない便利なトラベルグッズ厳選12)「旅行グッズ」で5位、「旅行グッズ 便利」で1位(両方とも今回の記事公開直前に確認)にランクインしていて、アフィリエイトによる報酬はまあまあです。

おそらく多くの初心者さんは、この「キーワードの選定」自体をそもそも意識したことがないでしょう。売上に結びつくアクセスを得るには、どんなキーワードで上位表示を狙っていくのか、を実は最初に検討する必要があるのです。

キーワードを選ぶコツ
キーワードの選定方法にも色々とコツがあります。欲しい商品やサービスをなんとか手に入れてやろうと血眼になって探している人ほど、複数のキーワードを組み合わせて検索する傾向があり、その組み合わせを発見することによって、確かに売上には結びつきやすいけれどド直球過ぎて競争が激しすぎるキーワードでの戦いを避けられる、とかそうしたちょっとしたテクニックについては、また、機会を見つけて取りあげることにします。

3.たくさん

SEO、二つ目のメリットは、売上に結びつくアクセスを「たくさん」得られるところにあります。

ただ、「たくさん」といっても他の人気サイトと比較して、ということではなく、今まであなたが得ていたアクセスよりも数が増える、という意味です。

これはウェブさえのなかで、もっとも人気がある記事(制作会社を頼らず無料のホームページ作成ツール14個)をアクセス解析した表です。直近一ヶ月間のアクセス数とともに、アクセスのもと(参照元)になったサイトを確認することができます。

ページビューと参照もと

公開したのは2013年の5月です。約半年たった今でも、この1ページだけでひと月17,000アクセスを稼いでいます。アクセスのもとは、GoogleとYahoo!、二つの検索エンジンが8割を占めています。これがなければ、アクセスは微々たるものです。つまり、SEOがうまく働いたおかげで、これだけのアクセスを得られるようになった、という証拠です。

ちなみに、この記事で上位表示できているのは、「ホームページ 作成」のような月間検索回数が3万回を越える人気キーワードです。(Google アドワーズのキーワードプランナー調べ)

検索される回数が多いキーワードで上位表示を実現できれば、当然それだけのアクセスを見込めます。しかし、たとえ、仮に月間300回程度しか検索されていないキーワードでも、上位表示が叶えば、1〜300人の「買う気満々」なお客さんを集めることができます。逆に、SEOが失敗していれば、その数は0に。もともと、それだけの回数しか検索されていないような商品を扱う小さな事業にとっては、0か1かだけでも大違いで、その違いを分けるのがSEOの働きなのです。

しかし、もちろん、Webサイトやブログの全部が売上を求めているわけではないですよね。行く先々のレストランをレポートするグルメブログのように趣味として続けられているものもたくさんあります。しかし、それを続ける原動力として、読者の数を挙げる人は多く、その数を増やしたいと願い人も多いです。

圧倒的な筆力や面白い切り口で読者をトリコにし、リピーターを雪だるま形式に増やせたら理想ですが、やはり、アクセスの根元になるのは検索エンジンのはずで、アクセスを増やすには、どうしてもSEOが重要になります。

SEOのメリットは、いままでと違う言い方をすれば、「来てもらいたい人のアクセスを増やせる」と表現することもできます。来てもらいたい人が、どんなキーワードを使って検索するのかを意識して(=キーワードの選定)、SEOに取り組めば、その人たちからのアクセスを増やすことにつながりというわけです。(この辺も大きく取りあげた方がいいなあ、そのうちそのうち)商用・非商用、ここに違いはありません。

4.長く

アクセスの推移

SEOのメリットは、得られるアクセスの数だけでなく、期間にもあります。

このグラフは、公開直後から今までのアクセスの推移を表しています。記事は先ほど(ホームページ作成の方)と同じものです。多少の増減はありながらも、全体的には右肩上がりに増えています。

これぞまさしくSEOによる恩恵です。SEOが正しく働くことで、検索結果の順位は定着します。定着している期間はずっと一定のアクセスを得続けることができます。

この例の記事は、いくつかアフィリエイトリンクを含んでいます。報酬は月に約3万円ほどです。その額が多いか少ないかは別として、一定額が放っておいても毎月必ず入ってくるのは魅力です。SEOに成功することで、継続的に利益を得ることが可能になるわけです。

ただし、検索結果は常に戦いが繰り広げられる弱肉強食の場だということを忘れてはなりません。それは、まさしくこんな感じ。

検索結果は戦いの場

ネット上のWebサイトの数は一定ではなく、常に新たなWebサイトが生まれ、そのなかには、当然、上位を攻めてくる強力なライバルも出現します。

そして、戦いの場を見張る検索エンジンにも注意です。日々の進化はとどまることを知らず、上辺だけのテクニックに走るWebサイトを巧みに見つける能力を身につけてきています。検索エンジンを騙すようなSEOは、ますます通用しなくなるでしょう。

つまりは、こうしていままで見てきた、三つのワード(売上に結びつく・たくさん・長く)で表されるSEOの旨味を味わい続けたいのであれば、ライバルだけでなく検索エンジンの挙動にも影響されない強固なSEOが必要になるということです。

では、その強固なSEOとは? その答えは連載を続ける中で明らかにしたいと思います。もうすでに随分長くなってきたみたいなので、今回はこの辺で〆。

まとめと予告

SEOによる上位表示のメリットを、まずは大きく三つ紹介しました。なぜ、SEOに励むことが重要なのか、さわりだけでも分かっていただけたのではないでしょうか。

次回は、リスティング広告、SNSと比較しながら、さらにSEOのメリットを掘り下げ、今回はお話しできなかったSEOの苦手な部分、デメリットについても紹介したいと思います。

リスティング広告は、SEOと同じく検索結果からのアクセスを増やせる方法で、SNSは最近ますますアクセスアップのための利用価値が高くなってきてます。

続きを見逃したくない人は、ぜひ更新情報を受け取ってください。Facebook、Twitter、RSS、Google+、など、都合のよい方法を選べます。詳しくはちょっと下の方を見てください。

ほな、ごゆるりと〜

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