ねぇザリガニ釣りに使ってた餌はなんだった?

2013年3月8日
カテゴリー 小話

ねぇザリガニ釣りに使ってた餌はなんだった?

僕はスルメだったな。

酒とスルメの相性を知った今、ザリガニごときにたとえ切れ端でもスルメをやるなんてあり得ない。釣られたザリガニも、普段の泥沼生活では絶対食べたことないスルメの味を最後の晩餐にできて本望だったに違いない。

いつもザリガニ釣りに行く池は決まってた。団地の裏にある田んぼを抜けてった先の竹やぶの中。当時小学校に入りたての僕には、かなりスリルがあった場所。危ないからとよくお母さんが追っかけてきてた。

そういえば、スルメはお母さんの発案だったな。拾った棒切れの先から垂らした凧糸にスルメをくくりつけて、釣り方を教えてくれた。その頃お母さんは丁度今の僕くらいの年。その年の女の人にとってザリガニ釣りなんて面白くないはず。例えば、丸の内界隈で働く30代のOLが楽しそうにザリガニを釣ってる姿なんて想像つかない。子どもの遊びに付き合うのは大変だったよねきっと。

もちろん友だち同士で行くこともあった。覚えてるのが、友だちが持ってきたオヤツ。コーラーアップっていう名前のグミ。それまでグミなんて食べたことなかったから、食感にビビった。ペラペラしたオブラートも初体験。すごく気に入った。ガムなのかアメなのか。噛むの?舐めとくの?噛んだらすぐ食べ終わりそうで、もったいないからずっと舐めといた。

そんなことを思い出したのは、今朝走ってるときだ。今実家に帰ってきてて、毎朝、近所を走ってる。走ってる途中にふと思い出したから行ってみた。そのザリガニ池に。どーなってるんだろーなー?と思って。

やっぱりこんな田舎でも開発が進んでて、小高い山を切り崩し、今丁度、幹線道路を作ってる。そのせいで、山からサルが下りてきて、畑を荒らしたり、民家に入って人を襲ったり、猿害(えんがい)っていうらしい。

山を荒らした人間の責任だ、みたいに言えるかもしれないけど、僕はアンチ開発ではない。Web系の仕事をしてる。食べていけるのはテクノロジーのおかげだ。もっとどこでも携帯やWi-Fiが繋がるように電柱を立てればいいのに、旅行が好きだから道路も空路もどんどん増やせばいいのにと思ってる。世の中が便利になっていくことに、何のためらいもなく賛成できる。

でも、プライベートな場所になると話は変わってくる。確かに30年間一度も思い出さなかった場所だ。でも、コーラーアップを舐めながら、丸の内レディみたいにまだ若くてキレイだったお母さんと遊んだ場所なら、いつまでもそのまま残っていて欲しいと思うのは、決してワガママではないよね。もし、30年ぶりに行って、見るに絶えない場所に変わっていたら、傷つくのは当然だよね。

まぁとにかく行ってきたよ!

それで写真も撮ってきた!

それがこれです。

菜の花畑

菜の花畑になってた。

確かに人の手が入って変わってた。ザリガニは生き場を追われて可哀想だ。でも、これくらいの変わり様ならアリだなぁと。それで、たまにはこんな話をしてもアリだなぁと。そう思ったので書いてみました。いやーしかし、もう春だな。

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