グサリっ!ホームページのリニューアルを成功させる急所

2016年9月6日
カテゴリー ホームページ作成 人気の記事ベスト10

ホームページのリニューアルを成功させる要所を説明していきます

今回は最近終えた案件を思い出しながら、ホームページのリニューアルを成功へ導くポイントについてお喋りしたいと思います! リニューアルの方向性に迷っているヒトへ参考になればいいかな。

リニューアル成功へのポイント15個

1. リニューアルはドキドキ!?

バッサリなイメチェンはリスクが高い

リニューアルはドッキドキ。なぜなら、突然髪をバッサリ切ってしまうのと同じでリスクが高いからです。

過去を捨て去る大幅なイメチェンよりも、本当は前髪とか襟足とか部分ごとに少しずつ短くしていく方が、似合いどころを探しやすく残念な結果を招かずに済みますよね。

ホームページも同じです。大胆に丸ごと全部を作り変えてしまうより、今回はヘッダーだけ、そして次はお問い合わせのページだけ、というように回数を分けて部分ごとの改善に取り組んだ方が大失敗を避けられます。

パーツやページ毎の改善を繰り返す方がリスクは低い

しかし、継続的に改善の手を加えるのにはとてもお金と手間がかかります。現実には「そんなつきっきりで面倒を見てあげられるほどの余裕はないよぉ」と数年前に作ったものをそのまま使い続けるしかなかったヒト、けっこう多いです。

2. それならアクセス解析を活用しよう

アクセス解析はリニューアルを成功させるヒントの宝庫

Webサイトのリニューアル失敗のリスクは『アクセス解析』を活用することで減らせます。

アクセス解析とは、ホームページへの訪問者を追跡し、どこからやってきたのか、どのページを見たのか、どれくらい滞在してたのか、などを記録してくれるサービスです。

過去の記録をさかのぼれば、リニューアル成功へのヒントがたくさん見つかります。アクセス解析なしの丸腰でリニューアルへ挑もうとしているヒトは、ちょっとお待ちを! ある程度まとまりが出るまでアクセス解析でデータを集めます。それからリニューアルへ着手した方が絶対に成功への可能性は高まります。

アクセス解析は『Googleアナリティクス』がおすすめです。無料ですし、ネット上にたくさん情報が転がってます。最初に必要な設定方法から高度な活用の仕方まで知りたいことは全部、検索すれば出てきます。

このブログでも初心者さん用にいくつかGoogleアナリティクスの設定方法や用語について書いてますよ。ぜひ読んでみてください。

3. コンバージョンの設定を忘れずに

ホームページのゴールを明確にする

アクセス解析を始めたら、最初に必ずコンバージョンを設定します。

コンバージョンとは『ホームページのゴール』のことです。訪問者に最後にして欲しい行動を指し、例えばネットショップなら『商品の購入』、不動産サイトなら『物件に対するお問い合わせフォームの送信』がコンバージョンにあたります。

Googleアナリティクスには、コンバージョンを登録できる機能があります。登録すると、コンバージョンが発生した回数や、訪問者がコンバージョンへ辿り着いた経路などを知ることができます。

先の例で言えば、お問い合わせしてくれたお客様の数はもちろん、「何を検索してきたのか」「どのページを見たのか」「どのリンクをクリックしたのか」なども分かります。リニューアルにとても役立つ情報です。

ちなみにコンバージョンは英語で「転換」の意味を持ちます。訪問者が売上に「転換」する瞬間と考えると、なるほど、辻褄があってますよね。

以下はアクセス解析を開始後、すぐにしておきたい設定項目の説明です。コンバージョンの設定方法についても書かれてるのでぜひ一読を。

4. リニューアルの目的を再確認しておこう

リニューアルの目的=売上アップ

リニューアルの目的は、なんと言っても『売上増』です。オシャレなデザインに変えたい、スマホへ対応したい、更新できるようにしたい、などなど細かくあげれば色々とありますが、それで売上が下がればリニューアルは失敗です。

しかし、漠然と「売上を増やしたいなあ」と考えているだけではなかなか具体的で有効な案は浮かびません。そこで役立つのが売上を求める公式です。

5. 売上アップの公式

売上を増やすためには売上を求める公式を知っておく必要がある

「訪問者数 x コンバージョン率 x 客単価 =売上」 売上を求める公式です。

「訪問者数」「コンバージョン率」「客単価」、売上をまずこの三つに分解します。そして、それぞれについて今より増やす方法を考えます。すると、リニューアルの具体的な方向性が見えてきます!

5-1. 訪問者数とは?

訪問者数は、文字通りホームページを訪問した人の数です。Googleアナリティクスでは訪問者のことを「ユーザー」と呼び、ここ(下図)を見ると訪問者の総数だけでなく新規とリピーターの割合や、ホームページ訪問時の滞在時間などが分かります。

ユーザーの欄

訪問者数と同じく重要な数字にページビュー数があります。ページビュー数とは訪問者が閲覧したページの合計数のことです。ページビュー数の増加も売上に大きく影響を与えますが、今回は特に訪問者数にマトを絞って話を進めたいと思います。

5-2. コンバージョン率とは?

コンバージョン率は、コンバージョンが発生した割合を示しています。「購買率」や「成約率」という言葉で表すこともあり、訪問者のうちゴールへ辿り着いた割合のことを言います。ゴールとは訪問者に最後にしてほしい行動のことでしたね。商品購入や資料請求などがその例です。発生率を含めコンバージョンについて詳しく知るには、Googleアナリティクスではここを見ます。

コンバージョンの欄

仮に「コンバージョンは資料請求、コンバージョン率は1%」のホームページがあれば、そこでは100人ごとに一回の資料請求が発生しているという計算になります。

5-3. 客単価とは?

お客様一人当たりが支払う金額のことです。Googleアナリティクスに客単価として得られるデータはありませんが、コンバージョンの設定時に、そのコンバージョン一件あたりに発生する金額を登録できます。

コンバージョン毎に発生する金額

これを利用すれば、資料請求やお問い合わせの発生件数を金額に換算することができます。

さて、こうして「訪問者数」「コンバージョン率」「客単価」の三つの要素を具体的な数字でつかめました。次は、それぞれ三つをどんな方法で改善するのかを考えます。

今回は実際に僕の最近の案件に盛り込んだ改善案を例として紹介します。全てのケースに当てはまるわけではないですが、ぜひ参考にしてみてください。

6. リニューアルは値上げ/値下げの大チャンス

リニューアルで強気の値上げ

僕の場合は値上げしました。値上げをすれば自然と客単価も上がります。

最近、ホームページへお客様を呼び込むためのコストがメキメキ高くなってます。特にリスティング広告費の高騰は、これからもっと進むことが予想されます。たとえ売上を横ばいに保てたとしても高まるコストの分、利益は少なくなっていくでしょう。この逆風の中で値上げを夢見るヒトは少なくないはずです。

リニューアルは値段を見直すいい機会になります。ホームページ全体を真新しくすれば、お客様に新装開店のインパクトを与えられます。もちろんそこに説得力ある値上げの理由づけは必要です。値段に見合うサービス面の補強も考えなければなりません。しかし、そっと金額表記だけを変えるより、リニューアルは値段の変化を受け入れてもらいやすくなります。今後長く生きぬくため新しい価格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

7. デザインの方向性を決める

参考になるデザインが山ほどのDribble

優れたデザインはコンバージョン率を改善します。見た目の良さは説得力につながり、使いやすさは喜ばれます。良質なデザインは共通して、訪問者をうまくゴールへと導く仕組みを持ちます。

ネット上では刺激的なデザインをたくさん見つけられます。まとめてくれてるギャラリーサイトも数多くあり、ヘッダーやフッターなどパーツごとの見せ方をまとめたところもあります。いろいろ巡って、まずはだいたいの方向性を決めます。

以下でワタクシのお気に入りのギャラリーサイトをまとめました。無限スクロールで参考デザインをゴリゴリ探せます。

実は、Web業界にも流行があります。一般の人はあまり気づいてないかもしれませんが、その時期によって好んで使われるデザイン手法や技術があります。(以下参考)

せっかくですから、このような流行も取り入れてみたいですよね。でも、もし今回のリニューアル後、また数年同じものを使い続けなければならないのであれば、長持ちさせることも考えましょう。ピカピカ点滅したり画面幅を往復したりする文字が昔流行りました。でも今は…。何がこのあとも流行り続けるのか、もしくは、すたるのかを判断するのは難しいですが、シンプルなものは長く好まれる傾向にあります。例えば、以下は2008年のまとめですが、今見ても古さを感じません。(シンプルなものほど見ばえよくまとめるのが難しかったりするのですが…)

配色もデザインの方向性を決める重要な要素です。企業のイメージとマッチさせることはもちろん重要。なおかつ、訪問者に好まれる組み合わせを選びたいものです。

ベストな配色はなかなか一筋縄に発見できませんが、ツールを利用することで素人さんでもチャレンジできます。このブログでも、配色についてまとめてますよ。以下の記事をご覧ください。

8. コンテンツの再構成

コンセプトダイアグラムで導線を想像する

既存のコンテンツを最大限に活かし、コンバージョン率アップへつなげるベストな構成を考えます。そのために役立つ二つの図を紹介します。

上の図は『コンセプトダイアグラム』です。コンセプトダイアグラムは、訪問者になりきりホームページを使ってみることによって、コンバージョンに結びつく/つかないコンテンツを探し出す方法です。描き方は以前記事にしました。

コンセプトダイアグラムとよく似た図で遷移図というのもあります。同じように重要/不要なページを見つけるのに利用できます。

遷移図

これはGoogleアナリティクスの遷移図です。こんなふうにユーザー、行動、コンバージョンを基準に訪問者の行動を追いかけることができます。

遷移図のうまい使い方は機会を見つけて記事にしたいと思ってます!

9. 入口ページを改善

バブルチャートで直帰率とランディングページの関係を知る
新しいホームページの構成を考える時は、入口ページの改善も忘れるべからずです。

入口ページとは、訪問者が最初に見るページのことです。訪問者全員がトップページから入ってくるとは限りません。どのページが入口になっても慌てずおもてなしできるような工夫を考えます。

Googleアナリティクスではバブルチャートという図を作成できます(上図)。入口ページのアクセス数と直帰率の関係を調べられます。

直帰率は、次のページを見ないで帰ってしまった訪問者の割合のことです。

訪問者が多いのに直帰率が悪いページは、少し改善するだけでコンバージョンを激増できる可能性があります。

直帰率が悪くなる一番の理由は、訪問者が期待した情報をうまく与えられてないからです。ページ内におけるキャッチコピーを変えてみたり、リスティング広告に出稿してるならキーワードを見直したり、せっかく多い訪問者の期待を裏切らない工夫を考えます。

さらに調べてみると、アクセスと直帰率が共に散々なページも見つかります。このようなページは、思い切って改善の余地なしと判断するのも一つの手です。リニューアルのプランから外せば、予算と手間を浮かすことができますよね。

バブルチャートについての見方と作成方法は過去に詳しく説明してます。割と評判が良かった記事なのでぜひ読んでみてください。

10. ナビゲーションを分かりやすく

ナビゲーションを改善する

ナビゲーションの改善は直帰率、コンバージョン率の改善につながります。

Googleアナリティクスでは上の図のようにリンクのクリック率を調べられます。

極端にクリック率が低いリンクはそこにあるのがムダということを示してます。もし、それが訪問者に優先して見せたいリンクなら、位置を変えたり表示を大きくしたり、注目されるための手を加えるべきです。

先ほどのコンセプトダイアグラムと遷移図もナビゲーションの改善に活かせます。狙い通りの動きで訪問者を移動させられるナビゲーションにしたいですね。

11. モバイルへ(というかPC以外にも)優しく

半分に迫るモバイルからのアクセス

モバイルからのアクセスが急増してます。上図はこのブログのアクセス解析ですが、タブレットとスマホを足せば全体の約半分に迫る勢いです。

僕自身、最近はiPhoneでブログを書き、iPadでネットを楽しんでます。PCは仕事で本気で向き合うとき以外はほとんど出番がありません。スマホで初めてネットに触れたというヒトもいます。こうした状況ですから、PCだけを主役にしたリニューアルは考えられません。

PC、スマホ、タブレット、とネットに接続できる端末はこれからもますますその種類を増やすでしょう。その一つ一つへ全力で対応していかなければならないと考えると大変そうです。吐きそうになります。でも、やり方はあります。

端末の種類や画面サイズに合わせて、うまくデザインを切り替えたり、掲載する情報を振り分けたりする方法があります。

簡単な例をあげれば、iPhoneからだとPCで見た場合より文字が大きくなります。ナビゲーションの形が変わってリンクを押しやすくなったり、PCでは見えなかった情報(例えば電話番号とか)が現れたりします。

このブログでもモバイル用にナビゲーションメニューを調整しました。そのときの顛末は以下で読めます。

このようなテクニックを要所で使えば、どの端末からでもストレスなく楽しんでもらえるホームページを目指せます。

12. お問い合わせフォームの改善

フォームは極力入力者の負担にならない仕組みにすること

訪問者にできるだけ楽に入力してもらえる工夫をお問い合わせフォームに加えると、コンバージョン率がアップします。

コンビニで商品をカゴに入れたけどレジが混んでるから買うのをやめた、という経験は誰にでもありますよね。同じことがお問い合わせフォームにもあてはまります。

入力項目が多すぎる、送信ボタンが見えない、余計な個人情報を尋ねてる、など入力者にわかりにくい/面倒だなと思わせたらアウトです。コンバージョンの一歩手前で逃げられないよう注意しましょう。

お問い合わせはフォームの具体的な改善例を特集しました。下のリンク先で読めます。

13. ブログ!

頑張ってブログをやってみよう

検索からの訪問者を増やすためブログを始めます。

リスティング広告の高騰はこれからも進みます。それを考えると、自然検索からの訪問者数をなんとしてでも増やしていきたいです。

有料のSEO業者を利用するのは、特に知識を持たない人にとってリスク高め。先にヒットさせたいキーワードをピックアップし、そのキーワードに関連する内容を更新していく方が地道で手間はかかりますが安全に効果を狙えます。闇雲に更新を重ねるわけではなく、いつも質の高い記事を書くことにチャレンジします。大変です、本当に。でも、取り組む価値は十分にあります。

14. ソーシャルメディアヘ参加

検索エンジン以外からアクセスを増やす

リニューアルついでにソーシャルメディアにアカウントを開設します。検索エンジン以外のアクセスとリピーターの獲得、また、もともといた固定客との交流にも役立ちます。

ただし注意したいのが、最初から情報の送り手側として運営しようとするとハードルが上がるので、まずはよく話題になるアカウントをフォローしてみることから始めます。ウケるネタや情報拡散のコツを学べます。間違っても、初っぱなから張り切りすぎて、自社アカウントのタイムラインをお子様の写真で埋め尽くさないように!

15. リダイレクトを忘れずに

新しいホームページへ誘導する処理

リダイレクトとは、あるページへの訪問者を自動的に違うページへ移動させるための処理のことです。

リニューアル後はURLが変わってしまったページ、なくなってしまったページが生じます。このようなページへアクセスすると「そのページは存在しません」と現れ、せっかくきてくれた訪問者を逃してしまうことになります。

そこで必要なのがリダイレクトの処理です。存在しないページへ迷い込んだ訪問者を新しいページへ案内してくれます。また、被リンクなどseoの効果も旧から新ページへ引き継いでくれます。それによって検査順位の急落も防げます。

できるなら最初からURLの変更、ページの削除は避けたいですが、だってリニューアルだもの、難しいですよね。うまくリダイレクトを利用して、訪問者の減少や検索順位の乱降下のリスクを減らしましょう。詳しくは、以下のリンク先が分かりやすかったです。

以上!

わりと専門用語が多めな記事になってしまいました。途中、もっと掘り下げた方がいいところもいっぱいあったなーと。。ちょっと反省。中級者向けの記事になったかもしれません。

分かりにくかったところは、参考リンクを読んだり、検索したりしてみてください。その一歩がリニューアルを成功へ近づけます!

ほな、ごゆるりと〜

こちらもcheck!ついに再開!ウェブさえのHP作成サービスはこちら

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