予算内で評判の良いホームページ制作会社の選び方

Author: ウェブさえ |
2021年6月10日
カテゴリー ホームページ作成
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信頼できるホームページ作成会社が見つからない

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

信頼してホームページの作成を任せられる業者がなかなか見つからない。

そんな悩みに頭を痛めるあなたへ、実績13年目のウェブ制作のプロが、今回は「選ぶ側」の立場で書いてみました。

ホームページ制作会社を探しているあなた、まずは知人・友人にあたってみましたか?

もし、僕がホームページ制作会社を探すとするなら、最初は知人・友人からあたってみます。

知人・友人のwebデザイナーではなく、「評判の良いホームページ制作会社を知っている知人・友人」を探してみる、ということです。

ホームページ制作会社の評判はあまり表に出てきません。

なんででしょうか?

ホームページ制作会社を利用することはそうそう何度もないので、他社との比較が難しいからかもしれません。

ホームページ制作会社の仕事の質を評価できるほどの専門知識を持つ人が少ない、というのも理由の一つにありそうです。

とにかく、ネットでいろいろと検索してみても、ホームページ制作会社に関する口コミはあまり見つけられません。

だから、最初はリアルなつながりで評判の良いホームページ制作会社を探してみたほうが、安心して任せられる業者が見つかるかと思います。

すでに知人・友人にあたってみた。でも見つからない?

その場合は、ネットで探すことになるのですが、そのとき「失敗しないコツ」があるので教えましょう。

ネットで信頼できるホームページ作成会社を見つけるためのコツ。

以下の3つを準備しておくことです。

  • ホームページを作る目的
  • 予算
  • 集客方法

少なくとも上記の3つを明確にしておき、見積もり時に伝えます。
その返事として、理想的な提案をしてくれたホームページ制作会社を選ぶ。
これが、正しい「ホームページ制作会社の選び方」です。

もしや、以下のような依頼先を検討している人はいませんか?

ご注意ください。後悔するリスクが高いですよ。

  • 知人・友人のwebデザイナー
  • 安いだけが売りの格安ホームページ制作会社
  • 月額無料のホームページ制作会社
  • リース契約のホームページ制作会社
  • 一括見積りで見つかるホームページ制作会社
  • 電話・訪問営業をしてくるホームページ制作会社
  • フリーランスのwebデザイナー

「なぜ?」と思う人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

  • ホームページの制作で失敗してしまった原因=自ら地雷を踏みにいった

このパターンが実はけっこう多いです。

あなたは、間違った業者に向かって自爆しにいってませんか?

以下では、正しいホームページ制作会社の選び方を詳しくお伝えしています。
ぜひ最後まで目を通して、参考にしてみてください。

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わずか4ステップ! ホームページ制作会社の選び方

見つけた!

実は、正しい手順を踏めば、信頼できるホームページ制作会社を見つけることは難しくありません。

焦らず、以下の4ステップをひとつずつ進めてみてください。

  • 1. ホームページを作る目的を決める
  • 2. 予算を決める
  • 3. 集客方法を決める
  • 4. 相見積を出す

1. ホームページを作る目的を決める

新規のホームページでもリニューアルの場合でも、必ずホームページを作成する目的を明確にしておきましょう。

目的によって、選ぶべきホームページ制作会社が変わってくるからです。

ホームページを作る目的 具体例
  • 会社名を検索したときに見つかる名刺代わりのホームページがほしい
  • 特定のサービスへのお問い合わせを増やしたい
  • 店舗へ足を運んでもらうきっかけになってほしい
  • 求人に対してたくさんの応募がほしい
  • 予約をオンラインで受け付けたい
  • 商品をネットで販売したい

単に名刺代わりのホームページがほしいだけなら、「ホームページ制作会社を選ばない」という選択肢もあります。

最近増えている「webサイトビルダー」を知ってますか?
パズル感覚でだれでも簡単にホームページを作成できるサービスです。(以下で特集してます)

安くて中途半端な業者へ依頼するくらいなら、上記の記事で紹介中の「webサイトビルダー」を使って自作したほうがマシなホームページができあがることも多いです。

一方で、売上や集客へ積極的に活用したいホームページなら、ある程度のお金をかけてしっかりとした業者へ依頼するべきだと思います。

目的を具体化させることで、予算や依頼先の業者のランクを検討しやすくなるというわけです。

だから、ホームページ制作会社を探すときは最初にやることとして、できるだけ具体的にホームページを作る目的を決めておきましょう。

2. 予算を決める

ホームページの制作費は、無料から数百万円とケースバイケース。

ホームページはオーダーメイドで作ることが多く、制作会社は予算いっぱいまで使おうとします。

ホームページ制作会社の予算の使い方
  • 予算が10万円と伝えれば10万円ギリギリまで。
  • 予算が100万円と伝えれば100万円ギリギリまで。

このような予算の使い方を業者はします。

だから、間違って高すぎる予算を告げると、無駄にお金を使われるリスクがあります。

そうかといって、安すぎる予算では、ステップ1で具体化させた目的を果たせないクオリティの低いホームページができあがってリスクがあります。

大切なのは、目的に対して適正な予算を立てることです。

よくホームページの制作費は消耗費ではなく投資といわれます。
かけたお金はあとで回収する前提で予算を立てなければいけません。

予算の立て方 失敗パターン

お金の無駄
名刺代わりになればいいだけのホームページに何十万、何百万とかける。
制作費は回収できない。

ケチりすぎ
月収100万円を目標にしているホームページを、10万円以下の格安業者へ任せる。
10万円かけて100万円儲かるような甘いビジネスはない。

というわけです。

ホームページを作る目的に対して適正な予算はいくらくらいか?

と考えてみましょう。

以下の記事ではホームページ制作費の相場について特集しています。
予算を考えるときの参考になると思うので、合わせて読んでみてください。

3. 集客方法を決める

集客方法とは、ホームページへのアクセスアップの方法のことをいいます。

残念なことに、ホームページを作っただけではだれもアクセスしてくれません。

積極的に集客方法に取り組むことで、少しずつアクセスは増えていきます。

以下は、僕が運営中のホームページのひとつ。開設後6ヶ月のアクセスの推移を表すグラフです。

Googleアナリティクス

上のグラフのように集客のプロでも地道にアクセスアップに取り組むことで、少しずつ足を運んでくれる人が増えます。

ホームページの集客方法 具体例

SEO(検索エンジン最適化)
SEOは、検索経由のアクセスを増やすための対策のこと。

検索結果の上位に表示できればホームページへのアクセスを増やせます。

検索結果の順位は情報価値の高いページほど上にあがる傾向があるので、その傾向に合わせたブログ記事を積極的に更新することがよくSEOとして行われています。

リスティング広告
お金を払って検索結果の上位へ表示する方法です。

SEOで上位表示が難しい場合やLPと呼ばれる縦長のページを使って売上アップの効果を得たいときによく使われます。

SNS
facebook、twitter、instagramなどのSNSを利用しホームページへのアクセスを集める方法です。

SNSは口コミ効果によって情報が拡散しやすい特徴があります。
その特徴をうまく活用できれば、ホームページへのアクセスを一挙にたくさん集められます。

ただ、口コミ効果を最大限に得るためには、話題になることを狙ったホームページの作り方が必要です。
そのため作り手にはマーケティングやトレンドについての知識が求められるでしょう。

上記でお伝えしているように、集客方法によってホームページの作り方が変わってきます。

SEOならブログ機能が必要となるでしょうし、リスティング広告に取り組むならホームページよりもLPを作ったほうが効果的かもしれません。

SNSの口コミ効果を利用したいなら話題性のあるホームページを作る必要があり、そのための知識も求められます。

どんなホームページを作るべきかが決まるので、先に集客方法も決めておく必要があるわけです。

4. 相見積を出す

目的、予算、集客方法は決まりましたか?

上記の3つが決まれば、ホームページ制作会社へ見積もりを依頼しましょう。

少なくとも3社くらいに、目的・予算・集客方法を伝えて見積もりを頼みます。

複数社から見積もりを取ることを「相見積」といいます。

相見積で集めた見積書を比較し、「ここが一番」と思ったところへ発注するのが正しい「ホームページ制作会社の選び方」です。

ここで注意したいのは、以下。

  • 単に見積書の金額だけを比べない

安さだけで選ぶと失敗するからです。

「目的・予算・集客方法」を伝えて、もっとも期待できる提案をしてくれるホームページ制作会社を選びましょう。

見積時に役立つテクニックをさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を続けてどうぞ。


このように4ステップでホームページ制作会社を探すと、当てずっぽうで探すよりも高確率で、信頼できるホームページ制作会社と出会えます。

以下では、見積時や打ち合わせに入る前にチェックしておくといいリストを紹介してます。
ホームページ制作会社とのやり取りをスムーズにし、より正確な見積もりや具体的な提案を期待できるので、試してみてください。

ホームページ制作会社を比較するときの注意点

「目的・予算・集客方法」を伝えて相見積を取れば、業者選びで失敗するリスクはかなり低くなります。

合わせて、以下の注意点にも気をつけましょう。
これらは、地雷を踏みに行くのと同じです。
事前に知っておくだけで自爆を避けられます。

「安さ」だけで選ばない

上でも説明しましたが、重要なことなのでもう一度。

ホームページの制作費用は投資です。

先に決めた目的を達成するための資金で、あとで回収することを前提にしています。

そのため、とにかく安さで業者を選ぶのではなく、目的に対して適正な予算を組むことを大切にしましょう。

月額費用はありかなしか

月額費用は毎月継続して発生する固定費なので、できるだけ安くしたい気持ちは理解できます。

ただ、月額費用はホームページを保守するための費用として使われるため、特に初心者さんは安易に月額無料の業者を選ぶのはやめておいたほうがいいです。

月額無料の業者を選ぶと、サーバーのメンテナンスやセキュリティ効果の維持など自分で負担していかなければいけません。

一方で、管理費をうたいながら何もしてくれない業者もいるので、見積時に、月額費用は何に使われる費用なのかを確かめておくと安心です。

月額費用については、以下の記事で特集してます。
月額費用のない業者を検討中の人は続けて読んでみてください。

リースは絶対ダメ

初期費用が無料で、リース契約を前提にしている業者は絶対に選んじゃだめです。

そもそもホームページは無形の商品なのでリース契約が法的に禁止されてます。
そのルールをかいくぐるため、サイトの更新システムやSEOなど別の商品を抱きあわせる形でリース契約を結ぼうとする業者がいます。

リース契約は途中で解約ができません。

初期費用が無料でも、継続的に発生するリース料が積み重なると総額はとても大きくなります。

途中でキャンセルできないので、結局は大きなお金を払わなければいけない仕組みになってるんですね。

リース契約には何の得もないので、もし業者の口から「リース」という言葉が出れば、拒否で構いません。

「リースは絶対ダメ」と覚えておきましょう。

飛び込みで電話・訪問営業してくる業者は?

個人的には、選ばないかなと思います。

僕の本業はウェブ制作です。
ネットだけでじゅうぶん仕事を得られているので、電話や訪問のような営業方法に頼らずに済んでいます。

だから、電話や訪問営業に取り組んでいる業者について、ネットでの集客がうまくいってないのではと疑ってしまうんですよね。

ネットでの集客がうまくいっていない業者に、アクセスアップの方法について相談はできません。

ホームページに重要なのはアクセスしてもらうことです。

そう考えると、やっぱり集客が得意な業者を選びたくなりますよね。

つまり、「ネットで集客できていないから電話・訪問営業してくる業者」は選ばない、というのが無難かなと思ってます。

フリーランスはお得。でも……

個人で活躍するフリーランスのwebデザイナーへ依頼すると、一般の制作会社よりも安くホームページを作れます。

ただ、フリーランスの実力には注意が必要です。
中には、特定のスキルだけに優れたフリーランスもいるからです。

実は、僕も長くフリーランスとして活動していました。
今では、フリーランスへ発注する立場としてフリーランスの現状をよく知ってます。

フリーランスになるには、免許や資格は不要。
極端に言えば、手をあげるだけで誰でもフリーランスになれます。

だから、スキルと経験はフリーランスによってまちまちで、中にはデザインは得意だけど、アクセスアップの方法については無知も同然というフリーランスもいます。

もし、ホームページを作る目的が単に見た目のいいホームページを作るだけなら、デザインが得意なフリーランスに依頼すればいいです。

でも、集客まで面倒を見てもらうつもりなら、SEOやリスティング広告について知識のあるフリーランスを選んでおかなければいけません。

フリーランスとうまく関係を築ければ、一般の制作会社よりも2〜5割安く費用が済むのも事実。
そのためには事前に必ず、ホームページを作る目的とフリーランスの実力が一致しているかどうかを確かめておきましょう。

知人・友人へ依頼すると後悔する

これは僕自身が青きフリーランス時代に経験しています。
依頼される側として、です。

友人のためのホームページ作り。
向こうから「安くして」と言ってくるわけではないんですが、やっぱりそうなっちゃいますよね、お友達価格に。
「普段はこれくらいでやってるけど、今回は知ってる仲なのでこのくらいでいいよ」みたいな感じで。

こうした「なあなあ」の始まり方をすると、だいたいがうまくいきません。

お互いが変に気をつかいあってしまって、積極的に意見を交わすことができず、「なあなあ」のまま制作が進み、できあがるホームページは中途半端なものに。

完成を待たずに途中で制作自体がフェードアウトしてしまうこともありました。

こうした経験から得たのが以下の鉄則。

  • 知人・友人からの依頼は受けないほうがお互いのため

もう知人・友人からの依頼は断ってます。
それで崩れるような関係なら、なおさら先に断っておくべきです。

あなたも、満足できるホームページを作りたいなら知人・友人を頼るのはやめておくことをおすすめします。

質を求めると、変に気をつかわず要望や意見を積極的に出し合うことが求められるからです。

もし、頼れる依頼先が友人しかいない場合は、必ず正規の金額を払って、「これは仕事なんだ」と割り切れる関係で進めましょう。


以上のように、「ホームページ制作会社の選び方」と「選ぶときの注意点」をお伝えしてきました。

予算を最大限に活用し、効果的なホームページを作ってくれる制作会社が見つかるといいですね。

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