WordPressの海外テーマを日本語化したいときに嬉しい翻訳用プラグイン「My WP Translate」
覚えておくと、たぶんあとで得しそうなやつ。サイト全体を他言語化するということではなく、テーマを翻訳して日本語化したいときに役立つプラグインを紹介します。
最近は国産のテーマでも、「え、これが無料なの!?」と目がまん丸になっちゃうくらいに優秀なものを見つけられます。ボクもオリジナルテーマを開発して配布してみたいなあなんて思ったりもします。
でも配布したあと確実に殺到するユーザーさんたちからの質問の嵐。考えると震えちゃいます。多くのテーマ開発者様たちが、無償でサポート対応されてるお姿を見て本当に頭が下がります。リスペクトです。
さて、最近いい感じの国産テーマが増えてはきてるというものの、まだやっぱり海外モノのほうが選択肢は多いです。素敵なデザインで機能的にも普通に業者へ発注したら「これナンボするのん?」というくらいスゴいテーマが無料でもいっぱい見つかります。
海外産のテーマを利用するとき、なにげに困るのが翻訳問題です。完全に日本語化されているテーマはそれほど多くなく、だいたいこんな感じに一部が英語で表記されます。日本語テキストと混在している状態です。
テーマの中にはインストール後に専用の設定画面が立ち上がるものもあります。こんな感じに。完全に英語ですね。
そこで今回のプラグインが活躍します!
テーマを日本語化できるプラグイン My WP Translate
プラグインのインストール方法は通常どおりなので割愛します。インストールしたあとの画面がこれです。画面左下、「My WP Translate」のメニューをクリックすると現れます。
いま着用しているテーマの名前が見えます。翻訳するには「Enable translation panel」にチェックを入れます。
翻訳パネルが開きました。日本語にしたい英語を見つけましょう。その下のボックスに日本語訳を入力します。ここでは冒頭で見せた「Error 404 Not Found」を訳してみせます。
入力後、試しにサイトのほうを確認してみます。なってますね、日本語に!
続けて翻訳した図。日本語と英語の混在を解消できました。
今度は、テーマの設定画面を日本語化してみます。翻訳したい英語を検索できます。検索後現れた翻訳ボックスへ日本語を入力します。
「General」が「一般設定」になりました。
本来ならテーマを翻訳するのは大変な作業になります。「.po」だとか「.mo」だとかいうファイルをいじくりなんとかしなくちゃいけません。テーマファイルに直接手を加えるという方法もありますね。どちらも初心者さんには難しく、おすすめできる方法じゃありません。
今回の「My WP translate」なら、誰でも簡単にテーマの日本語化へ挑めます。じつはプラグインの日本語化もテーマと同じ方法で可能ですよ。海外産で日本語化されてないプラグインも多いですよね。テーマでもプラグインでも日本語化が必要なら、ぜひ試してみてください。
明日は連載の続き書きます〜(たぶん)
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