奴は言った。俺がモテるのはターゲットを絞るからだ。(注:これはWebサイト作成に関するお話です)

Author: ウェブさえ |
2022年1月24日
カテゴリー ホームページ作成
本ページに記載の商品・サービスはプロモーションを含みます。
B!

モテる男

モテたい! でも、どうすれば!?

を考えると、「なぜ、Webサイトのターゲットは絞った方がいいのか?」も理解できるというお話です。これからホームページを自分で作成しようしている初心者さんを対象にしてます。

ウェブさえプロフィール画像

著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

ヒゲッチ

ヒゲッチの写真

ヒゲッチは、ひげ面のいい奴。もう30を越えるのに、いつも違う若い女の子を連れていて、どの子も可愛いと友達の間で評判です。でも、ヒゲッチは自他ともに認める非イケメン。なのに、なぜ、モテるのか?

ヒゲッチ、いわく。「広く狙っちゃダメよー。狭く狭く攻めるの、わかる?」

どうやら狙う女性のタイプを絞りきっているのだとか。詳しく聞けば、そのタイプとは「髪は明るめのボブで、足元はスニーカー。ブランド品でない財布を使い、今あえてフリッパーズギターを聴いてそうな感じ」だそうです。

ターゲットになるタイプ

ヒゲッチ、さらにいわく。「こういう系は雰囲気を一番に重視する。その傾向がある。だから、オレのツラが多少ブサくてもな、彼女たちが好みそうな服やお店を熟知できれば、じゅうぶん攻略できるんや」

つまりは、自分のなりふりをターゲットの趣味にマッチさせることで成約率をあげようという作戦です。

テンパみたいなパーマも。誰かのお下がりにしか見えないパーカーも。首飾りにしては重そうなヘッドフォンも。デートといえば、決まってL字型のソファー席があるカフェ(料理はALLレンチン)を選ぶのも。すべて、彼の自分を売り込むためのマーケティング戦略だったのです!!!

へー(棒よみ)

といわずに、Webサイトを作るときに当てはめて考えてみましょうよ。

ジュエリーをネットで販売

仮にそんなECサイトを作るとします。イチオシの商品はこれ、ペアリングです。

結婚指輪

多くの初心者は、商品をできるだけたくさん売りたいものだから、老若男女に幅広く受け入れられることを優先に考えてしまいます。でも、その考え方から始めると、だれにも刺さらないありきたりのサイトが出来上がってしまうことに。

それに対して「ターゲットの絞り込み」から始める方法があります。商品を売り込む相手の年齢、性別、職業、ライフスタイルなどを具体的にイメージし、どんなサイトが好まれるかを考えます。ここでは次の三者をイメージしてみました。

  • 1. 結婚を間近に控えた20代後半の女性。結婚指輪を探している。
  • 2. ヒップホップにはまる女の子。20歳を記念に初めて行くクラブ用の指輪を探している。
  • 3. 結婚歴35年の男性。昔はお金に余裕がなく結婚指輪を買えなかった。次の結婚記念日で妻にペアリングを贈りたいと考えている。

このようにターゲットを具体的にイメージすると、とたんにアイデアが湧いてきます。デザインの方向性、キャッチコピーの言い回しなど。

例として、イチオシのペアリングをアピールするアイキャッチを作ってみました。アイキャッチとは一目で商品のコンセプトを伝え、購買意欲を刺激するための画像です。

1. 結婚を間近に控えた20代後半の女性向け

ウェディングで渡す指輪

2. ヒップホップ好きな19歳の女性向け

ギャル向けのバナー

3. 結婚30周年に贈る指輪を探している60代後半の男性向け

年配の男が妻へのプレゼントを隠しているバナー

ちゃちゃっと作ったのでアレですが、同じ商品なのに伝え方が全然違います。とにかくターゲットの選定が、コンセプトやデザインを考えるきっかけになってることがわかります。

ターゲットしだいで必要なコンテンツ・機能も変わる

コンセプトダイアグラム

ターゲットの選定は、サイトに必要なコンテンツや機能を見つけるためにも役立ちます。上の図は見つける方法を図にしたもので、コンセプトダイアグラムといいます。詳しくは以前記事にしました。

今回の例に当てはめて考えると。

1. 結婚間近の女性からのアクセスを増やしたければ、ゼクシィのようなブライダル情報を掲載すればいいんじゃないかと思いつきます。結婚を控えた女性が検索しそうな内容を掲載するのが効果的でしょう。

2. クラブ通いが趣味の女の子はスマホ世代。仲間内でツイッターやフェイスブックを活発に楽しんでる世代でもあります。その層を狙うのなら、サイトをスマホに対応させるのは必須。ソーシャルメディアと連携する機能もあれば口コミを利用してサイトの認知を広げるのに役立ちそうです。

3. 年配の方はネットでの買い物に不安を抱いてる人が多いです。PCやスマホで買物を完結させようとするより、実店舗に招くことを意識してコンテンツと機能を吟味した方が良さそうです。

こんなふうにターゲットを想定すれば、少し考えただけでも色々な案を思いつきます。

以上!

いかがでしたか?

まさに今、どんなホームページを作ろうか考えながらアイデアに困っている人は、まずはターゲットを絞りこんでみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

それによって脳みそは活性化。モテるための戦略が頭に降り注いでくるはずです。

ほな、ごゆるりと〜

読み終わったらシェア!

B!

ウェブさえの無料サービス

どちらでもお好きな方を。もちろん両方でも。

ダウンロード
Top
ウェブさえ
@websae2012
ウェブさえマガジン
>詳しくはこちら