コンバージョンとは？意味と実例を初心者向けに解説

「コンバージョン」の意味は「サイトへ訪れた人が成果へと転換すること」です。

成果？
転換？

聞き慣れない用語のせいで、いまいち理解ができない人は、ぜひ今回の記事を最後まで読んでみてください。

コンバージョンの意味を初心者向けにわかりやすく図解も利用してお伝えしていきます。

用語の意味だけでなく、コンバージョンに関する知識を実際にどう使ってwebサイトを作るのか、ということも解説していきます。

webサイトはコンバージョンを得るために作られるものです。
いくらwebサイトへのアクセスが増えても、コンバージョンが0なら効果に結びつくことはありません。

サイトの効果を最大化するため、コンバージョンの意味を理解しておくことはもちろん、適切なコンバージョンの決め方に関する知識も身につけましょう。

コンバージョン（CV）とは？ 意味をまずざっくり理解しておこう

コンバージョンとは、上の図のように、webサイトを訪れた人が成果へ転換することを意味します。

コンバージョンは、英語で書くと「Conversion」。
もともとは「変換」、「転換」を表す言葉。
コンバージョンのことを英単語をもとに「CV」と略して表記することもあります。

「成果」とは、効果と置き換えることができるでしょう。

webサイトを作るのは、何かしらの効果を求めてのこと。
その効果へ結びつくきっかけとなるものが「コンバージョン」、「CV」というわけです。

コンバージョンとは？ 具体例

どんなものがコンバージョンに当たるのか、具体的な例を見てみましょう。

• お問い合わせフォームの送信
• 見積もりの依頼
• ショッピングカートの決済
• アプリのダウンロード
• 来店日時の予約
• 求人への応募
• サービスへの会員登録

サイト訪問者のこうした行動が成果へと結びつきます。

コンバージョンは、サイト経由の売上に結びつく、サイト訪問者による「行動」だともいえるでしょう。

コンバージョンはwebサイトの「ゴール」

コンバージョンは、webサイトを作るとき「ゴール」や「目標」に例えられることもあります。

というのも、webサイトの構成やデザインは、サイト訪問者をコンバージョンへ導くためにあるべきものだからです。

ぼくも仕事でお客様と話すとき、コンバージョンを「ゴール」と表すことが多いです。
お客さまの多くは、web制作やwebマーケティングについて専門外のことがほとんどのため、できるだけわかりやすい言葉で置き換えて説明しています。

例えば、お客様との質疑でコンバージョンを決めるとき、「あなたが、ホームページを訪れた人に最終的に到達してほしいゴールはなんでしょうか？」という質問の仕方をすることがあります。

webサイトを作るときは、必ずコンバージョンを決めておく

なぜなら、webサイトを作るときに欠かせない以下のような内容は、すべてサイト訪問者をコンバージョンへ導くためのものだからです。

• 構成
• デザイン
• 機能

逆にいえば、コンバージョンを決めない限り、上にあげたような内容を決めることができません。

例えば、コンバージョンを「お問い合わせフォームの送信」と決めることで、始めて「お問い合わせフォーム」が必要であることが決まり、お問い合わせフォームへ導くための構成やデザインも決められます。

コンバージョンは、サイト訪問者にとってのゴールです。
ゴールを先に決めることで、ゴールまでの道筋を考えられるわけですね。

【まとめ】コンバージョンを決めたら計測することも忘れずに

コンバージョンの言葉の意味は理解できましたか？

webサイトを作るときの準備として、何をコンバージョンとするかを決めることは欠かせません。

また、コンバージョンを決めたら、コンバージョンの発生数をとコンバージョン率を計測していくことも重要です。

「コンバージョン率とは何か」は以下の記事でまとめました。
続けて読んでみてください。

• コンバージョン率とは？意味、計算方法、平均をまとめて解説