この6つだけ。企業サイトにおすすめのWordPressテーマ

Author: ウェブさえ |
2021年9月6日
カテゴリー WordPress
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B!

企業サイト向けテーマ6つ

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

企業サイトを作る方法として、確かにWordPressはおすすめ。

業者へサイト制作を依頼するよりもコストが安く済みます。
作ったあと自社で更新していける点も魅力です。

ただ、困るのが最初のテーマ選び。
企業サイト用のテーマは数が少ないのか、なかなか良さそうなテーマが見つからないんですよね。

アフィリエイトやブログ用のテーマだと、逆に選択肢が多すぎて選ぶ切れないという声も多いのですが……

ちなみにアフィリエイト用のテーマは以下でまとめています。
収益化を狙ったブログ用のテーマをお探しの方がいれば、参考に覗いてみてください。

さて、企業サイト用のテーマで「これだ」というものを見つけるにはなかなか苦労すると思います。

そこで、今回の記事でお伝えしたいのが以下の3点。

  • WordPressを使った企業サイトの事例
  • WordPressで企業サイトを作るメリットとデメリット
  • 企業サイト向けテーマ おすすめ6つ

僕は本業でもWordPressを使ったウェブ制作に関わっています。
最初のテーマ選びが非常に重要なことを身にしみて知ってるんですね。

目的のサイトに対して間違ったテーマを選んでしまい、サイトを公開するまでの作業に異常に時間がかかってしまった、という経験が実は何度もあります。

この記事では、企業サイト向けのテーマを選ぶときの注意点についてもお伝えしています。

読み終わる頃には、ベストな企業サイト用のテーマが見つかっているはずです。

ぜひ最後まで目を通してみてください。

WordPressでどんな企業サイトが作れるの? 制作事例2つ

実際にWordPressで企業サイトを作りだす前に、どんなサイトが作れるのか、そのポテンシャルについて知っておきましょう。

WordPressは決して予算の少ない小〜中小企業だけの味方ではありません。

以下のような一流企業もWordPressでコーポレートサイトを作ってます。

カカクコム

価格コム

クックパッド

クックパッド

両方とも企業らしい信頼感や高級感が伝わってくるデザインですね。

さすが上場企業といいたいところですが、この程度のシンプルなデザインのサイトであれば、今回紹介するテーマをうまく活用すればわりと簡単に作れます。

WordPressで企業サイトを作るメリット/デメリット

WordPressで企業サイトを作るメリット

テーマを選ぶ前に、必ず「WordPressのメリットとデメリット」を理解しておきましょう。

「低コスト&高品質なサイト制作が可能」というウリのWordPressですが、ことさら企業で利用する場合は注意が必要なことがあります。

冷静にメリットとデメリットを比較し、メリットが勝る場合だけWordPressを利用しましょう。

メリット

WordPressで企業サイトを作るときのメリットは以下の2つです。

  • 低コスト
  • 自社で更新できる

低コスト

テンプレートを使った名刺代わりのホームページでも業者へ依頼すると10~30万円。
それに月額費用も5,000〜30,000円ほどかかります。

WordPressを活用し自作すれば、テーマ代が15,000円くらいで、毎月のレンタルサーバー代も1,500円で済みます。

それでクオリティは?

と心配する人もいると思いますが、見た目だけを比べるとそのへんの業者に作ってもらったサイトと同等かそれ以上のものでも可能です。

だから、限られた予算で無理やり格安業者へ依頼するくらいなら、一度はWordPressで自作してみるべきだといえます。

自社で更新できる

WordPressで作ったサイトは、専用の管理画面から更新ができます。

更新が自社でできるといいことばかり。

更新の度にわざわざ業者とやり取りする必要がなくなります。
当然、更新料も払わなくて済む。

最近は、アクセスアップのためには定期的にサイトを更新することが欠かせません。
業者とやりとりする手間や更新料がかからないほうが、更新へ取り組みやすくなりますよね。

また、社内でWordPressの使い方さえ共有できれば、誰でも更新を担当することができるのも、企業としては嬉しいでしょう。

更新担当者が退職してもサイトは残り続けます。
WordPressの使い方を引き継いでおけば、退職後も変わらず更新していくことができます。

デメリット

「低コスト&自社で更新できる」というメリットに飛びつきたくなる企業は多いでしょう。
でも、WordPressの導入に慎重になるべき理由があります。

それが以下のデメリット。

  • 放ったらかしにできない
  • 予期せぬエラー
  • セキュリティのリスク

放ったらかしにできない

WordPressで作ったサイトは、定期的なメンテナンスが必ず必要です。

メンテナンスとは、システムを常に最新バージョンへ保つための「アップデート」と呼ばれる作業や、サイトで使っているデータを「バックアップ」しておくための作業をいいます。

メンテナンスを欠かすと、ハッキングやウイルスへのリスクが高まってしまうからです。

そのため、もし作ったあとそのまま放置しておくことが前提のホームページを考えているなら、以下で紹介しているサービスを利用したほうがいいでしょう。

定期的なメンテナンスはサービスの提供元が行ってくれますし、ハッキングやウイルスへの対策も負担してくれます。

WordPressと同じく「低コスト&自社で更新できる」ホームページが作れるので、メンテナンスの手間を避けたければ、ぜひ上の記事を読んでみてください。

予期せぬエラー

WordPressの基本的な使い方は、普段、Wordやエクセルを触っている人ならそれほど苦労せず覚えることができます。

ただ、WordPressのシステムは、実はとても複雑で壊れやすくできています。
ちょっとしたきっかけで、サイトが真っ白になったり、管理画面へログインできなくなったり、というエラーが生じることがあるんですね。

本業のweb制作のほうでも、よくお客様からお問い合わせが寄せられます。

「何もしていないのに、突然、サイトが表示できない」

実は、「何もしていない」ということはほぼありえません。
何かしらの作業が原因となりエラーが生じているのですが、その原因が小さすぎるので一般の人は「何もしていないのに」と思ってしまうわけです。

それくらいWordPressのシステムは繊細なんです。

確かに、だれにでも更新は簡単。
でも、このようなエラーを解消するのはプロでも一筋縄ではいきません。
エラーの原因を特定し、解消するための作業を実施するには経験とスキルが必要です。

だから、企業サイトをWordPressで自作する場合は、事前にエラーが生じたときに頼ることができる業者や専門家を確保しておいたほうがいいでしょう。

また、大きなエラーだと、復旧が不可能な場合もあるので、常にサイトのバックアップを残しておくことも欠かせません。

セキュリティのリスク

WordPressは、ハッキングのターゲットになりやすいことを知ってましたか?

WordPressの管理画面へ無理やり侵入しようとする攻撃を「ブルートフォースアタック」といいます。

「ブルートフォースアタック」の名前を知っておく必要はありませんが、この攻撃からWordPressを守るための対策への知識は必要です。

セキュリティ対策としてお手軽な方法にプラグインがあります。

プラグインはWordPressへ追加できるプログラム。
WordPressの管理画面から簡単にセキュリティ対策を行えるプラグインを利用します。
以下の記事でひとつ紹介してます。

また、セキュリティのリスクを下げるためにはレンタルサーバーの選び方も重要です。

企業サイトを作る方法としてWordPressを選択する人は、とにかく低コストを求め、レンタルサーバーも「安い」を重視して選ぶ傾向があります。

安すぎるレンタルサーバーは、セキュリティに不安がある上に動きが遅くWordPressには向いてません。

といっても、月に1,500円くらいでじゅうぶんなレンタルサーバーが見つかります。
以下の記事でWordPress向けのレンタルサーバーを特集しているので、参考にしてみてください。


以上がWordPressで企業サイトを作ったときのメリット/デメリットです。

企業サイト向けテーマを紹介する前にちょっと長くなってしまいましたが、企業サイトだからこそメリットとデメリットをしっかり理解しておくべきです。

もし、会社のホームページがエラーによって一時的でも表示できていなければ、アクセスを失い売上を大きく損失することになってしまう恐れがあります。

あるいはウイルスに感染してしまったら?
サイトデータが流出し、企業的な信頼を失うことにつながりかねません。

以下では今回よりもさらに掘り下げ、WordPressのメリット/デメリットを特集してます。
必ず読んでおくことをおすすめします。

それでは発表!

企業サイト向けWordPressテーマ6つです。

企業サイトにおすすめWordPressテーマ 6個

先に「企業サイトを作るならこれ」というテーマを6つ紹介したあと、企業サイト向けテーマの選び方についても補足しておくので、焦らず最後まで目を通していただければ幸いです。

1.【Lightning G3】迷ったらこれ。企業サイト向けの第一候補

Lightning pro

今すぐLightning G3を手に入れる

正直、ほとんどの場合でこのテーマを選んでおけば間違いないんじゃないかな。
と思ってます。

クイックスタート用のテンプレートがあるので、テーマを手に入れたあと5分で企業サイトを開設できます。

デザインはシンプルではありますが、見やすく使いやすいものなので、どんな種類の企業にも違和感なくはまるはず。

オリジナリティに欠けるところが少しマイナスかもしれませんが、企業サイトのデザインに奇抜さは不要だというのが僕の意見。

実際にデモサイトも作ってみました。
インストール直後とカスタマイズ後のデザインを見比べられるように2サイトを作りました。

以下の記事ではさらに詳しく「Lightning G3」の機能と使い方をレビューしてます。

Lightning G3【料金と詳細はこちら】

2.【Solaris】デザイン性ではナンバーワン

Solaris

WordPressテーマを専門に開発している「TDD」によるものなので、クオリティはばっちり。

もし、これくらいのデザインのサイトを業者へ発注すれば、30〜50万円を下ることはないでしょう。

このお値段で手に入るのはすごい。

名刺代わりのサイトに高いお金をかける必要は、もうありません。

というのも、こういうクオリティのテーマが見つかるから。

テーマをインストールしてから公開までの作業に少し手間はかかりますが、見栄えにこだわった企業サイトがほしいならこれが最初の候補であることは間違いなしです。

【Solaris】料金と詳細はこちら

3.【Liquid Press】多言語対応。グローバルな企業に最適

Liquidpress

他のテーマと最も大きく違うところは、多言語対応。

日本語圏以外もターゲットにしたいグローバルな企業におすすめのテーマです。

もちろん企業サイトにふさわしいデザイン性も備わってますし、必要な機能も十分に揃ってます。

【Liquid Press】料金と詳細はこちら

4.【Nano】誠実そうなデザインが士業系のホームページにもピッタリ

Nano

TCDから選んだ、もう一つのテーマ。

スッキリとした見た目で自然と誠実さや信頼感が伝わってきます。

以下の記事では、士業系のホームページの作り方を解説していますが、このテーマから感じられる誠実さは士業系の個人事務所のホームページにもよく合いそうです。

【Nano】料金と詳細はこちら

5.【Marble】繊細なデザイン。女性向けのサイトにも合う

Marble

コーポレートサイト向けのテーマは、デザインがシンプルで万人に受ける感じに整えられているのですが、写真を入れ替えるだけでも印象がガラリと変わるのが面白いところ。

その例が、このテーマ。
コスメ系の写真を入れるだけでかなり女性のファッション誌のようなイメージになりました。
フォントの種類やサイズもいい感じに影響してますね。

工夫しだいでおカタいイメージの企業サイトだけでなく、ネイルサロンや美容室のホームページにも使い回しが効きそうです。

【Marble】料金と詳細はこちら

6.【Emanon】集客へ積極的に活用していくつもりならこのテーマ

Emanon

せっかくWordPressを利用するわけですから、積極的に更新してアクセスアップに励みたいものです。

そうした集客目的のために活用することを前提にしているテーマがこの「Emanon」。
以下のような、問い合わせを取るために有利な機能が付属してます。

  • フロントページ(トップページ)を簡単に作れる機能
  • サイト訪問者の顧客情報を収集するためのCTA
  • ランディングページを作成しやすい機能

名刺代わりではなく「問い合わせが取れる」ホームページがほしいならこのテーマをおすすめします。

【Emanon】料金と詳細はこちら

企業サイト向けWordPressテーマの選び方

最後に企業サイト用にテーマを選ぶときの要所をお伝えしておきたいと思います。

WordPressのテーマは数え切れないくらい見つかりますが、基本はテーマごとに向いているサイトのタイプがあります。

アフィリエイトに向いているテーマ、ブログに向いているテーマ、そして今回特集している企業サイト向けのテーマ、といったように。

企業サイト向けにテーマを選ぶときは、以下の条件を満たしているものがおすすめです。

  • 企業らしいデザイン
  • カスタマイズに手間がかからない
  • 無料よりも有料のテーマ

企業らしいデザイン

企業サイトに奇抜なデザインは不要です。

スマホやタブレットからアクセスしても見やすく使いやすいデザインであることが、何より重要。

レスポンシブデザインに対応していて、どの機器からアクセスしてもストレスを感じず、求める情報へたどり着きやすいデザインを備えたテーマを選びましょう。

例えば、以下は「Lightning G3」のデザイン。

シンプルではありますが、企業として顧客へ伝えたい情報が見やすく理解しやすく配置されてますね。

企業サイトらしいデザイン

Lightning G3【料金と詳細はこちら】

そもそも顧客が会社のホームページを訪ねてくる理由は、会社の情報を得るためで、おしゃれなデザインを眺めるためではありません。

もちろん会社の顔として表にだすわけですから、最低限はクリアしておくべきクオリティはあります。

そのクオリティを今回紹介しているテーマはどれも達成しているのでご安心ください。

カスタマイズに手間がかからない

WordPressを選んだのは「WordPressのプロを目指しているから」ではないですよね。

低コストで会社のホームページを立ち上げたいから、のはずです。

そのためには、カスタマイズが不要なテーマを選びましょう。

カスタマイズとは、デザインに手を加え完成させていくまでの作業のことをいいます。

テーマには「カスタマイズが前提のテーマ」と「カスタマイズが不要のテーマ」があります。

企業サイトとして選ぶべきなのは、後者の「カスタマイズが不要のテーマ」。
なぜなら、カスタマイズにかけるコストは損失でしかないからです。

カスタマイズには時間と人の手間というコストがかかります。
しかし、カスタマイズ中に得られる売上はありません。

だから、できるだけカスタマイズに手がかからないテーマを選んでおきましょう。

すでに8割程度デザインが済んだテンプレートを配布していて、以下のようなリアルタイムに画面を見ながらデザインに手を加えるためのカスタマイザー機能に対応しているテーマがおすすめです。

カスタマイザー

Lightning G3【料金と詳細はこちら】

無料よりも有料テーマ

無料テーマでも質が高いものは見つかりますが、数が多すぎてひとつに決めるまで時間がかかりすぎます。

だから最初から有料テーマに制限して探したほうがいいでしょう。

無料テーマのなかには、プログラミングの学習者が趣味で作っているものもあり、セキュリティ面が不安です。

特にセキュリティは企業向けサイトのテーマにとって欠かせない条件のひとつ。
上のほうでもお伝えしましたよね。

有料といっても15,000円くらいです。
普通に業者へ依頼すれば30〜50万円は少なくともかかるクオリティのサイトが15,000円で手に入るならじゅうぶんお得でしょう。

逆に15,000円をケチって、ハッキングやウイルス感染の被害に遭ったら、取り返しのできない損失を招きます。

会社のホームページに活用するものですから、少なくともテーマ代くらいは払ってもいいはずです。


以上のように、企業サイトにおすすめのWordPressテーマとテーマの選び方についてお伝えしてきました。

有料テーマは購入前に試せないものがほとんどです。
本当は試用ができれば一番なんですが、それに変わる情報として、今回の記事が少しでも役に立つことを願ってます。

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