プラグインでWordPressを楽々お引っ越し!duplicatorならサーバー移転も簡単。

Author: ウェブさえ |
2021年2月22日
カテゴリー WordPress
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プラグインでWordPressを楽々お引っ越し!duplicatorならサーバー移転も簡単

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著者情報:この記事を書いた人

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web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

WordPressをお引っ越ししたくなることが、まれにあると思います。サーバーの移転やローカル環境への複製など。プラグイン『duplicator』を使えば簡単です。

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WordPressの移転/バックアップ/複製に最適な「duplicator」とは?

duplicator

『duplicator』は、WordPressサイトを丸ごと複製できるプラグインです。最初にデータベースだけ用意しておけば、新しいサーバーの中は空っぽで大丈夫。プラグインが、旧サイトのファイルやデータをひとまとめに梱包し、丸ごと全部を新たな環境へ運んでくれます。

すべての準備として、まずはサイトを最新の状態にしておきましょう。WordPressとプラグインをアップグレードします。そして、万が一のためにシステムファイルとデータベースのバックアップも忘れずに。その後の流れは以下の通りでございます。

※いくつかのサイトで試してみたところ、規模が大きいサイトの場合エラーを生じやすかったです。コンパクトなサイトにおすすめの方法です。

1. プラグインを検索

プラグインを検索

今回使うプラグインは『duplicator』です。入力して【プラグインの検索】をクリック。

2. 今すぐインストール

いますぐインストール

最上位にヒットします。【今すぐインストール】しましょう。

3. プラグインを有効化

有効化

有効化後は、「duplicator > package > create new」へ移動します。

4. パッケージを新規作成

パッケージを新規作成

ここでパッケージを作成します。パッケージは「イントーラー」と「アーカイブ」がパックになってます。イントーラーは新たな環境へ現在の環境をインストールするためのプログラム。アーカイブは現在のWordPressサイトのファイルやデータの集まりです。

パッケージの作成は3ステップで完了します。「Setup(設定) → Scan(データスキャン) → Build(パッケージ作成)」の3ステップです。

5. まずはSetupから。

Setup 20140903

パッケージの名前と説明を入力して【next】をクリック。

6. Scan

スキャン中

プラグインがサイトをスキャンして状態を探ります。

7. スキャン完了

ビルド前の確認

エラーがあれば警告を表示します。「Warn」の表記が見えます。なにやらサイズの大きなファイルが見つかったようです。でも特に問題はなさそうなので【Build】をクリックして、いざパッケージ作成!

8. 完了!

パッケージ化完了

パッケージを作りました。パッケージが含む「インストーラー(installer)」と「アーカイブ(Archive)」をダウンロードします。
【All Packages】をクリックするとダウンロードできる画面へ移動します。

9. パッケージをダウンロード

ダウンロードパッケージ

クリックして【Installer】と【Archive】をダウンロードします。

10. インストーラーとアーカイブ

イントーラーとアーカイブ

ダウンロードしたインストーラーとアーカイブです。お引っ越し先のサーバーへアップロードします。僕の場合はローカル環境に複製したかったので、アップロードすることなく任意の場所へ移動させました。

移動後、ブラウザから「http://ドメイン/installer.php」を開くとインストーラを起動できます。

11. Deploy

deploy

インストールは「Deploy → Updates → Test」の3ステップで完了できます。まずはDeployから。

「host/name/user/password」を入力します。【test connection】をクリックして、うまくデータベースと接続できるかを試してます。

失敗したら、入力した情報に誤りがある可能性が。もう一度チェックしてみましょう。

12. 接続テスト

接続テスト

接続に問題なければ「Success」を表示。

13. OKなら次へ

deployする

【注意事項を承認】にチェックを入れて、【Run Deploy】をクリックします。

14. サイト情報の確認

アップデート

移転前後の設定情報を表示します。変更したい箇所があれば入力。だいたいはそのままでいいはずです。【Run Update】をクリック。

15. 完了

複製完了

最後は新たな環境にちゃんとWordPressが移転できたかどうかをテストしましょう。

  1. Install Report:インストールしたときにエラーが生じていれば傾向を表示します
  2. Save Permalinks:移転前にパーマリンクを変更してたら新たな環境でも忘れずにしておきます
  3. Test Site:サイトの挙動や表示を確かめましょう
  4. File Cleanup:インストーラーを削除しておきましょう。セキュリティ目的です。

以上です!

どうしても今回の方法がうまくいかない、めんどくさい……
そんなあなたは、専門家に任せてみてはいかがでしょうか?

WordPressの引っ越しを丸投げできる便利屋へ依頼すれば、
面倒な作業から解放され、サーバー移転時のトラブルも避けられます。

サーバーの移転に手こずっている人は検討してみてはいかがでしょうか?
以下から詳細を確認できます。

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定期的にパッケージを作成して貯めていけば、バックアップ代わりにもできますね。復旧はこのとおり簡単です。

移転先のレンタルサーバーを検討している人には、「エックスサーバー」をおすすめします。値段のわりに、電話サポートやバックアップなど頼れる機能が充実しています。WordPressユーザーに人気のレンタルサーバーですね。

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おまけ:WordPressにおすすめのレンタルサーバー

WordPressにおすすめのレンタルサーバー

WordPressの引っ越し先として、おすすめのレンタルサーバーについて記事を書きました。WordPressを簡単に試せるレンタルサーバーだけに絞って比較してます。

「WordPressを簡単にインストールできるボタン」、「管理画面から設定できるセキュリティ」、「データの自動バックアップ」に対応しているレンタルサーバーだけを5つ比べています。移転先のレンタルサーバーを選ぶときに参考にしてみてください。

他のバックアップの取り方を試してみたいなら
WordPressをバックアップする方法は他にもあります。
以下でバックアップの取り方をまとめました。参考にしてください。
WordPressのバックアップの取り方まとめ。一番簡単で安心できる方法は?

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