7つの質問。初心者がウェブサイト制作の準備で考えておくと良いことって?

Author: ウェブさえ |
2022年1月24日
カテゴリー ホームページ作成
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ホームページ作成の準備で考えること

自力でウェブサイトの制作へ挑もうとしている初心者さん。うまく進められるように、一番最初の準備段階で考えておくと良いことをまとめてみました。

「ホームページを作りたい! でも、どこから手をつければいいのか分からない。」という質問をたびたび受けます。答えを一言で表すなら『色々なことを考えすぎない』

最初からあれもこれもと雑多に思いを巡らすと終着地点が見えないどころか次の一歩も踏み出せません。

僕はよく、こんなシンプルな質問を自分に問いかけてみるところから始めたりします。答えていくことによってアイデアを整理し、制作を次へ進めるためのヒントも生まれます。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

目次

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1. 「なに」を作るのか?

サイトの種類

当然、答えは『ウェブサイト』です。

でも、ウェブサイトと一口にいっても色々なタイプがありますよね。会社の名刺代わりとして働くコーポレートサイト。オンラインで買物ができるECサイト。最近はブログをビジネスに利用するケースも増えています。また、PC、スマホ、タブレットなど対応させる端末の選択肢も増えました。

「どのタイプに自分のサイトが当てはまるのか?」を考えれば「どんなデザインにしようか?」「どんな機能が必要なのか?」を考えるきっかけにもなります。

ググると業種やレイアウトごとにデザインを分類してくれているデザイン集を見つけられます。サイトのタイプによって求められるデザインや機能は違い、それらを知るのにとても役立ちます。普段、利用しているなかから、いくつかピックアップしてみました。参考にどうぞ。

2. 「だれ」が作るのか?

作る人

最初に「自力で」と決めているので、答えは「自分」なのですが、持ってるスキル次第では他人に任せた方がうまくいくところもあります。

ワンポイントながらもロゴはサイトの全体的な印象に強く影響します。また、ECサイトにおける商品の写真のクオリティは直接売れ行きを左右します。レストランのサイトも料理の写真がまずそうなら集客に響きます。

制作途中の全ての工程を無理に自分で背負おうとすると、努力に反して大きな失敗を招くこともあります。「手間」「金銭的なコスト」「クオリティ」「自分でやりたいというこだわり」この4つのバランスを見ながら、自分でするところ/誰かに任せるところを決めてるのがいいと思います。

3. 「どのように」作るのか?

作る方法

サイトを作る方法にも色々あります。

「HTML&CSS」は王道ですが、イメージ通りの完成度を実現するには熟練したスキルが必要です。それに対して、ブラウザから操れる「ウェブサイトビルダー」はデザイン面での自由度は下がるものの、初心者でも手っ取り早くサイトを完成できます。

無料でダウンロードできるHTMLテンプレートやフレームワークを使う手もあります。HTMLテンプレートなら文章や写真を差し替えるだけでそれっぽいサイトにできます。Bootstrapというフレームワークは、若干他の方法と比較すると難易度は高まりますが、解説サイトは多いです。今風のオシャレなサイトを作成できるので、じっくり腰を据えて取り組んでみるのもいいでしょう。

サイトを作るだけでなく、作ったあとも積極的に更新したり、デザインや機能を自分好みに改造していきたければ「WordPress」のようなCMSという選択肢もあります。WordPressについては、このブログでもよく取り扱います。参考にどうぞ。

自分のスキルと相談しながら、作りたいサイトのタイプに合わせてベストな方法をチョイスします。

4. 「いつまで」に作るか?

公開時期

サイトの公開時期を考えます。

サイトが検索にヒットするまでにはある程度の期間がかかります。新規事業の立ち上げや店舗のオープンに間に合わせたいなら、必ず前もって公開できるようにスケジュールを調整します。

昔は「工事中」なんていう表記が特に個人運営のホームページによく見られましたが、掲載内容がまるでないページを公開するメリットはありません。予定に間に合いそうになければ、優先順位が高いページを完全に仕上げて公開し、中途半端なページは絶対に公開するのを避けます。

5. 「いくら」で作るのか?

予算

自力で制作を進めたからといって、全部がタダで済むとは限りません。

すでにネット上には無数のサイトが存在します。自然に見つけてもらえるなら御の字ですが、実際はSEOやリスティング広告など集客用に金銭的なコストをかけなければならない場合が多いです。

制作だけでなく、完成後のサイトを運用していくための費用も頭にいれておかなければ、あとでお金が足りなくなります。

6. 「なぜ」作るのか?

目的

ホームページを作る目的をできるだけ具体的にしておきます。

「売上を増やしたいから」はよくある動機ですが、僕は初めの方でもできるだけ「増やしたい金額」を具体的に数字で表すことにしています。それによって、かけられる予算の範囲も明らかになります。

売上だけでなく他の目的でも事前に明確にしておけば、制作のあいだ常に物事を正しい方向へ導く道しるべになります。目的の達成を何より優先することで、余分な機能にお金をかけたり、デザイン面でも作り手の独りよがりに走ることを避けられます。

7. 「どこ」にお客はいるのか?

集客経路

サイトにとってのお客さんがどこにいるのかを考えます。

最近はモバイルによるネット接続を楽しむ人が増えてきたり、SNSの普及で、検索エンジン以外のサイトへの集客経路が昔よりも増えました。どの集客経路を活かすのがいいか、さわりだけでも作戦を練っておきます。

集客経路と一緒にサイトのターゲットもイメージできれば、なお良しです。ターゲットの人物像を具体的に浮かべることで、「どんなデザインが好まれるのか」や「どんなコンテンツや機能が必要なのか」を考えやすくなります。

補. マインドマップが楽しい

マインドマップ

すでに気付いている人も多いと思いますが、今まであげた「なに」「だれ」「どのように」「いくら」「いつまで」「なぜ」「どこ」を起点にアイデアを膨らませていく方法は「5W2H」のフレームワークの考えかたです。

5W2Hは、それぞれの要素が連鎖しあっているので、ひとつずつ取りあげて考えていくよりも、全部を同時に並べて掘り下げていく方が効果的に進められます。それにはマインドマップが便利です。

マインドマップはアイデアを増やすのと整理するのを同時に進められ、視覚的にも楽しいので頭を働かすのが苦になりません。いくつかマインドマップを作れるツールを紹介しておきます。

以前書いた、実際にマインドマップを使ってウェブサイトの企画を行った記事も参考としてあげておきます。

以上!

一緒に、制作会社へ依頼するときのチェックリストも参考になると思います。わりと昔に書いた記事ですが、まだまだ通用するのでおすすめです。

ほな、ごゆるりと〜

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