稼ぐためのスキルアップ。フリーランスのいちばん効果的な勉強方法とは?

Author: ウェブさえ |
2019年12月16日
カテゴリー フリーランスの生活・仕事術
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著者情報:この記事を書いた人

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web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

フリーランスといえば自由。時間と場所に縛られない働き方。

そんなイメージに憧れて、フリーランスを目指す人も多いと思うのですが……

本当のところは、

  • 仕事に追われ自由を満喫する暇がない
  • 時間は余ってるけど稼ぎが少なく食べていくだけで精一杯

という不自由なフリーランスのほうが多いんじゃないかな。

フリーランスなのに不自由

不自由なフリーランスになりたくないなら、スキルアップ

新しい技術と知識が身につくほど、できるお仕事の種類が増え、単価もあがります。

特に単価はどんどんあげていきたいですね。単価が安いうちは、食べていくことを優先し、嫌な仕事でも数多くこなさなければいけません。

好きでもない仕事を増やすのは、精神的につらいだけでなく、勉強にあてられる時間が奪われることにもなるので、さらにスキルアップが困難に。悪循環にハマります。

以下では、ぼく自身が実践してきた「稼ぐためのスキルアップ術」についてお伝えしていきます。

対象者は、

  • これから独立を考えているフリーランス志望
  • まだ駆け出したばかりの新米フリーランス

の方々です。

あなたがもし、完全に未経験の人で特にウェブ系のフリーランスを目指しているなら先に以下の記事を読んでみることをおすすめします。

少しぼくのことをお話すると、実務未経験でウェブ制作のフリーランスとして開業。そろそろ10年目になる頃ですが、いまも同じ勉強の仕方で「できること」を増やしてます。

その結果、いまも食いっぱぐれずに済み、いちおうはフリーランスならではの自由な働き方も味わえてます。

勉強方法といっても、頭にはちまきまいて机に向かうスパルタなやりかたではありません。

苦しくなく誰でもマネできるそのスキルアップの方法は、ぼくのようなウェブデザイナーだけでなく、プログラマーやライターの方にも参考になると思います。以下をご覧ください。

案件、案件、案件!

フリーランスをもっとも育ててくれるのは、お金が発生する案件です。

新米フリーランスにありがちなのは、「自分にはまだ無理そう」とか勝手に思い込んで、案件チャレンジへのハードルを高くしてしまうことです。

フリーランスには免許も資格もいりません。必要なのは度胸だけ。できそうな案件が見つかれば、積極的に手をあげましょう。

理想は、少し背伸びした挑戦を繰り返すこと。ちょっと難しそうな、「自分にはできるかな、できないかな」くらいのレベルの案件を選んでチャレンジしていくことが重要なんです。

少し高めのハードルにチャレンジしよう

いつまでも、できる範囲の案件だけを受けるのではなく、飛び越えるのが少ししんどそうな案件を選択していきましょう。それで得られるメリットは3つ。

  • 単価があがる
  • 不足しているスキルに気づく
  • 現場で求められているスキルを知る

まだ経験が浅い頃は、安くてもスキルがお金に変わることがただただ嬉しいはずです。でも、そこで満足していては収入は増えません。

難度が上がるほど単価もよくなります。少ない仕事量でたくさん稼げるのが理想ですよね。目指しましょう。次へ次へと少しずつ難しそうな案件へ挑戦していくことで理想が現実へ近づいてきます。

その一方で、こなした案件の数が増えるほど、いかにクライアントがわがままな存在かを知ることになるでしょう。クライアントの要求は予測不可能、なかには今の能力を超える無理難題もありますが、それに応えることで経験値が増えレベルがアップします。

大切なことはすべてクライアントが教えてくれた

クライアントからの要求が自分に不足しているスキルを自覚させてくれるというわけです(下の例1)。いまのこの時期に身につけておくべきスキルを知ることにもなるので(下の例2)、クライアントのわがままにも感謝するべきかもしれませんね。

例1)自分に不足するスキルを身につけるチャンス

ライティングだけだと思っていたら、WordPressで記事のアップするところまで頼まれた。
→ WordPressの使い方が身についた。

例2)時代が求めるスキルを知るチャンス

スマホが一般化してきている。スマホでも見やすいホームページにしてほしいと頼まれた。
→ レスポンシブデザインについて調べるきっかけになった。

もちろん代金のない要求には応じる必要はありません。このあたりの交渉の仕方はまた別の機会にお話します。

とにかく未熟なフリーランスほど勇気を出して案件へ挑戦していくべきです。お金と技術を一度に得られるなんて、最高じゃないですか。

今は恵まれたことに、自分のレベルに合わせた案件を見つけられるサイトがたくさんありますよね。以下に初級〜上級までの案件サイトを紹介しておきます。さっそく登録し、できそうな案件を探してみるといいでしょう。

初級:ココナラ

ココナラ

ココナラでは、特技に値段を付けて出品できます。まだ経験が浅いフリーランスでも、身につけたばかりのスキルをお金に変えることができる嬉しいサイトです。

ココナラ 詳細はこちら

中級:クラウドワークス

Crowdworks

仕事を依頼したいクライアントと働きたいフリーランスをマッチングしてくれるサービスをクラウドソーシングといいます。

そんなクラウドソーシングで日本最大級なのがこのクラウドワークス。経験不問でできる軽作業も見つかる一方で、本格的に腕試しができる案件もたくさん見つかります。

クラウドソーシング1本で生活しているフリーランスも多いですね。クライアントと直接やりとりするので、納期や報酬についての交渉力や提案力も鍛えられます。

CrowdWorks 詳細はこちら

上級: レバテックフリーランス

レバテック

仲介業者が案件を紹介してくれるサービスです。

紹介してもらえる案件は高単価・高難度。フリーランスとしてデビューしたばかりの人にとっては、技術的に敷居が高い案件が多いですが、そのぶん報酬がおいしいです。

若干、かたそうなサイトイメージに怖気づきますが、びびることはありません。

何より、できるフリーランスがどれくらい稼いでいるか知りたくないですか?

ココナラやクラウドワークスとは桁違いに単価の高い案件を見つけられます。

登録してどんな案件があるのか、覗いてみましょう。

今後の収入を増やすためにはどんなスキルが必要なのかもわかります。登録は無料なので、情報収集を目的として登録してみるのもいいでしょう。

レバテックフリーランス

背伸びしすぎちゃった場合は?

うっかり遥かに実力を超える案件を受注してしまったこと。過去に何度もありました。

やばい、この案件、手に負えない

こういうときは外注しました。代金を払って、他のフリーランスを頼るわけです。

せっかくの報酬が減り、たまに赤字になることもありましたが、勉強代として割り切ります。フリーランスとして個人で働いていると会社勤めのように同僚や先輩がいないので、なかなか同業者と自分の技術を比較する機会がありません。

たまにでも仕事を依頼する側に立ってみるのは、自分より優れたフリーランスの技術を盗む機会になりますし、クライアントの視点も身につきます。

現在、ぼくはほとんどの案件をチームで進めてます。進行役になることが多いのですが、フリーランスの初期の頃から発注側に立っていた経験がすごく役立ってます。

以下のランサーズも前出のクラウドワークスと同じく案件を探せるサイトです。発注側としての登録も可能なので、将来のいざというときのため、いまのうちから仲間になれそうなフリーランスに目星をつけておくといいかもしれません。

なお、案件によっては、秘密保持契約があったり、業務の再委託を禁じていたりするので、そのへんには注意が必要です。

ランサーズ 詳細はこちら

結論。フリーランスのスキルアップ。実戦に勝る方法はありません。

なのですが……

まだお金に変えられるスキルがひとつもない

このような、まるっきりのフリーランス初心者の場合は、案件への挑戦ができないので今回の方法は通用しません。

まずは短期集中型で最低限お金に変えられるスキルを身につけましょう。

スキルを身につける方法は「独学」か「スクール」の2つがあります。

独学かスクールかどっちがいいの?

まるっきりの初心者さんは、スクールへ行くのが近道です。以下の記事を読むと、その理由がわかります。

おすすめのスクールは?

以下で、ウェブデザイナー/エンジニア用のスクールを別々に特集しています。

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