初心者に優しいは本当?JIN(ジン)の使い方評判をまとめてレビュー
テーマ名称 | JIN(ジン) |
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総評 | 他のアフィリエイト向けテーマと比較すると収益に関する機能は少し弱め。楽しみながらブログを書いていきたい人に向いてます。 |
初心者 | 設定箇所が少なくカスタマイズしやすい。記事を書きやすくしてくれる優秀なエディターも付いてきます。初心者でも困ることが少ないテーマです。 |
ジャンル | ブログ |
ライセンス | 制限なし(購入者のサイトなら) |
値段 | 14,800円(税込) |
公式)購入サイト | こちらをクリック |
カスタマイズ |
特に初心者さんから好評の「JIN(ジン)」。
でも、WordPressのテーマは、他にたくさんあります。
このブログでも以下のテーマをレビューしてきました。
これらのテーマと比較してJINはどう違うのか?
気になりますよね。
残念なことにWordPressの有料テーマは試用ができません。
そこで、今回は「デモサイト」を用意し、JINについて購入前に気になる以下の3点について詳しくレビューしました。
- 初心者でも使いこなせるの?
- カスタマイズは簡単なの?
- 稼げるの?
最後まで読めば、JINのメリット・デメリットが理解でき、JINの使い方もイメージできているはずです。
目次
JIN(ジン)とは、どんなテーマ? まずは簡単にご紹介
アフィリエイトのためのノウハウが凝縮されたWordPressテーマ。
これが公式サイトにある、JINのキャッチフレーズです。
確かにアフィリエイトに有利な機能は備わってます。
でも、「THE THOR(ザ トール)」や「AFFINGER5 WING(アフィンガー)」のような同じアフィリエイト向けのテーマと比べてみると、広告管理と収益測定の機能が弱いところに少し引っかかりました。
といっても、ブログを楽しみながら更新していくための機能については他の有料テーマにまったく劣りません。
おしゃれなデザイン、記事を書きやすくしてくれるエディター、SEO対策など有料テーマに求められる機能は、満点に近くおさえられています。
それもそのはず。JINの作者「ひつじ(@hituji_1234)さん」自身が、積極的にブログで情報発信している人。テーマに「あったらいいな」の機能を自らの経験から理解しているので、JINのような使い勝手が良いテーマを開発できたのでしょう。
そんなJINのメリット・デメリット、具体的にあげてみると以下のようになります。
JINのメリット
- おしゃれで珍しいデザイン
- デザインを見ながら簡単にできるカスタマイズ
- 記事を書きやすくしてくれるエディター
- 稼ぐのに有利な収益機能
- SEO対策済み
- 初心者に優しい
JINのデメリット
- デザインがかぶりやすい
- AMP非対応
- 広告効果が測定できない
- タグ管理できない
それぞれについて詳しくお伝えしていきます。
おしゃれで珍しいデザイン
JINのデザインは他のアフィリエイト向けのテーマと比べると柔らかい印象があります。
見た目の好みは、人それぞれ。例えば「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)と比べて、デザイン的な優劣をつけるのは難しいです。
でも、見た目だけで選ぶなら、JINのふんわりやさしいデザインが好みという人は多いのではないでしょうか。
下図は、JINの初期デザインとして選べるテンプレート。「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)と比べてみるとだいぶ優しい雰囲気です。
下のは、今回の記事用に女性向けのデザインデータを選び、少しだけカスタマイズの手を加えたデザイン。
他の有料テーマと比較すると珍しい、こんなガーリーなデザインもJINは得意としています。
デザインを見ながら簡単にできるカスタマイズ
初心者さんが特に気になるカスタマイズの方法。
簡単に自分好みのデザインにカスタマイズできるかな?
ご心配なく、できます。
HTML/CSSやPHPのような難しい知識はいりません。カスタマイズはすべて管理画面から可能。
レイアウトなら、
- ヘッダーデザイン(9パターン)
- サイドバーデザイン(5パターン)
- フッターデザイン(2パターン)
- 記事リストデザイン(3パターン)
パーツごとのデザインなら、
- ヘッダーデザイン
- サイドバーデザイン
- フッターデザイン
- フォント設定
- 見出しデザイン
- ボタンデザイン
- マーカーデザイン
設定を変更すると、直ちに画面に変化が現れます。デザインを見ながら作っていけるわけなので、なおさら初心者さんは嬉しいでしょう。
記事を書きやすくしてくれるエディター
PVでも収益でも、増やすのに最も重要なのはコンテンツの質。
コンテンツの質を高めるには、記事の書きやすさが重要。
記事の書きやすくしてくれるのは、エディターの使い勝手。
ということで、JINのエディターを見てみましょう。
これです。
装飾用のパレットが並んでます。
このパレットから、記事を読みやすくするための装飾ができます。
以下は、エディターからできる装飾例。
- 見出しデザイン(160パターン)
- 解説ボックス(20種)
- 会話の吹き出し(15種)
- マーカー(2種)
- 比較表(2種)
- ブログカード
装飾したいテキストや段落を選びボタンをクリック。装飾がリアルタイムにエディター上に反映されます。
この便利なエディターのおかげで、ガシガシと記事の作成へ取り組めるんです。
稼ぐのに有利な収益機能
アフィリエイトサイトを作るために便利な機能もいろいろと付いてきます。
- 全種類のCVボタン
- ランキング作成
- 広告貼り付け
- CTAエリア作成
- インフィード広告
- カエレバ連携
このなかから「広告貼り付け」用の機能を紹介しましょう。
テーマファイルでHTML/CSSやPHPをいじくらなくても、管理画面から広告効果の高い位置へ広告を簡単に貼り付けられます。
以下は、カエレバとの連動機能。
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
これらのモールで売っている商品の紹介料を稼ぐのは、初心者さんが最初に取り組みやすいアフィリエイト。JINではカエレバと連携し、下図のような、クリック率を高めるデザインで商品を紹介できます。
SEO対策済み
JINは、SEOについてもじゅうぶん準備が整っているテーマです。
JINだけではなくどんなテーマでも、テーマ自体に検索順位を劇的に向上させる機能はありません。SEOで一番重要なのはコンテンツの質だからです。
ただし、テーマの仕様が検索順位へ影響を与えるのも事実。JINの構造を裏側から見てみると、Googleからの評価を意識した作りになってました。
加えて、細かなSEO用の設定も管理画面から可能です。
WordPressでSEOといえば「All in ONE SEO」や「Yoast SEO」などのプラグインを利用するのが定番。
でも、プラグインが増えるとサイト表示が重くなったり、不具合のリスクが高まったりなどのデメリットもあります。
JINなら、わざわざSEO用のプラグインをインストールする必要はなく、記事やタグ・カテゴリーページのindex/noindex、タイトル、ディスクリプションの設定なども細かく調整できます。
初心者に優しい
「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」と比べると機能は劣りますが、そのぶん設定項目が少ないため、より初心者向きのテーマだと思います。
公式のマニュアルが一般公開されているので、事前に使い方を調べておくといいでしょう。
JINの作者「ひつじ(@hituji_1234)さん」は、ブログ運営やアフィリエイトに役立つ初心者向けの情報を絶賛発信中。フォローしておけば、JINを使っていく上でも有利な情報を入手できるはずです。
デザインがかぶりやすい
ここからはJINのデメリット。JINを使う上で困ることをお伝えしていきます。
まずはデザインがかぶってしまうところ。
人気のあるテーマほど利用者が多いので、これはしょうがないですね。
既存テーマを利用するときの一番のメリットは「効率」。手間ひまかけずおしゃれでいい感じにデザインを整えられるところにあります。
オリジナリティを追求したいなら、そもそも既存テーマを使う必要はありません。
白紙からテーマを開発するか、少なくともブランクテーマを利用したほうが実は効率的です。
AMP非対応
AMPはモバイル用に高速でサイトを表示する機能のこと。
JINはいまのところ残念なことに対応していません。AMPに対応させたい人はプラグインを使いましょう。
広告効果が測定できない
「THE THOR(ザ トール)」では標準装備の広告効果を測定する機能。「Affinger5 WING(アフィンガー)」では専用プラグインで実装できます。
JINには未装備。残念。
アフィリエイトの収益を最大化させるには、どの広告がどの程度の売上を発生させているかを日々追いかけ、その広告効果を高めるための改善作業に取り組んでいくことが必須。
その取り組みに役立つのが広告効果を測定する機能です。
例えば「THE THOR(ザ トール)」では下図のように広告効果を把握するための画面が用意されています。
「THE THOR(ザ トール)」の機能が気になる人は下の記事を読んでみてください。
タグ管理できない
アフィリエイトに取り組む上で面倒なのが、広告タグの管理です。
商材ごとに異なる広告タグを記事を書くたびにASPからコピペしている人も多いと思います。あるいは、エクセルやメモ帳で管理している広告タグをコピペしている人もいるかもしれませんが、その方法でもやっぱり面倒。
「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」だとWordPressの管理画面で広告タグを登録しておけます。
登録しておいた広告タグはショートコードで使い回せるので、新記事を書くときはもちろん過去記事を更新するときも手間がかかりません。
また、広告タグを管理する機能と連動しランキング表示も簡単に設定できます。
こうした便利なタグ管理の機能、JINにも欲しいですね。
初心者でも簡単? JINのカスタマイズ
JINのメリットとして大きな魅力なのはデザイン。
日本語の有料テーマはたくさんありますが、女性に好かれそうな柔らかいデザインはあまり見つかりません。
今回作ったデモサイトでは、あえてガーリーな雰囲気を醸すデザインにしてみました。JINだからこそできるデザインです。
まずはカスタマイズ前のインストール直後のデザインを見てみましょう。
JIN カスタマイズ事例 ビフォー
カスタマイズ前、JINをインストール直後のデザインはこんな感じ。
あまりにシンプルすぎて、ここから好みのデザインへカスタマイズしていく道のりを考えると若干途方に暮れてしまいますね。
でも、デザインデータという便利な方法があります。デザインデータは、JINの公式サイトで配布されているもの。レイアウトや配色などデザインのベースの部分が整えられたデータです。
デザインデータを使ってみました。
これだけでもほぼほぼデザインが完成していますね。これにロゴやメイン画像を設定し、コンテンツを入れたら以下のカスタマイズ アフターのデザインに変身しました。
JIN カスタマイズ事例 アフター
カスタマイズの方法は簡単。管理画面からクリックだけでレイアウトや配色を変えられます。
下図は、ヘッダーとサイドバーのデザインを設定する画面です。
このように画面を見ながらカスタマイズしていけます。HTML/CSSのような難しい知識は不要。初心者さんでもカスタマイズを楽しめるはず。
JIN 記事のデザイン
記事が書きやすい。
JINを初心者さんにおすすめしたくなる理由のひとつです。
下図は、JINに備え付けのエディターだけで書いた記事。
このようにコンテンツを華やかに装飾すると、読みやすさも1段階向上します。
収益を上げるには、記事を読んでもらわないことには始まりません。JINなら初心者さんでも読みやすく稼げる記事を書けるはずです。
まとめ JINの評価・評判 初心者に優しいは本当
初心者さんが最初に選ぶテーマとしてはかなりベストに近いものだと思います。
ただ、WordPressのテーマは「長く使う」が正解。テーマの変更には改めて設定をし直さなければいけないところが多く過去記事のリライトも伴います。
初心者さん向けのテーマは長く使い続けていると将来的に機能の不足に不満を感じることになる恐れがあります。
特に収益に影響するタグ管理や広告効果を測定するための機能はアフィリエイトに真剣に取り組む人ほど欲しくなるもの。
稼ぐよりも楽しくブログを更新していくことを優先したいならJIN一択でも可。でも、収益を最大化させることに身を注いでいくつもりなら「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」も選択肢に入れてみたほうがいいかと思います。
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