初心者に一番おすすめ!WordPressローカル環境へのインストール方法

Author: ウェブさえ |
2019年12月5日
カテゴリー WordPress
本記事はウェブさえが独自に作成しました。本ページに記載の商品・サービスはプロモーションを含みます。
B!

WordPress 勉強中のあなた

今回は、もうめちゃくちゃにWordPressをいじくりたおせる方法をお伝えします。

  • 個人的にWordPressを学習している人
  • クライアント用にWordPressをカスタマイズしたい人

上記に当てはまるあなた、必見の方法です。

Xでも紹介しました。

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著者情報:この記事を書いた人

ウェブさえ x facebook 株式会社ウェブさえ 著者のプロフィール

web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画・制作に関わっています。

WordPressをいじくりまくりたいとき、困ること

がびょーん

ちょっとしたミスが大事故につながる(涙)。

例えば、レンタルサーバーへインストールしたWordPressをいじくりながら、スキルアップに励んでいる人が多いと思います。

でも、その方法だと不具合が発生すると、公開中のサイトへ影響してしまいますよね。

テーマのカスタマイズに失敗、画面が真っ白になって焦った人、いるでしょう。

新しいプラグインを試してみたら、画面が大量のエラーメッセージに覆われた、という経験のある人も多いはず。

失敗を恐れずいろいろといじくってみることが、WordPressの上達に一番の近道であることは間違いないのですが、上にあげたようなトラブルを考えると怖気づいてしまうの、わかります。

そこで、役立つのが今回の方法。

WordPressをいじくりまくるため「ローカル環境」へインストールしてみましょう!

WordPressをローカル環境へインストールすれば解決できる

手元のPCの中

第三者からの接触が可能なインターネット上ではなく、手元のPC内を「ローカル」といいます。

ここにWordPressをインストールできる環境を作れば、失敗を恐れる必要はありません。

  • システム/プラグイン/テーマのバージョンアップ
  • オリジナルテーマの開発
  • テーマのカスタマイズ
  • プラグインの開発
  • プラグインのお試し

などなど、こうした作業に挑戦し、たとえ不具合が発生したとしても、それは自分のPC内だけの出来事で済みます。

ローカル環境へのWordPressインストール。難しくないの?

Easy

じつは、非常に簡単です。それ専用のアプリがあります。

Local by Flywheel」という名のアプリ。無料でダウンロード可。

ダウンロード後の設定は画面の指示に従いクリックしていくだけです。

設定が済めば、新規でWordPressをインストールすることも、公開中のサイトの復元も可能。

以下に、そのための手順を図解付きで説明していきます。思う存分WordPressをいじくりながら勉強したいという人は、ぜひお試しください。

簡単! WordPressをローカル環境へインストールする手順

WordPressをいじくり放題の環境を手に入れるまでの手順は、大きく分けると以下の2つにわかれます。

  • 1. Localでローカル環境を構築
  • 2. WordPressをインストール

1. Localでローカル環境を構築

まずはアプリをゲット。以下のリンク先からダウンロードできます。

「Download for Free」をクリックします。

ダウンロードボタンをクリック

OSを選択します。

ダウンロードボタンをクリック

  • Mac Intel
  • Mac Apple Silicon
  • Windows
  • Linux RPM based
  • Linux debian based

上記の中から選びます。

ほとんどの人はMacかWindowsでしょう。

Macの人は「Intel」か「Apple Silicon」で迷うかもしれません。
2020年以降のMacを購入した人は「Apple Silicon」が当てはまります。

選んだあとは「名前」「組織」「メールアドレス」を入力しダウンロードしましょう。

ダウンロード画面

ダウンロード後のインストール用ファイル。クリックして開きます。

ダウンロード後のファイル、開く

アプリのロゴをフォルダへドラッグすればインストールできます。

アプリをインストール

インストール後、アプリを開いてみましょう。以下のメッセージが現れます。「開く」をクリック。

開くをクリック

アプリ使用中に生じたエラーについて、報告に協力してくれるかどうかを尋ねるメッセージ。どちらでもお好きなほうを選んでください。

エラーを報告するかしないかを選ぶ

これでアプリのインストールは終了。

使い方の説明が画面の中央に現れます。読みたい場合は「Learn More」を。閉じてアプリを開始するには「X」で閉じます。

✗をクリックして閉じる

アプリのインストールは完了したので、次はWordPressをローカルへインストールしていきます。

2. WordPressをインストール

以下の2パターンについて方法を説明します。

  • A. 新規サイトの場合
  • B. 公開中のサイトをローカルへ複製したい場合

A. 新規サイトの場合

「CREATE A NEW SITE」を選択し「Continue」ボタンをクリックします。

「Create from a Blueprint」とは?
選択すると、プラグインやテーマなどを事前にインストールしたWordPressで始めることができます。
上級者用の使い方なので割愛します。

Create a new siteをクリック

サイト名を入力します。なんでもOKです。
ここに入力した文字列が接続用のドメインになります。

サイトの名前を入力

もし、ドメインやインストールの場所を細かく決めたい場合は【Advanced Option】をクリックします。
パネルが開き、それぞれ入力できます。

ほとんどの人はこのままでいいと思うので「Continue」ボタンをクリックして次へ進みましょう。

詳細設定の方法

WordPressをインストールする環境を選択します。

  • PHPバージョン
  • サーバーの種類
  • mySqlのバージョン

上記の3つが下線の部分に表示されてますね。

将来的にネットにアップして公開する場合は、公開予定のレンタルサーバーへ環境を合わせておきましょう。

下線に表示された環境のままインストールしてよければ「Preffered」を選択、「Continue」をクリック。

WordPressをインストールする環境を選ぶ

インストールする環境にこだわりたい人は「Customize」を選択するとパネルが開きます。

PHPバージョン/サーバー/mySqlのバージョンを選択後、「Continue」をクリック。

WordPressのインストールする環境を選ぶ

次は、WordPressの管理情報を決めます。

ユーザー名、パスワード、管理用のメールアドレスを入力。「ADD SITE」を最後にクリック。

ここにも「Advanced Option」が。
マルチサイト用の設定なので、ほとんどの人が無視していいでしょう。

WordPressのユーザー情報を入力

インストール完了!

「ADMIN」をクリックすると管理画面へ、「VIEW SITE」をクリックするとサイトのトップページがブラウザで開きます。

管理画面かサイトトップページへ移動

管理画面を開いてみましょう。

管理画面でログイン

ログインすると、英語表記であることに気づきます。日本語環境へ変えるには「Setting > General」画面へ移動し、以下を「日本語」に変更します。

日本語環境へ設定変更

以上でWordPressの新規インストールは完了です。

続いて、公開中のサイトをローカルへ複製したいひと用の手順を説明します。

B. 公開中のサイトをローカルへ複製したい場合

プラグインを使うのが簡単です。

公開中のサイトの管理画面、「1. プラグイン > 新規追加」へ移動し、「2. All in One Wp Migration」を検索します。

プラグイン>キーワード検索

プラグインが見つかれば、インストールから有効化まで済ませます。

バックアップデータを作成します。「1. All in One Wp Migration > バックアップ」へ移動後、「2. バックアップを作成」ボタンをクリック。

その後、バックアップデータを作成する方法が選べます。「ファイル」を選んでください。

バックアップ>バックアップを作成

バックアップ完了後の画面。ボタンをクリック。バックアップデータがダウンロードできます。

バックアップファイルをダウンロード

バックアップしたデータを使うため、今度はローカルサイトのほうの管理画面へ移動します。

公開中のサイトと同じ方法でプラグイン(All in One Wp Migration)をインストールします。

「1. All in One Wp Migration > インポート」画面へ移動し、「2. インポートエリア」へ先ほどダウンロードしたバックアップデータをドラッグ&ドロップ。

インポート>ドロップ

インポートとは、バックアップデータを取り込む作業のこと。「開始」ボタンをクリック。

インポートを開始

インポートが終了したメッセージが現れたら「完了」。公開中のサイトがそのままローカル環境へ複製できているはずです。

インポート完了

これでいじくり放題の環境が手に入りました。WordPressの勉強がはかどりますね。

公開中のサイトの複製は、他のプラグインを利用する方法もあります。今回の方法がうまくいかない場合は以下をお試しください。

いじくっている途中に嫌気が指しWordPressをリセットしたいときは以下のプラグインが便利です。

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