【他の人はこちらも検索とは?】なんで出るの?SEO対策に関係あるの?
あるときふと検索結果に「他の人はこちらも検索」という表示が出ていることに気づきました。
「他の人はこちらも検索」は、探している情報を見つけやすくしてくれる機能です。
検索者にとって便利な機能である一方で情報を発信する側にとっても役立ちます。
SEO対策へ利用できるからです。
今回の記事では、「他の人はこちらも検索」機能について、利用方法について詳しくお伝えしていきます。
Google検索をさらに使いこなしたい人だけでなく、SEO対策のため新しい知識を身につけたい人にも参考になるはずです。
目次
他の人はこちらも検索とは?
他の人はこちらも検索とは、グーグル検索で探している情報を見つけやすくするための機能です。
「他の人はこちらも検索」の場所には、最初に入力した検索キーワードと関連するキーワードが自動で並びます。
関連キーワードをクリックすると、検索結果をより絞り込んだものにできます。
最初に入力した検索キーワードのときよりも、求めている情報へたどり着きやすい検索結果になるので、検索者にとって便利な機能だといえるでしょう。
「他の人はこちらも検索とは?」を実例で理解する
「他の人はこちらも検索」のメリットを実感するため、実例を示してみます。
例えば、以下は「ホームページ」と検索したときに現れる検索結果です。
検索結果には、「ホームページ」というキーワードに関連する様々な情報が並んでいます。
ホームページ制作サービスのサイト、用語を説明するページ、ホームページの作成方法を学べるサイト、などなど。
いろいろな情報が混じっているので、求めている情報を見つけるのには少し苦労してしまうかもしれません。
「ホームページ」と検索する人の意図は、以下の画像のように、人それぞれ異なります。
こうした個々の検索意図を満たす検索結果へ近づけてくれるのが、「他の人はこちらも検索」機能です。
「他の人はこちらも検索」に表示される関連キーワードには、最初に検索したキーワードよりも、検索者の意図がより明確に表現されています。
それらのキーワードを検索したときの検索結果は、もちろん最初の検索結果よりも検索者が求めている情報に近づいたものになります。
検索結果を、検索者の意図を満たす情報だけで絞り込める機能が「他の人はこちらも検索」というわけです。
検索を利用する人の中には、自分が求める情報を見つけるための具体的なキーワードがわからない人もいますよね。
こうした人は、まず簡単に思いつくキーワードを検索してみましょう。
そのあと「他の人はこちらも検索」に並ぶ関連キーワードを掘っていけば、探している情報が見つかるはずです。
「他の人はこちらも検索」が表示される場所
「他の人はこちらも検索」の表示は、日本では2017年にモバイル先行で始まりました。
現在は、以下のようにスマホとPCでは表示される場所が異なり、検索キーワードによってはスマホとPCで表示される関連キーワードも変わります。
- スマホの「他の人はこちらも検索」表示例
- 検索結果に自動的に表示。
画面を下へスクロールしていくと見えてきます。「ウェブさえ」で検索したところ、競合他社のローカルビジネス情報が現れました。
- PCの「他の人はこちらも検索」表示例
- 検索後に訪れたページから検索結果へ戻ると現れます。
スマホと同じく「ウェブさえ」で検索してみました。
スマホと違って、「ウェブさえ」という言葉と一緒によく検索される語句との組み合わせが並んでいます。
「他の人はこちらも検索」を無効化する方法
Chromeなら、機能拡張を利用し「他の人はこちらも検索」を無効化できます。
個人的には特に邪魔だとは思わないのですが、「他の人はこちらも検索」の表示が「うざい」と思われる人もいるようです。
そういう人は、以下の方法で非表示にしましょう。
機能拡張をインストール
以下のリンク先で「No Search For」という名称の機能拡張をインストールしましょう。
インストールは、クリック一発でできます。
確認画面が現れたら【追加ボタン】をクリックしましょう。
機能拡張を削除
やっぱり「他の人はこちらも検索」を利用したくなったら、いつでも機能拡張を削除できます。
メニューバーから以下のようにたどって削除しましょう。
SEO対策に関係あるの?
あります。
「他の人はこちらも検索」に並ぶ関連キーワードから、検索で発見されやすいコンテンツを作成するときのヒントが得られます。
もう一度、PC版の「他の人はこちらも検索」の現れ方を見てみましょう。
「ウェブさえ」と検索した人へ表示される関連キーワードです。
これらの関連キーワードからは、自分のコンテンツに不足している情報を推測できます。
PCの「他の人はこちらも検索」は、検索結果から訪れたページでは満足できなかった人が見るものです。
検索結果から最初に訪れたページでは、求めていた情報が得られなかったから、ブラウザバックし検索結果へ戻ります。
そして、ブラウザバックした検索者が次に検索する傾向が高いキーワードが、「他の人はこちらも検索」に並ぶ関連キーワードです。
もし、最初から関連キーワードにマッチする情報を提供できていたら、検索者はブラウザバックせずに済みます。
SEO対策で最も重要なのは、検索者の検索意図を満たすことです。
一度、検索者の立場になって自分のコンテンツを見つけるための検索を行ってみましょう。
検索結果から自分のコンテンツへ訪れブラウザバックすると、検索者が求めていつつも提供できなかった情報が関連キーワードとして現れるはずです。
そのキーワードに関する情報をコンテンツへ補充していくことで、検索者の検索意図をより満たせる質の高いコンテンツへと改善していけるでしょう。
これが「他の人はこちらも検索」をSEO対策へ活用する方法です。
【まとめ】「他の人はこちらも検索」は検索する人、される人に便利な機能
検索する人は、「他の人はこちらも検索」を利用すれば、より早く探している情報を発見しやすくなります。
また、検索される側にとっても、「他の人はこちらも検索」を利用することで、発見されやすいコンテンツの作成が可能となります。
どちらの立場でもうまく「他の人はこちらも検索」を利用していきたいものですね。
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