ウェブデザインスクールの選び方。実績10年目、現役webデザイナーのおすすめは?

2019年8月22日
カテゴリー フリーランスの生活・仕事術

先日、以下の疑問に対して記事を書きました。

未経験からウェブデザイナーになるには、独学かスクールか?

右も左も分からないなら、スクールが安心

この問いへの答えは、未経験者ならスクールへ行くのが正解。

理由は、右も左もわからない初心者がひとりで勉強を始めると、回り道をしてしまう恐れがあるからです。

もう現場では使われてない、古くさい技術を一生懸命に習得する必要がありますか? 初心者の独学にありがちな失敗です。

スクールへ行けばカリキュラムがあります。初心者が最初に身につけておくべき基本的なスキルを正しい順番で教えてもらえるので遠回りする心配がありません。

スクールなら最短ルートで基礎が身につく

講師の存在も心強いですよね。初心者のうちは「わからないことを調べるスキル」も低いので、質問できる相手がそばにいたほうが安心です。

だから、未経験者は独学よりスクール。

というのが前の記事の内容でした。

今回はその記事の続編です。スクールへ行くことを決意したあなたに以下の2つをお伝えします。

  • ウェブデザインスクールの選び方
  • おすすめのウェブデザインスクール

これを書くぼくは実績10年目の現役ウェブデザイナー。もしこれからウェブデザインをスクールで勉強するなら、という視点で書きました。

どのスクールへ行くのがウェブデザイナーになる一番の近道なのか、そのヒントになれば嬉しいです。

ちなみにエンジニアを目指す人は以下の記事をどうぞ。プログラミングスクールの選び方をまとめました。

webデザインスクールの選び方

数多くあるwebデザインスクールを絞り込むための最初の条件は以下の2つです。

  • 受講期間が短い(半年以内)
  • 現役バリバリの講師がいる

この2つだけは絶対に外せません。理由はなぜ? 説明していきます。

受講期間が短い(半年以内)スクールを選ぼう

短期間のスクールを選んだほうがいい理由は、結局のところweb業界へ就職するには実務経験が必要だからです。

スクールへ長く通ったところで、ウェブ業界への入り口が広がるわけではありません。スクール期間は短めに、早めに実務の経験を積める環境に身を置くほうが一人前のウェブデザイナーへの近道です。

以下は、クリエイター専門の転職サイトで見つかるwebデザイナーの求人例です。

グラフィックデザイナーとして実務経験3年以上の方

必須スキル グラフィックデザイナーとして実務経験3年の方

1年以上のwebデザイン実務経験

1年以上のwebデザイン実務経験

Webデザインやコーディングの実務経験

webデザインやコーディングの実務経験

全部が全部とはいいませんが、多くの求人は必須スキルとして実務経験をあげてます。

【マイナビクリエイター】でもっと求人を見てみる

残念ながら、スクールを卒業しただけで実務レベルのスキルは身につきません。就職活動で認められるのは、在学期間ではなく、経験した実務の質と量です。

スクールは短期集中で基本スキルを身につける場所。早めに卒業後、積極的に実務の経験を積んでいくのが、ウェブ業界への最短ルートです。

スクールは短期集中、土台を固めるところ

クラウドソーシングが普及したおかげで、会社に属さなくても実務に触れるチャンスがたくさん得られます。

クラウドソーシングとは、フリーランスが案件を探せるサービスです。登録は無料。ウェブデザインやライティングなどジャンルごとにやりたい案件を検索し挑戦できます。

以下は、日本最大級のクラウドソーシングの「CrowdWorks」でwebデザイナーの案件を検索した結果。8469件もヒットしました。

crowdworks

【クラウドワークス】でもっと案件を見てみる

クラウドソーシングのメリットは、スキルレベルに合わせた案件を探してチャレンジできるところです。

スクールを卒業したばかりなら、最初は小さなバナーのデザインやシンプルなLPのコーディングから腕試しを始めるのがいいと思います。

案件にはもちろん報酬があります。身につけたばかりのスキルがお金に変わるのは小額でも嬉しいはず。案件の難易度が高まるほど報酬も良くなります。スキルアップにモチベーションが湧きますよね。

次々に案件をこなしていきましょう。技術が高まるのと同時に実務経験も増えていくので、就職に有利に成長できます。

案件に挑戦するほどスキルアップ

もしかすると、そのままクラウドソーシングで食べていけることも可能になっているかもしれません。そうなれば就職せずにフリーランスとして生きていくという選択肢もありです。

そんな最短スキルアップの方法について詳しくまとめた記事が以下です。また読んでみてください。

こうして考えると、やっぱりスクールへ長々と通う必要はないですね。最長でも6か月。

なかには2年、3年を卒業までに費やす専門学校へ行こうとしてる人もいると思いますが、長く通うほど実務へ触れるチャンスを先送りにします。

同級生と一緒に楽しい学生生活の思い出を作ることが目的なら長期の専門学校へ行くのもありだと思いますが、ウェブデザイナーとして職を早く得たいならスクールの期間は6か月以内。それ以上は時間のムダです。

現役で活躍する講師がいるスクールを選ぶ

講師の存在は、独学にはないスクールの一番大きなメリットです。

webデザインを勉強中、教科書や動画を見るだけでは理解できないことがたくさん出てきます。

基本以上のスキルが身につく頃なら、うまくググって(検索して)答えを見つける自己解決能力も高まっているのですが、スクールへ通い始めたばかりの人は「何がわからないかわからない」状態。

自分で調べて解決することができない人は、誰かに聞くしかありません。だから特に未経験者は独学よりもスクールへ行ったほうが良いんです。

でも、現場経験の少ない講師もいるので注意が必要。

ぼくの会社に職業訓練校卒のスタッフがいます。職業訓練校自体は、学ぶ環境としてはありだと思ってます。待遇が良いですよね。高い授業料が不要で逆に受講手当という形でお金をもらいながら勉強できるわけですから。

ただ、講師の質に問題があるところが多いらしく、そのスタッフも言ってました。

「現場経験のない講師だったので、教わったなかには現場で通用しないスキルが多く、就職後の実務で苦労した」

また、こうも言ってましたね。

「本当は、業界人の先輩としてキャリアアップの方法やフリーランスとして独立することについての相談もしたかった」

本当は、業界人の先輩としてキャリアアップの方法やフリーランスとして独立することについての相談もしたかった

講師は技術を教えてくれるだけの存在ではなく、将来の道しるべにもなりえます。経験豊富な講師だと技術面だけでなく人生のアニキ、あるいは、アネゴとして頼れますよね。

職業訓練校だけでなく、一般スクールのなかには、極端にいえばデザインソフトの使い方に詳しいだけの人が講師を務めているところもあります。

以下はテックアカデミーのサイトにあった講師例です。

テックアカデミー講師

テックアカデミー 講師と詳細を見る

このようにほとんどのwebスクールでは講師の情報を公開しているので、入学前にチェックし、必ず現場の経験が豊富な講師のいるスクールを選びましょう。

自分が目指すキャリアに近い講師がいるスクールがベストです。

「通いのスクール」か「オンラインスクール」、どっちが効果的?

地方へいくほど通える範囲にまともなスクールが少なくなります。オンラインスクールしか選択肢がないという人もいると思うのですが、ぼくは最初からオンラインスクール派です。

オンラインスクールを選ぶ理由は、自分の都合に合わせて勉強と質問ができるから。

オンラインスクール メリット/デメリット

オンラインスクール メリットとデメリット

ぼくは基本的になんでも自分のペースを維持したい派。旅行も食事も、そして勉強も。

オンラインスクールの学習方法は、好きなときに動画や教科書で課題に取り組み、わからないところがあれば講師に聞けるというスタイル。マイペースに学び、マイペースに質問できます。

まさにぼくの望むスタイルなわけですが、同じように1日のスケジュールの中心をスクールに奪われたくない人は多いですよね。

  • 現職をキープしたまま転職のためにスキルを身につけたい
  • 家事や育児の合間を縫ってスキルを身につけたい
  • 朝起きれない、とか、夜バイトがある

などなど。こうした自分のわがままに合わせて学習のスケジュールを組めるのがオンラインスクールのメリットです。

ただ、マイペースが可能になるとやる気の維持が難しくなってしまうんですよね。これがオンラインスクールのデメリット。

勉強開始のスイッチを自分で入れなければいけないのは、独学と同じです。ペースを握られたほうが勉強しやすいという人はオンラインスクールを選ばないように。夏休みの宿題を始業式の前日までやらないタイプの人です。学費をムダにします。

通いのスクール メリット/デメリット

オフラインスクール メリットとデメリット

通いのスクールには、同じ目標を目指す同期生がいます。

ぼく自身は、自分でペースを握れなくなるため、団体行動が苦手なのですが、仲間の存在でやる気を刺激される人がいるのも事実です。

同期生は講師よりも身近であなたを助けてくれます。技術的にわからないことを聞けるのはもちろん、将来を相談する相手としても頼れる存在です。

スクールで築いたコネが将来の仕事に影響することも多く、スクールで出会った仲間同士でチームを組んで起業する、あるいは案件を受けるという未来もあります。

ただ、講師の存在を生徒同士で取り合うことになるんですよね。これはクラス単位で授業を受けるスクールの大きなデメリットです。

他人を気にしてしまって思う存分質問できない人もいるでしょう。講師にとっても、大勢いるうちのひとりだけを集中して世話することはできません。

なかには講師とマンツーマンで授業を受けられるスクールもあります。通いのスクールへ行く理由が仲間づくりにない場合は、講師と一対一でレッスンできるスクールを選ぶといいでしょう。授業料は高くなってしまいますが、学習効率は上がります。

就職・転職に有利なスクールは?

学歴がものをいう一般企業の就職活動のように、卒業したスクールの名前がそのまま就職に有利に働くことはありません。

ただ、就職サポート付きのスクールを選んでおくと、卒業後ただちに職を得られるチャンスがあります。

以下は、就職サポートの例です。ウェブ制作会社のLIGが運営するスクールでは、卒業生に自社への雇用チャンスを与えたり、フリーランス向けの案件を紹介したりしてくれます。

LIGキャリア

【LIGスクール】詳細を見る

TechAcademyでは、以下のような転職保証制度付きのコースがあります。このコースで習得できるのはJavaというプログラミング言語をベースにしたアプリの開発スキルです。

テックアカデミーキャリア

習得できるスキルからいうと、ウェブデザイナーというよりエンジニアになりたい人向けのコースではありますが、12週間で就職を目指す現実的なカリキュラムです。

とにかく早く手に職をつけることが目的の人にとっては選択肢に入れてもいいコースだと思います。

転職できなければ全額返金の「エンジニア転職保証コース」

おすすめウェブデザイナースクール

これまで説明してきたように、ウェブデザインスクールを比較するときの条件は以下の3つ。

  • 受講期間が半年以内
  • 現役で活躍する講師がいる
  • 就職サポート付き

この3つの条件にあてはまるスクールを、オンラインと通いで合計4校選んでみました。

数あるWEBスクールから厳選の4校。このなかから1つを選んでおけば間違いないと思います。

それぞれの特徴を簡単に紹介していくので、気になるスクールがあればリンク先の公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

TECH::EXPERT / 本気でウェブデザイナーになりたいなら。10週間で稼ぐスキルを身につける

あなたが本気で稼げるウェブデザイナーを目指すなら、一番最初の候補がここ。

未経験から10週間でプロのデザイナーへ

わずか10週間で現場へ入るのに最低限必要なスキルを身につけます。

短期間で以下のようなスキルをマスターし、ウェブデザインを一人で完結できるほどのレベルを目指すので、かなりのスパルタ。

身につくスキル

でも、スパルタだからこそ、本気で稼ぎたい人向けだといえます。

コースは2種類。

  • ウェブ制作会社への就職
  • フリーランスとして独立

ただ勉強することだけを目標とせずに、稼げるウェブデザイナーになることが目的。

もたもたと時間をかけずに最短でお金に変えられる実践的なスキルの習得を目指すわけです。

転職コース/副業・フリーランスコース

授業料のキャッシュバックもあり。

スクール卒業後、就職・転職できなかったり、フリーの仕事を得られなかったりした場合は、授業料を返金してくれます。

稼げるウェブデザイナーへ育てるためのスクール側の本気度も伝わってきますね。

デザイナー転職保証/案件獲得保証

TECH::EXPERTでは、定期的に無料の説明会を開いてます。

ウェブデザイナーという仕事について、将来性や働き方を知るチャンスです。デザイナーが自分に合っているかを判断する機会にもなるので、別のスクールを検討中の人でも参加して損はないはず。

TECH::EXPERT 詳細はこちら

CodeCamp / 未経験からwebデザイン・制作スキルが身につくデザインマスターコース

CodeCampは、初心者が仕事や家事と両立しながら効率的にスキルの習得を目指せるオンラインスクールです。

ウェブデザイナーを目指す人に最適なコースは「webデザインマスターコース」。以下のように実際にウェブサイトを作りながら、ウェブデザイナーに必要なスキルをひととおり学べます。

codecamp コース

具体的に身につけられるスキルは下記のとおり。嬉しいのが「Bootstrap」を勉強できるところ。

ブートストラップ

Bootstrapは、このブログでも使い方を特集したことのあるスキル。実務でもよく使うことになると思うので、覚えておいて損はありません。

教育訓練給付制度があることにも注目です。受講料の最大約6万円が戻り、雇用保険の加入していた条件によって給付金ももらえます。制度にあてはまる方は必ず利用しましょう。

キャッシュバック

webデザインマスターコース 詳細はこちら

TechAcademy / Webデザイン+WordPressセット

TechAcademyは、ひとりだと続かない人のための短期集中型のコースをたくさんそろえたオンラインスクール。

そのなかからこれからウェブ業界を目指す人に一番有利な「ウェブデザイン+WordPressコース」を選びました。身につくスキルはこのとおり。

こんな方におすすめです

注目は、「WordPress」と「Git」。両方共、ウェブ制作会社へ入社するときに重宝されるスキルです。

身につくスキル

WordPressは、使い方を知っておくとフリーランスとしても受けられる案件が多くなります。

Gitは、ぼく自身もそうだったのですが独学だけではマスターが難しいスキルです。勉強の途中、わからないことが次々に出てくるので、質問できる講師がいるのは安心です。

TechAcademyの講師は、週に2回ビデオチャットで利用できます。もちろんマンツーマン。ビデオを使わないチャットサポートは毎日15時〜23時、いつでも質問ができるので、困ったことがあればすぐに解決が可能。

ウェブデザイン+WordPressコース 詳細はこちら

TechAcademyでもオンラインレッスンの無料体験を開放してます。受けられるレッスンはプログラミング寄りですが、オンラインで勉強する感覚を味わえるので、本申込の前にかならず試してみましょう。

TechAcademyの無料体験はこちら

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

最後は、通いのスクール、「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」を紹介します。

いままで7万人以上のクリエイターが卒業しているデジタルハリウッドとウェブ制作会社として超有名なLIGが手を組み運営するスクールです。

スクールの特徴は以下の3つのポイントにまとめられてます。

LIG 3つのポイント

【LIGスクール】 詳細を見る

通いのスクールだとクラス単位で授業をするのが一般的。いくら講師の質が良くても他の生徒と奪い合いになるので学習効率が下がってしまいます。

でも、LIGスクールの場合はマンツーマンで講師のサポートが受けられます。しかもその講師はいまLIGで活躍中のクリエイター。

LIGは日本でもっとも有名なウェブ制作会社のひとつです。技術だけでなくウェブ業界の最先端のトレンドにも触れられることが期待できます。

開校時間は平日夜22時、土日20時まで。仕事終わり、あるいは、家事の合間を縫って、都合に合わせて通えます。

ウェブデザイナー向けのコースは以下の2つ。

webデザイナー先行とWordPressプラス

6ヶ月(左)と8ヶ月(右)のコースがあります。

6ヶ月のコースでは、前半3ヶ月で、ウェブデザインのルールやデザインソフトの使い方に加えコーディングの基本を学びます。

後半3ヶ月では前半で学んだスキルを使って卒業課題の制作です。6か月でウェブ制作に必要なひととおりのスキルが身につくわけです。

もし時間と予算に余裕があれば、8か月のコースに通ってみるのもいいと思います。

「6か月以内」というスクールの条件を超えてしまいますが、WordPressに関しては学んでおいても無駄にはなりません。

WordPressはいま一番の注目スキルです。就職してもフリーランスとしても求められることが多いスキルなので、早めに慣れておいたほうがいいでしょう。

通いのスクールは学費が高めです。どんなスクールでも人によって合う/合わないがあります。入学を決める前にかならずスクールの見学はしておきましょう。

LIGスクールでも見学・説明会を随時オープンしてます。以下から予約できるので、見学へ行って実際にウェブ業界で働く先輩へいろいろと質問してみましょう。

【LIGスクール】詳細を見る

以上、ウェブデザインスクールの選び方とおすすめスクールの紹介でした。

手に職がついてると今後の人生が有利になります。特にウェブデザイナーは就職する以外に時間と場所に縛られないフリーランスという働き方も可能。あるいは、ウェブデザインのスキルを活かしてホームページを作り、別業種で起業という選択肢も得られます。

そのための最初の一歩がスクール選び。あなたにピッタリのスクールと出会えることを願ってます。

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