プラグインを頼らずWordPressのサーバー移行。新ドメインでも大丈夫!

2017年6月9日
カテゴリー WordPress

プラグインなしでWordPressをバックアップから復元してみよう

プラグインを頼らずWordPressのバックアップと復元に挑戦してみます! サーバーを移行して、ドメインが新しく変わる場合でも有効な方法です。

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先日、WordPressサイトの複製を簡単にできるプラグインを紹介しました。

でもWordPressをインストールしている環境やサイトの規模しだいで、プラグインが動かなかったり、バックアップが途中で止まったりする場合があります。そんなとき、今回のプラグインを利用しない方法でバックアップから復旧までの手順を知っておくと助かりますよ。

それでは、まずWordPressを構成する2種類の情報を理解するところから始めましょう。

WordPressサイトを構成する2種類の情報

WordPressサイトはファイルとデータベースで成り立つ

WordPressサイトは、ファイルとデータベースという2種類の情報で成り立ってます。サーバーを移行するためには、この2種類の情報をそれぞれバックアップするのと、復元する作業が必要になります。

ファイルとは?

ファイルは画像、テーマ、システム、プラグインなど

ファイルは、「WordPress本体のシステムファイル」、「テーマを構成するファイル」、「プラグインファイル」、「アップロードした画像ファイル」などを指します。

ファイルはサーバーの中に存在し、FTPソフトを利用してサーバーへアクセスすると下図のように、どこにどのファイルが保存されているのかを確認できます。

ftpソフトでファイルブラウジング

ちなみにFTPソフトでサーバーへアクセスする方法は過去に記事にしました。こちらも参考にどうぞ。

データベースとは?

データベースはテキスト、テーマ設定、ウィジェット設定、プラグイン設定など

データベースは、「記事中のテキスト(文章やHTMLタグ)」「テーマ設定」「ウィジェット設定」「プラグイン設定」などの情報を格納してます。これらの情報もサーバーの中に存在しますが、ファイルとは別の場所に分離されてます。レンタルサーバーのコントロールパネルから利用できる「phpMyAdmin」を使えば、データベースの中身を確認できます。方法は後述します。

サーバー移行の手順

サーバー移行の手順

今まで説明してきた2種類のデータ、「ファイル」と「データベース」を旧サーバーから新サーバーへ移動させればサーバー移行は完了です。手順にすると上記の4つに分かれ、「1. ダウンロード」と「2. エクスポート」はWordPressサイトのバックアップにあたり、「3. アップロード」と「4. インポート」は復元にあたります。それぞれ順番にやってみます。

1. 旧サーバーのファイルをダウンロード

サーバーからダウンロード

ファイルのバックアップは、FTPソフトでレンタルサーバーに接続し必要なファイルを「手元のPC(=ローカル)」ヘダウンロードすればOKです。WordPressサイトで使用してるファイルをすべて選択しローカルの任意の場所へドラッグ&ドロップします。

wp-config.phpを編集

ダウンロードしたら「wp-config.php」というファイルを見つけましょう。「wp-config.php」は、WordPressとデータベースを接続するための情報を記述してます。ダウンロード直後は、旧サーバーにおけるデータベースの情報を記述しているので、新しい環境のものに書き変える必要があります。

ファイルを開き24行目あたりを見てみます。「1. データベース名」、「2. ユーザー名」、「3. パスワード」、「4. ホスト名」の記述を見つけられます。それぞれを新たなサーバーのデータベース情報に書き変えます。新たなデータベース情報はレンタルサーバーのコントロールパネルから得られます。

ちなみにこれはロリポップの場合です。お手頃価格なので使っている人も多いでしょう。

ロリポップのphpmyadmin

ロリポップの詳細を見てみる

コントロールパネルにログインし「Webツール > データベース」の画面へ移動すると「1〜4」までの情報を得られます。

さくらサーバーを利用するWordPressユーザーも多いですよね。データベース情報を得られる画面を載せておきます。

ロリポップのphpmyadmin

さくらサーバーの詳細を見てみる

コントロールパネルにログイン後、「アプリケーションの設定 > データベースの設定」へ移動したときの画面です。

2. データベースをエクスポート

データベースをエクスポート

エクスポートは、データベースの中にある情報を手元のPC(ローカル)へ出力することを意味します。バックアップと同意だと考えていいでしょう。

エクスポートはレンタルサーバーのコントロールパネルから「phpMyAdmin」へログインして行います。

ロリポップを例にすると、「Webツール > データベース > phpMyAdminを開く」でログインできます。

ロリポップのphpmyadmin

さくらサーバーの場合は、「アプリケーションの設定 > データベースの設定 > 管理ツール ログイン」でOK。

ロリポップのphpmyadmin

phpMyAdminへログイン後の画面です。

データベースを選択

左のサイドバーからWordPressサイトが使用しているデータベース名をクリックします。

エクスポートをクリック

その後表示する画面で「エクスポート」をクリックすると、エクスポートに関する設定をできる画面へ移動します。

エクスポート実行

色々とややこしい表記がありますが、通常の場合なら上図のように選択&チェックを入れて実行すればエクスポートは完了します。選択に注意が必要なところは赤で囲んでおきました。圧縮の例では「zip」にしてますが他の形式でも構いません。

なおレンタルサーバーによっては旧バージョンのphpMyadminを使っているところもあります。若干画面の具合が異なるので、その場合は下記のリンク先で確かめられます。

これで「ファイル」と「データベース」のバックアップは完了です。次からは復元の手順になります。

3. 新サーバーへファイルをアップロード

新しいサーバーへアップロード

復元はまずバックアップしたファイルを新しいサーバーへアップロードするところから始めます。

FTPソフトを使いレンタルサーバーへ接続後、手元のPCからファイルをドラッグ&ドロップします。ダウンロード時と逆の動作ですね。アップロードが完了すればOKです。

4. データベースをインポート

データベースをインポート

インポートはエクスポートの逆です。バックアップしたデータベースの情報を新たなデータベースに取り入れます。方法は次の通り。

新しいレンタルサーバーのコントロールパネルからphpMyAdminへログインします。

データベースを選択

インポートするデータベースを左のサイドバーから選択します。

インポートをクリック

インポートをクリックします。

ファイルを選択

「ファイルを選択」をクリックし、「2」の手順でエクスポートしたファイルを選択します。「実行」をクリックするとインポートが完了します。

インポート完了

無事インポートが終わればメッセージを表示します。

ドメインが変わる場合

より正確で簡単な方法があったので非表示にしてます

新しくて、ベターな方法について別に記事にしました。

サーバーを移転するときに、ドメインが例えば「http://example.com」から「http://example-new.co.jp」のように変わる場合に必要な作業です。

ドメインが変わるので、データベースの中に存在するドメインも新たなものに書き換えなければいけません。前は、phpmyadminというデータベースの管理画面で上書きする方法を説明していました。

しかし、その方法では不十分なリスクがあり、プラグインが動かなくなるような不具合に繋がる恐れがあるので、以下の方法を代わりにおすすめします。前の方法ほど難しくなく、専用のアプリを使うので、なおさら安心です。

以上です! なかなかの長丁場になりましたが、環境を問わず万能な方法なので、メモっておくだけでも価値があると思います。

記事中では、ロリポップとさくらサーバーを例にあげました。移転先のおすすめとしてエックスサーバーもあげておきます。動作は安定していて、電話サポートやバックアップなど頼れる機能も充実しているので、WordPressサイトにはピッタリのレンタルサーバーだと思います。

エックスサーバーの詳細を見てみる

追記:WordPressにおすすめのレンタルサーバー

WordPressにおすすめのレンタルサーバー

WordPressの移転先におすすめのレンタルサーバーをまとめてみました。初心者さんに嬉しい「WordPressの自動インストール」、「セキュリティ対策」、「自動バックアップ」の機能を持つレンタルサーバーに絞って5つを比較しています。今回の記事と一緒に参考にしてみてください。

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