ピアノ教室のホームページを作成するならこの作り方
▼▼▼あるピアノの先生の悩み▼▼▼
ピアノ教室の生徒募集に役立つホームページを作りたい。
でも、パソコンが苦手(ピアノは得意なのに)。
そんなピアノ講師さんのため、今回はプロのwebデザイナーから役立つ具体的なアドバイスを送りたいと思います。
最後まで目を通せば、以下のような疑問が解決できるでしょう。
- ピアノ教室のホームページを業者へ依頼するとどれくらいお金がかかるの?
- 自分で安く簡単にホームページを作成できる方法はないの?
- どんなホームページを作れば生徒募集に役立つの?
ピアノ教室だけでなく他の楽器を教える音楽教室のホームページ制作にも役立ちます
これからピアノ教室を新しく開業するという方だけでなく、リニューアルを検討中の方にも役立つはずです。
それでは始めていきましょう!
目次
ピアノ教室のホームページ制作費はどれくらいが相場?
ピアノ教室のホームページを業者へ依頼すると、だいたい30万円前後になることが多いと思います。
個人事業のピアノ教室で、それなりにこだわって作った場合の相場です。
以下の図は、ホームページを業者へ依頼したときにかかる費用と質の関係を表してます。
ホームページは、質が良くなるほど費用が高くなりがちです。
僕がよく関わっている中小企業のケースでいうと、シンプルな会社案内用のホームページがだいたい50〜70万円くらい。
実は大企業になると予算が100万円を超えてくるのも普通なので、中小企業の50〜70万円でも安いほうです。
しかし、ピアノ教室は個人事業の場合が多いですよね。
個人事業で先生ひとりが運営する教室なら、予算的に10〜30万円でも精一杯なのではないでしょうか。
10万円以下の格安業者もたくさん見つかりますが、プロ目線の提案は期待できません。
できあがるホームページはテンプレートの使い回しレベルなので、もし業者へ依頼するなら頑張って30万円くらいは予算として用意したいです。
予算が30万円くらいになると、デザインや構成についてプロから提案を受けながら作っていけます。
どんなデザインや構成が効果へ結びつくか、知識がなければ判断が難しいはずです。
プロのアドバイスを頼りながら作っていけるのは安心でき、完成するホームページの効果にも期待できます。
- 10万円前後の格安業者 → テンプレートの使いまわしレベルのホームページ
- 30万円前後の業者 → 提案付き。ある程度こだわって作っていける
- 50万円以上の業者 → デザイン・構成に対してプロのアドバイスを頼りながら作っていける(個人事業には予算的に厳しい)
どうしても格安業者くらいの予算しかない場合は、あとで紹介する自作できる方法を試してみてもいいでしょう。
多少の頑張りは必要ですが、格安業者くらいのクオリティなら、自作でもなんとかなりそうです。
以下では、もう少し詳しくホームページを作るときの費用相場を説明してます。
ガッツリ予算を組んで業者を利用したいと考えている方は参考にしてください。
ホームページを業者へ依頼すると、初期費用と月額費用の2種類のコストが発生します。
継続して発生する月額費用は嫌われることが多いですが、実はホームページを安全に維持していくのに必要なお金。
業者へ依頼する人でホームページの管理に不安がある人は以下の記事も読んでおきましょう。
ピアノ教室のホームページ作成 おすすめ業者
手前味噌ですみません。
わたくし「ウェブさえ」なんていかがでしょうか?
実は、僕にも個人事業として活動していた時代がありました。
ピアノ教室を営む個人事業主様の予算に関する悩みは理解できています。
予算に余裕がないけど、安物はイヤ。
効果へ結びつくホームページがほしいですよね。
そんなご要望にお答えするのがウェブさえのホームページ制作パック。
詳しくは以下をチェックしてみてください!
ピアノ教室のホームページを自分で作成するなら?
最近はパズル感覚でホームページを作れるので、試してみる価値は大です。
「生徒募集のためのホームページ。
業者へ依頼すると30万くらいかかってしまう……」
と考えると予算的に厳しく、自作を検討している方も多いと思いでしょう。
そんな方はぜひ以下の方法を試してみてください。
以下は、無料でも利用できるホームページ作成サービスの比較表です。
メールアドレスを登録さえすれば、パソコンの画面上から直接ホームページを作成できます。
上から簡単な順に並べました。
すべて無料で試せるので、ひととおり触ってみて使いやすそうなサービスを選ぶというのもおすすめです。
サービス名称 | 公式HP | おすすめポイント | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
ペライチ | 無料で試す | 1ページだけのシンプルなHPを作るのに最適 | ¥0 | 無料(有料¥980〜) |
ジンドゥー | 無料で試す | 質問に答えるだけでホームページが完成します | ¥0 | 無料(有料¥965〜) |
グーペ | 無料で試す | レッスンの予約の窓口にしやすい | ¥3,000 | ¥1,000〜 |
Wix | 無料で試す | おしゃれなテンプレートがたくさん | ¥0 | 無料(有料¥500〜) |
ホームページを自分で作成するメリットは、なんといっても「お金」でしょう。
業者へ外注した場合の費用と比較すると、何十分の1のお金で作れます。
ホームページ上に他社の広告を入れられたり、独自ドメインが使えなかったり。
こうした不便が気にならなければ、無料で使い続けることもできます。
表内のホームページ制作サービスについて、それぞれを詳しく紹介し比較している記事が以下にあります。
ホームページの作り方についても詳しくお伝えしているので、自作を検討中の方は必ず読んでみましょう。
生徒募集に役立つホームページの作り方。ポイントは8つ!
ここからは、効果的なピアノ教室のホームページのさくせ方法について詳しくお伝えしていきます。
「どんなホームページを作れば生徒募集に結びつくかな?」
その疑問を解決できます。
以下の8つのポイントをおさえておきましょう。
- 1. 写真や動画で教室のリアルな雰囲気を伝えましょう
- 2. 講師のプロフィールを充実させましょう
- 3. 生徒の声をたくさん掲載しましょう
- 4. アクセス情報をちゃんと載せましょう
- 5. 地道に集客に取り組んでいきましょう
- 6. 無料体験レッスンを用意しましょう
- 7. 利用規約を作っておきましょう
1. 写真や動画で「リアル」を伝えましょう
ピアノ教室を探している人たちが気になることを思い浮かべてみましょう。
- どんな雰囲気の中で、どんな先生が教えてくれるのか?
- 生徒さんたちはどんな様子でレッスンを受けてくれるのか?
- 教室内はどんな設備なのか?
こうしたことは、たくさんの文字で説明するより、一枚の写真を見せたほうが伝わりやすいです。
もちろん動画ならもっと伝わりやすいでしょう。
上の動画は、おもしろ企画のひとつです。
ピアノ教室を紹介するものとは趣旨が違ってきますが、こうしたリアルな現場を映し出す動画が1つでもあると深く印象に残りますよね。
2. 講師のプロフィールをできるだけ詳しく伝えましょう
これからピアノを教わる先生について、人柄が気にならない人はいませんからね。
だから、ホームページではできるだけ詳しくプロフィールを載せましょう。
どんな人か具体的にイメージできるほど、親近感や信頼感が増します。
以下はプロフィールの掲載例(ドヤ顔が……)
ピアノを始めたきっかけやピアノを上達させるのに苦労したことなど、個人的なことほど、共感や興味を得やすくなります。
ピアノ歴、
ピアノの講師歴、
コンクールでの受賞歴。
こうしたピアノに関わる実績・経歴を載せるのはもちろん、ピアノ以外の趣味について載せてみるのもいいでしょう。
3. 生徒の声をたくさん掲載しましょう
実は、もう僕は40代のオジサンなのですが、これからピアノを習いたいと思っても罪じゃないですよね。
とはいえ、いざ教室を探し出すと、やっぱり「自分みたいなオジサンでも通っていいのかな」と多少は気になると思います。
そんなとき、同じ年代・性別・レベルの方の体験談が載っていると、めちゃくちゃ安心できます。
もし、あなたの教室が特定の年代・性別・レベルをターゲットにしているなら、そのターゲットに属する生徒さんの声をできるだけ多く掲載しましょう。
生徒さんの声には、自分では気づいていない教室の魅力が見つかることもあります。
逆に、改善すべきところにも気付かされかもしれません。
ホームページへ掲載するためだけではなく、教室のリアルな評価を知るためにも、今回を機会に生徒さんの声を集めてみてはいかがでしょうか。
4. アクセス情報をちゃんと載せましょう
生徒さんの立場からすると、やっぱり立地は教室選びに欠かせない条件です。
小さいお子様が通う教室は、送り迎えに苦労しない範囲にあってほしいでしょう。
自分自身が通うなら通学や通勤の途中に立ち寄れる場所にあったくれたほうが嬉しいです。
そんな立地ですが、自宅を教室にしている場合は、セキュリティのためネットで所在を明らかにしたくないかもしれません。
もし、自宅の住所を公開したくないなら、最寄りの駅や学校、ショッピングモールなど目立つ場所を目印として載せましょう。
住所を公開しても支障がないなら、ホームページを作るのと同時にGoogleビジネスプロフィールへ登録しておくことをおすすめします。
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップで店舗をアピールできるサービスです。
例えば、弊社のプロフィールは以下のように掲載されてます。
ビジネスプロフィールでは、臨時の休業日を告知したり、口コミや質問へ対応したりできます。
立地を条件にお店を探すときGoogleマップはよく利用されます。
通いやすい範囲を条件にピアノ教室をGoogleマップで探す人もいるでしょう。
そういう人たちを、Googleビジネスプロフィールを利用することでターゲットにできます。
5. 集客に取り組んでいきましょう
残念なことにホームページは単に作っただけでは、誰にも見てもらえません。
以下の図を見てみましょう。
- 検索
- チラシ
- 口コミ
- SNS
- Googleマップ
このような「きっかけ」を経て、人たちはホームページを訪れます。
言い換えれば、このような「きっかけ」を生み出す取り組みに励んでいかなければ、ホームページを見てもらえるチャンスは生まれません。
ホームページを作っただけで満足しちゃだめですよ。
ホームページのアドレスを記載したチラシを配ったり、検索へヒットさせるためのブログを書いたり、積極的に集客へ取り組んでいきましょう。
ホームページへアクセスを増やす集客方法は以下で詳しく説明しています。
今のうちから読んでおくといいでしょう。
6. 体験レッスンを用意しましょう
どんな商品やサービスでも試したことのないものにお金を出すのは不安でしょう。
洋服がわかりやすい例です。
試着してもらったほうが売れ行きが良くなりますよね。
食べ物のお土産屋さんも、試食ができる商品ほど売れるそうです。
ピアノのレッスンもお試しで受けられる教室のほうが、「ちょっと行ってみようかな」と思ってもらえるはず。
無料での提供が難しければ、最初の○回までは格安でレッスンを受けられるクーポンや回数券のようなものを配ってもいいでしょう。
7. オンラインレッスンを取り入れてみましょう
ホームページの利点は場所を問わずアピールできることです。
そんなホームページを作るなら、これまた場所を問わない「オンラインレッスン」を提供することも検討してみてはいかがでしょうか?
ターゲットにできる生徒さんの範囲が一気に拡大します。
ZOOMを使えば、手間なくオンラインレッスンの環境が整います。
オンラインレッスンの予約を受け付ける方法として、以下で特集している予約システムは便利です。
クレジットカードによるオンライン決済も利用できるのでレッスン料を受け取るのも簡単。
8. 利用規約を作っておきましょう
ホームページを持つと、今まで知人・友人の紹介やご近所様など身近な人たちを対象に教室を運営してきたのとは違って、突然、不特定多数の人たちへ対象が広がります。
今までとは違った層の生徒さんも増え、中にはちょっと”ムズカシイ”生徒さんも現れるかもしれません。
教室の運営方法に対してクレームが来たり、支払いについてトラブルが生じたりするリスクが増します。
そんなリスクに備えて、教室の利用方法や入会/退会に関して規約を定めておきましょう。
規約はホームページへ記載しておくことをおすすめします。
できるなら入会の際は必ず規約を確かめてもらい署名をもらっておきたいです。
最近はオンラインで契約を済ませられる便利なサービスがあります。
以下の記事で取り上げました。
規約の作り方は検索するといろいろと参考になる記事が見つかります。
以下は実際にピアノの先生が書いてる記事で、さすがの着眼点からわかりやすく規約の作り方を説明してくれています。
まとめ。ピアノ教室のホームページを楽しみながら作成してみてはいかがでしょうか
ピアノの生徒さんが、最初は楽譜も鍵盤にも慣れていなかったように、あなたがwebやITについて苦労するのは当然です。
ぜひ、今回の記事を参考にホームページを作ってみてください。
思っていたほど難しくなく、意外と楽しめると思いますよ。
自作のホームページを見て生徒さんが増えれば、喜びは倍増するはずです。
もし自作がうまくいかず任せられる業者をお探しになる場合は、ぜひワタクシへもご相談ください。
ご予算の範囲でベストな方向性をご提案させていただきます。
ウェブさえは、Wix.com を宣伝し、リンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された、Wix アフィリエイトプログラムの参加者です。
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