「おちゃのこネット」とかいう月額制ショッピングカートってどうなの?

2017年1月22日
カテゴリー ネットショップ作成

おちゃのこネットってどうなの?

おちゃのこネットは、月額制のネットショップサービスです。Amazonや楽天市場みたいなモールへ出品・出店するのとは違って、ショッピングカート付きの独自のオンラインショップが持てます。

月額540円〜の低価格で、初期費用と売上手数料が無料、ネットショップに必要な機能が総合的に揃ってるところが評判です。利用店舗は15,000店を超えてます。ウェブさえにもたま〜に「おちゃのこネットで」というネットショップ制作依頼が届きます。

おちゃのこネットをチラ見してみる

おちゃのこネットの始め方

無料の体験期間があるのでひとまず始めてみるのが、一番手っ取り早いのですが、これが初めてというネットショップ初心者にとっては、簡単な初期設定でも不安だという声もあります。なので、軽くショップ開業までのステップを案内します。

1. 料金プランを選択

新規登録自体は無料です。登録後、利用予定のコースを選択します。支払いは無料体験期間のあとなので安心です。

利用コース選択

ターゲットにするデバイス(端末)をPC、スマホ、携帯で選べます。パソコン版、スマホ版、携帯版のショップサイトをそれぞれ作成し、アクセス元のデバイスによってURLを振り分け、端末ごとに異なるサイトデザインを見せる方法です。

料金も選択するデバイスによって異なります。複数のデバイスを選択すると、追加した分だけ高くなります。共有/独自ドメインについては後述します。

料金表

共有ドメイン 独自ドメイン
PC 540円 2,160円
スマホ 540円 1080円
ガラケー 540円 1080円

レスポンシブデザインはまだ未対応です。ちょっと淋しいですね。

レスポンシブデザインは、閲覧側の画面幅に合わせて、サイトデザインを最適化できる方法です。一つのショップデザインで、画面幅の異なる色々なデバイスに対応できるので、更新が楽だったり、SEOの調整もしやすかったりします。

レスポンシブデザインが、どのショップにも当てはまる万能な方法というわけではありません。PCを持たないスマホ世代を限定して狙うショップならPC版は不要です。スマホ版に絞って作ったほうがいいでしょう。

ただ、もう一つデザインの選択肢としてレスポンシブデザインが提案されていれば、嬉しいなあと思って、おちゃのこさん、いかがでしょうか?

オススメは共有よりも独自ドメイン

ターゲットデバイスのあとは、ドメインについて決めなくちゃいけません。

ドメインはショップサイトに設定するアドレスのことです。共有ドメインはおちゃのこネットから与えられるアドレスで、「http://アカウントID.ocnk.net」という形式になります。おちゃのこネットを解約すると使用不可になります。

一方、独自ドメインはその名の通りオリジナルのアドレスです。独自ドメインを取得しておけば、将来的にもしカラーミーショップやBaseのような他のネットショップサービスへ移行してもショップのURLが変わりません。おちゃのこネットの時代に得たリピーターの数もSEOの効果も失いません。新たな環境でも、有利にリニューアルオープンを進められます。

独自ドメインを取得したのに、ショップが長続きしなかったらどうしようと不安に思う人もいるでしょう。そういう方は、そもそもおちゃのこネットを選ばないほうがいいといえます。なぜなら、おちゃのこネットの料金は1年一括払いだからです。

1年間分のサービス料をまとめて払うことになるので、最低限1年間は営業する前提です。1年の営業を前にして独自ドメインを取得しない理由はないはずです。

もし、年間通して払う勇気がなければ、同程度のサービスとしてはカラーミーショップが有力です。月額払いで利用できます。カラーミーショップもおちゃのこネットと同じように無料で試せます。

カラーミーショップを試してみる

2. テンプレートを選ぶ

初期設定画面

料金プランが決まったあとは、ショップの初期設定を進めていきます。最初はテンプレートを選びます。

テンプレート選択

初期設定の画面から直接テンプレートを選択できます。上の画像の右下に赤く囲まれたエリアがありますね。クリックして選びます。

テンプレートはネットショップにとっての洋服みたいなものです。着せ替えるとデザインが変わります。ショップのターゲットや商材にマッチするテンプレートを選びましょう。

いくつかテンプレートの例をあげておきます。

カラフルなテンプレートです。文房具や雑貨など、商品の多様性を視覚的に伝えたいショップに合ってます。

カラフル

少し落ち着いた雰囲気のテンプレートです。アンティーク家具や時計のような伝統と高級感を印象づけたいサイトにぴったりです。

シックなイメージ

モード系です。洋服やアクセサリーなど、ファッションアイテムを販売するときに良さそうです。黒の背景によって、より一層鮮やかに写真が映えます。

モード系

僕はモード系を選択しました。

3. メイン画像を決める

アイキャッチ画像

ショップの表紙を飾るメイン画像を自由に決められます。手元のPCから写真をアップロードして使えます。

わずか一枚の写真を変えただけで、ショップ全体の見た目がワンランクアップします。オリジナル感も向上しますね。

ネットショップの制作案件で、じつはあまり写真のクオリティにこだわらない店長さんが多いです。自撮りで構図もピントもむちゃくちゃの写真がよく送られてきます。

商品をリアルに触れないオンラインショップの場合は、写真だけが商品の外見を知るヒントになります。せめて、ショップの第一印象を決めるメインビジュアルくらいはこだわりましょう。

4. ロゴをアップ

ロゴ

ロゴもオリジナル感の向上を手伝います。最近はクラウドワークスを利用すれば、2万円くらいでクオリティの高いデザインを複数パターン提案してもらえます。

オフラインで配るショップカードにも使えるので、ネットショップオープンに合わせて発注してみるのもいいと思いますよ。

5. 商品を並べる

商品

商品の陳列棚を設定します。商品の名称、写真、値段なんかを決めます。

6. メッセージ&お知らせを告知

Message 20170121

トップページのこの位置にお客様へのメッセージとお知らせを掲載できます。ネットショップをオープンしたことや開催予定のバーゲンセールについて告知できます。

これだけで完了です!

おちゃのこネットを無料で試してみる

以上でひとまずネットショップを開業させるおおまかな準備は整いました。次は、管理画面から送料や決済方法など、各ショップで固有の情報を設定していきます。

管理画面

管理画面

管理画面の操作性はめちゃくちゃ重要です。せっかくの注文に気づかなかったら売上を失う上にお客さんからの信用ガタ落ちです。商品の在庫が知らないうちに切れていたら機会損失、送料の設定をミスってればお客様の費用を負担するハメにもなります。

なのに、設定する項目が多すぎるせいか、特に日本製ショッピングカートの管理画面は、だいたいごちゃごちゃしてますね。残念なことにおちゃのこネットも例に漏れずです。最初はどこでどの設定ができるか見つけ出すのに苦労します。

しかし、ちゃんと本格的なネットショップを満たす設定は揃ってます。

受注、会員、在庫の管理をする画面は慣れてしまえば、検索やグループ機能など便利な方法も扱えるようになるでしょう。

送料は、購入金額、都道府県、重さを条件に細かく設定できます。

カテゴリ/グループによる分類、カラーやサイズのバリエーション、販売期間、関連・おすすめなど、商品に関連する設定も豊富にカスタマイズできます。

ネットで情報を拡散するためには欠かせないfacebookやtwitterというSNSとの連携も可能です。メルマガ発行ももちろんできます。

これは、フリーページの機能で作成したページです。

フリーページ

ウェブさえブログのコンテンツを転載したページです。

フリーページには自由に内容を掲載できます。テーマを決めて取扱商品をいくつかピックアップし、まとめ記事を書いてみたり、特定の時期に合わせたキャンペーンページを作ってみたり、販促に活用できます。

商品を陳列するだけでは、ショップ独自の個性を出しにくいですし、SEOの効果も弱いです。フリーページをうまく活用することで、ライバル店舗と違ってコンセプトを伝えることができます。差別化へ一歩有利に働きます。

このとおり、他のショッピングカートと比較しても、おちゃのこネットに機能的な不足は感じません。ちなみに比較記事もいくつか書いてます。参考にしてみてください。

結局、おちゃのこネットは売れるの? 売れないの?

結論からいうと、ネットショップの成功は集客にかかってます。単純に、おちゃのこネットだから売れる/売れないは決まらず、いかに集客の工夫をこなせるかにかかっています。

ネットショップの集客・接客・追客

ネットショップ運営には3つの重要な取り組みがあります。

  • 集客
  • 接客
  • 追客

漢字を見れば、どういうことか想像がつきますね。お客さんを集めて接して追いかける、これがネットショップの売上げアップに必要な三要素です。

豊富なテンプレートから一つを選んで、商品の展示方法を工夫するのは、ユーザーにとっての買い物のしやすさや、ショッピングの楽しさに影響します。すなわち、これらは接客に関する機能です。

アクセスに対して注文が発生する確立をコンバージョン率と呼びます。お客様が一度のサイト訪問で購入する金額を顧客単価といいます。接客機能で工夫をすれば、コンバージョン率や顧客単価を改善します。

購入時の会員登録、購入後のお客様へメルマガを送ることはリピーターからの売上を増やします。リピーターから売上をあげることは、新規のお客様を獲得するほど手間やコストがかかりません。これらは追客の機能にあたり、利益率を向上させる働きを持ちます。

接客、追客はネットショップの売上維持に欠かせない取り組みです。でも、新しくオープンしたばかりのお店に最も必要なのは集客です。お客さんを集めてこそ、接客と追客の効果を得られます。

ところが、おちゃのこネットにはじゅうぶんな集客機能がありません。

集客機能については、カラーミーショップも同じ

これは、おちゃのこネットだけではありません。カラーミーショップと比較しても同じです。

Amazonや楽天市場はモールの集客力を頼ることができます。一方、独自に店舗を構えるための、おちゃのこネットやカラーミーショップは、店長さん自ら集客に取り組まない限り、ショップへのアクセスは生まれません。

実店舗を想像しても同じですよね。デパートやアウトレットモールなど箱入りのお店なら、箱が持つ集客力を頼れます。個人商店なら、自分で宣伝しなくちゃ、お店の認知は広がりません。

ネットショップの集客方法

オープンしたばかりのショップサイトに来客してもらう方法で主要なものです。

  • SEO
  • リスティング広告
  • SNS
  • アフィリエイト

自然検索で、全国的に潜む新規のお客様へアプローチしたいならSEOは欠かせません。ブランド名や商品名での検索へ間違いなくヒットさせたいならリスティング広告が期待できます。

話題性を期待できる商品なら、口コミで情報が拡散しやすいSNSを利用し宣伝がおすすめです。ブロガーやアフィリエイターの影響を活用したい場合は、アフィリエイトASPと契約して手伝ってもらうのもいいでしょう。

このようにネットショップへの集客は、ターゲットと商材の特性によって方法が異なります。あるいは、同時に全部を試すこともあります。どの方法が一番効果的かを実験しながら、最も効果的な宣伝方法を見つけましょう。

以上です。おちゃのこネットについて紹介しながら、ネットショップ運営に必要な集客方法についても書いてみました。

おちゃのこネットを無料で試してみる

ネットショップ作成サービス/ショッピングカートについては他にも色々書いてます。

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