初心者でも買い?STORK19の評判・使い方を事例と一緒にお伝えします
テーマ名称 | Stork19(ストーク19) |
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総評 | デザイン最高。愛着のわくブログが欲しい初心者ブロガーに最適。収益アップのための機能は少ないが、ブログを楽しく書いていくための機能は十分に揃ってます。 |
初心者 | 初心者でも使いこなしやすい。設定箇所が少なくカスタマイズが簡単。インストール直後からすぐにブログを書き始められます。 |
ジャンル | ブログ |
ライセンス | 1サイト |
値段 | 11,000円(税込) |
公式)購入サイト | 今すぐStork19を手に入れる |
デモサイト |
これからWordPressでブログを書き始めようとしている人。
初心者でも使いこなせるおしゃれな有料テーマを探している人。
今よりさらにPVや収益をアップできそうなテーマを探している人。
「STORK19(ストーク19)」を試してみてはいかがでしょうか?
STORK19は、累計なんと2万人以上のユーザーを抱えるSTORKの最新バージョン。「とにかく書くことに集中できるテーマ」がコンセプトで、書くことが大好きな、特に初心者ブロガーからの評判が良いテーマです。
でも、試すといっても有料テーマなので、一度買うと返品は無理。使ってみて、気に入らなければ、テーマ購入代を損することに。
そこで、今回の記事が役立ちます。
STORK19を使って実際にブログを作り、以下の3つを詳しく調査しました。
- 初心者でも使いこなせる? STORK19の使い方
- なにができる/できない? STORK19のメリットとデメリット
- どんなブログが作れる? STORK19のカスタマイズ事例
有料テーマは、STORK19以外にもたくさんあります。どれが自分にあっているか買ってみるまではわかりません。
購入後、後悔しないために、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
Stork19とは? メリット/デメリット
Stork19は、評判通りブロガーにぴったりのテーマ。
Stork19は、個人や企業のブログを成功へと導くブログマーケッターとして活躍中のJUNICHI氏(@Junichi_Santa)が監修したテーマ。
さすが自分でもブロガーとして結果を出している人が監修しているだけあって、ブログを書く側にも、読みに来る側にも快適に利用できるテーマとして作られてます。
ただ、すべてのWordPressユーザーに適したテーマだとは限りません。機能的に不足している部分もあります。
購入前にメリットだけなくデメリットもあることを理解しておきましょう。
以下が、Stork19のメリットとデメリットです。
メリット。
- カスタマイズ不要。美しく快適なデザイン
- モバイルファースト。スマホからも見やすい
- ブロックエディタにも対応。記事が書きやすい
デメリット。
- よく似たデザインのブログが多い
- 収益アップの機能が少ない
- ライセンス。1サイトにしか使えない
それぞれを詳しく説明していきます。
カスタマイズ不要。美しく快適なデザイン
Stork19の強力なメリットは美しいデザイン。
HTML/CSSの知識がなくても、おしゃれなデザインのブログを持てます。
ほとんどの有料テーマはインストール後のデザインがしょぼい!
例えば、以下は【THE THOR(ザ トール)】のインストール直後のデザイン。
ここから自分好みのデザインへカスタマイズするには、かなりの手間がかかります。
有料テーマの中には、デザインの「着せ替え機能」を用意してくれているものもあります。着せ替え機能を利用すれば、1瞬でプロがデザインしたような見た目に変えられます。
以下は、着せ替え機能の例。【THE THOR(ザ トール)】では、この下にあるように完成されたデザインから1つを選んでブログを書き始められます。
残念なことに、こうした便利な着せ替え機能はSTORK19には備わってません。
しかし、インストール直後の状態でも、ほどよい感じに色付けされ、ポイントポイントで可愛くデザインが施されたStork19は、少し手を加えるだけで気に入ったデザインへと変わってくれます。
例えば、以下はStork19の記事デザイン。インストール直後で何も手が加わっていないのにこんなにかわいい。このままでも十分といっていいくらいです。
モバイルファースト。スマホからも見やすい
モバイルファーストとは、スマホからのアクセスを優先すること。
ブログで提供する話題にもよりますが、ブログへのアクセスはスマホからが圧倒的に多くなります。
あなたも自分のことを振り返ってみるとそうでしょう。様々なブログを読むのは、手元のスマホからがほとんどのはず。
Stork19は、そんなスマホからのアクセスを最優先。
デザインは、スマホの小さな画面でも見やすくつかいやすく、機能的にもPVアップやファンを増やすための様々な仕掛けがスマホ上で効果を発揮してくれます。
ブロックエディタにも対応。記事が書きやすい
ブロックエディタは、WordPressで記事を書くときの機能。
以下のようなブロック単位で、記事の内容にデザインを加えていけます。
Stork19では、このブロックがStork19のオリジナルデザインパーツにも対応。数は、「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」と比べると決して多いとはいえないのですが、ブログ用の記事を書くときにはじゅうぶん。
記事の書きやすさは、更新へのモチベーションにつながります。サクサクと快適に書いていける執筆環境のおかげで、筆が進みます。
よく似たデザインのブログが多い
さて、ここからはStork19のデメリット。どんなテーマでも強みに対して弱みが存在します。
Stork19では、まずこれ。よく似たデザインのブログが多い。
インストール直後の状態でもじゅうぶんな見た目なので、そのままにしている人も多く、結果として、よく似たデザインのブログが多くなってしまいます。
ただ、ブログでもっとも重要なのはコンテンツ。記事の中身です。
記事の中身がオリジナルで印象の強いものであれば、ファンは増えます。
そもそも、有料テーマを使う最大のメリットは効率です。
カスタマイズよりもブログの執筆に集中できる環境を得ることが、高いお金を出して有料テーマを買う目的です。テーマのオリジナリティを追求することばかりに時間を奪われるのは、本末転倒。
もし、他にはない唯一無二のデザインを求めるなら、本当はいちから独自のテーマを開発するかブランクテーマと呼ばれる極めて白紙に近いテーマを利用するべきです。
過去にWordPress用のブランクテーマを集めた記事を書きました。オリジナルデザインの開発に興味のある人は、また読んでみてください。
あるいは、カスタマイズの項目が細かく準備されている「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」のほうが、オリジナリティは出しやすいかと思います。
収益アップの機能が少ない
Stork19は、アフィリエイト向けの稼ぐ機能は少ない印象。どちらかというとブロガー向けのテーマです。
結局はコンテンツしだいでアフィリエイトサイトにもブログにもなるのですが、他にあるまさにアフィリエイト向けのテーマと比較するとStork19は収益を意識した機能はあまり備わってません。
例えば、アフィリエイト用のテーマといえば「Affinger5 WING(アフィンガー)」。以下のようなランキングを簡単に作成できる機能が備わってます。
もう1つ、アフィリエイトに有利な機能の例を。「THE THOR(ザ トール)」のタグ管理機能。
以下のような画面で、アフィリエイトタグを簡単に管理でき、効果も測定できる優れもの。
このような稼ぐことを目的とした便利な機能は、Stork19には備わっていないことに注意しましょう。
ライセンス。1サイトにしか使えない
Stork19の使用許可は、購入者が運営するたったひとつのサイトだけに与えられます。
ブロガーの中には、主となる話題ごとにブログを分けて運営している人も多いと思いますが、Stork19の場合はサイトごとにテーマを購入する必要があります。
初心者でも使いこなせる?
Stork19は、初めての有料テーマを購入する初心者さんにも優しい作りになっています。
機能はブログを快適に書いていくのに必要なものだけが最低限備わっているため、使い方に混乱せずに済みます。
インストール後に必要なカスタマイズは管理画面からの設定だけで完了可。
以下は、管理画面に備わるカスタマイザー。ここからデザインやサイト設定を変更できます。
変更した内容が、そのまま画面上で反映されるため、カスタマイズの結果が目に見えてわかります。
例えば、背景色を変えてみたところ。
カスタマイザーで選んだ色へとサイトの背景色が変わります。まずは、オレンジに。
オレンジからグリーン。
グリーンからパープル。
こんなふうにカスタマイズの過程が目に見えるので、わかりやすい。カスタマイズがはかどりますね。
Stork19に向いてるサイトは?
ブログかアフィリエイト、どっちに向いているか?
メリット・デメリットのところでも言いましたが、Stork19はブログ向けのテーマだと思います。
ランキング機能やタグ管理機能のようなアフィリエイトによる収益アップのための機能が付いてません。
ライセンスも1サイトのみ。アフィリエイトで大きな収益を上げている人は複数サイトを運営していることが多いです。
アフィリエイトを事業化するほど本気で取り組んでいくなら、「THE THOR(ザ トール)」や「Affinger5 WING(アフィンガー)」のようなアフィリエイトを意識したテーマを使ったほうが、のちのち機能的な不足を感じずに済むでしょう。
Stork19を使ってみた。カスタマイズ前後のデモサイト
実際にStork19を使って、どんなサイトができるのか気になりませんか?
以下、今回の記事用に作ってみたデモサイトです。カスタマイズ前後の事例として参考にしてみてください。
Strok19 デモサイト
インストール直後 カスタマイズ前のデザイン
非常にシンプル。どのテーマも同じですが、インストール直後で記事も入っていない状態だとこんな程度です。
ただ、Stork19の場合は、カテゴリーのラベルやSNSのシェアボアンなど細々としたところが、手の混んだデザインに施されているので、カスタマイズ前でもかなり美しく整って見えます。
それが、カスタマイズ前の記事のデザインを見るとわかります。
カスタマイズ後のデザイン
インストール直後は少し殺風景なデザインでしたが、カスタマイズを行い記事を入れるとこうなりました。
じゃん!
かなり雰囲気良く見えますね。
すべてのカスタマイズは管理画面のカスタマイザーから。HTML/CSSは一切使ってません。初心者さんでも、この程度のデザインは十分に可能です。
カスタマイザーから手を加えたところを書き記した図が以下です。
マニュアルが完備されているので、カスタマイズの方法に困ることはありません。Stork19は利用者が多く検索してもすぐに情報を見つけられます。
初心者さんでも、カスタマイズが難しすぎて断念、ということにはならないはずです。
Stork19のSEOは?
Stork19自体に他のテーマと比較してSEOの効果が優れている/劣っているという印象はありません。
表示速度も過去のバージョンでは遅かったらしいのですが、今は十分に改善されていますし、HTMLソースを覗いてみても、他のテーマと比べて気になるところはなかったです。
ただ、SEOに関する微妙な設定ができないことに不満を感じる人はいるかもしれません。
例えば、タイトルタグ/メタディスクリプション、ページごとのindex/noindexなどの設定はできません。
といっても、これらはSEO用プラグインといえば定番の「All in One SEO」や「Yoast SEO」を利用すれば解決できるので、大きな問題にはならないと思います。
まとめ。Stork19は買い?
初心者ブロガーで、収益よりも書くことの楽しさを優先する人ならStork19は買いでしょう。
無料テーマをベースに、Stork19ほどデザインをカスタマイズするには手間も知識も必要です。
Stork19を利用すれば、インストール後2時間〜半日ほどでデザインは整えられます。すぐにブログを楽しく書いていける環境が手に入るわけですから、ブログを始めたい気持ちでウズウズしている人なら、買って損はしないはずです。
一方で、書く楽しみより稼げるお金を目的にしている人は、アフィリエイト向けの「THE THOR(ザ トール)」か「Affinger5 WING(アフィンガー)」を選んでおいたほうが後悔しません。
どちらもレビューしているので、使い方や機能を比較してみてください。
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