ホームページ作成ツールを無料もありで19個も!もう制作会社を頼らない。
ホームページを作りたい。
でも、難しかったり、高かったりする方法はイヤですよね?
今回のこの記事では、誰でも簡単にホームページを作れる方法をお伝えします。
以下のような悩みはお持ちではないですか?
- 予算に余裕がない
- PCが苦手
- 忙しい
- センス・スキルに自信がない
- HTML/CSSがわからない
- じつは自作の経験あり。素人くさいホームページしか作れなかった
こうした悩みを今回の記事で解決します!
ホームページの作成は制作業者へ発注するのが一番手っ取り早いです。でも、初期費用や月額維持費など、わりと大きなお金がかかります。
そうかといって、自分でホームページを作るのは技術的に難しそう。
自分で作ってみたことのある人なら知っていると思いますが、めちゃくちゃ頑張ったのにダサいホームページしか作れなかったときの敗北感。泣けます。
しかし、今回紹介するサービスとツールを利用すれば、初心者さんでも簡単にプロっぽいホームページが作れます。
今回の記事は2部構成です。少し長めの記事ですが、頑張って前半後半のすべてに目を通してみてください。ホームページの作り方を理解でき、作るのに必要な道具が揃います。
それでは、まずは、いとも簡単にホームページを作成できる方法からお伝えしていきます。
今回紹介するホームページ作成サービス・ツール 一覧
目次
- 1. 会社のホームページ作成なら WIX
- 2. 店舗用のHP作成ならこれしかない グーペ
- 3. 無料でネットショップを開業 BASE
- 4. 初めてのHPなら Jimdo
- 5. さらに簡単にネットショップ作成 STORES.jp(ストアーズ)
- 6. 質問に答えるだけでHPを自動制作 簡単すぎる BiND
- 7. スマホサイトを作りたいときは Strinkingly
- 8. ファッション&アーティスト系 IM-Creator
- 9. レスポンシブデザインを簡単に Webydo
- 10. Voog
- 11. Webnode
- 12. Ameba Ownd
- 13. CLOUD LINE
- 14. マインドマップ作成 xmind
- 15. ウェブページの下書きができる Cacoo
- 16. 配色のヒントに Color scheme designer
- 17. カラーピッカー MoulocX
- 18. 国内外の画像検索サイト
- 19. 誰でもおしゃれな画像を簡単作成 Canva
誰でも簡単にホームページを作れる方法
=「webサイトビルダー」とは?
ホームページを簡単に作成できる「Webサイトビルダー」をご存知ですか?
- Webサイトビルダーとは?
-
- 必要なのはネットに繋がるパソコンだけ。
- HTML/CSSを使わず、
- デザインセンスも不要のホームページ作成サービス。
それがウェブサイトビルダーです。今回は無料のものも含めてなんと13種類のウェブサイトビルダーを紹介します。
ホームページの作成が簡単に! ウェブサイトビルダー比較表
今回は全部で13種類のwebサイトビルダーを紹介します。
そのなかから特におすすめのものを4つ、ランキング形式で表にしました。
すぐに試してみたいという方は表の中の名称をクリックしてください。公式サイトへ飛びます。
名称 | タイプ | おすすめ度 |
---|---|---|
1. WIX | 中小企業のHP向け | ★★★ |
2. グーペ![]() |
お店のHPに最適 | ★★★ |
3. BASE![]() |
ネットショップ作成 | ★★★ |
4. Jimdo![]() |
初めてのHPなら | ★★★ |
4. STORES![]() |
さらに簡単にネットショップ | ★★ |
Webサイトビルダーの基本的な使い方
これは今回紹介するウェブサイトビルダーのうちの一つ、「WIX」。
どのwebサイトビルダーも使い方はほぼ共通してます。上の画面のようにパズル感覚でホームページをデザインしていけます。
簡単そうでしょ? マウスとキーボードを使って、画面をポンポン触っていくだけでいいのですから。
復習も兼ねて、ホームページの作成に関する用語の説明
- このあとの続きを理解するのに必要な以下の3つの基本用語。すでにご存知の方は読み飛ばしてください。
-
- ブラウザ
- カスタマイズ
- ホームページビルダー(ソフト名)との違い
- ブラウザとは?
- ブラウザは、普段ホームページを閲覧するのに使っているアプリのことです。
Windowsなら「インターネットエクスプローラー(IE)」、Macなら「Safari」が標準でインストールされています。
Windows、Macの垣根を超えて、最近もっとも利用者が多いブラウザは「Chrome」です。
こうしたブラウザからホームページを作っていけるのがwebサイトビルダーの大きな利点。もはや高価なソフトを買う必要なんてないわけです。
PCを起動後インターネットに接続すれば、だれでもホームページの作成を楽しめます。
- カスタマイズとは?
- カスタマイズは、編集や改造という意味です。
ウェブサイトビルダーでは、テンプレートに手を加え自分だけのデザインを作っていけます。この作業の工程をカスタマイズと呼びます。
カスタマイズに必要なのは、マウスのドラッグ&ドロップとキーボードの文字入力くらいです。
専門的なスキルが不要なので、メールやインターネットをするときくらいしかパソコンを使っていない初心者さんでもカスタマイズを楽しめます。
- ホームページビルダーとの違い
- ホームページビルダーという名称のソフトがあります。パソコンにインストールして使うタイプのソフトで、ホームページ作成ソフトといえば「ホームページビルダー」といわれるくらいに有名なソフトです。
今回、ウェブサイトビルダーとして取り上げているサービスも、用途を考えると「ホームページビルダー」と呼ぶことができます。でも、同じ呼び方をするパソコンソフトと混乱を避けるため、本記事では以下のように呼び方を使い分けています。
- ネットから利用できるホームページ作成サービス=ウェブサイトビルダー
- パソコンへインストールして使うホームページ作成ソフト=ホームページビルダー
では本題。
ウェブサイトビルダーを使ってホームページを作っていきます。
Webサイトビルダーの歴史は古く、昔から色々な種類が存在してました。でも、以下のような問題があったのです。
- 使い慣れるまで時間がかかる
- 利用料が高い
- デザインがださい
これらの問題はすべて解決。
今はどのウェブサイトビルダーも簡単に安く(なかには無料で)使えます。
使いこなすのにHTML/CSSのような専門スキルは不要です。パズル感覚で、会社やお店の顔として使える本格的なホームページを作れます。
以下で13種類のウェブサイトビルダーの違いを説明していきます。お気に入りのひとつを見つけましょう。
1. 会社用ホームページの作成なら WIX
WIXは、中小企業や個人事業など会社のサイトが欲しいときに最適のウェブサイトビルダーです。
くやしいことに、優れたウェブサイトビルダーの多くは外国産(頑張れニッポン!)で、WIXもイスラエル発のサービス。
でも、日本語対応しているのでご安心を。文字の日本語入力OK。デザイン用に使う画面も設定・管理画面も日本語です。
デザインは種類豊富なテンプレートから選べます。一般企業、レストラン、個人事業、ポートフォリオなど、業種や目的別に分類されているので、好みのデザインを探しやすいです。
機能の拡張性も魅力ですね。オンラインで商品を販売できるショッピングカートの機能や、日記感覚で更新できるブログなど。必要性に応じて追加できます。最近はオンラインの予約システムも増えました。
どんどん新しい機能が発表されるのは、ワクワクしますね。
機能が増えても使いこなせなかったら意味がありません。WIXの場合は、使いこなすためのマニュアルがきちんと用意されているので安心です。
ホームページの運営に役立つノウハウを発信しているWIX公式のブログも読み応えがあります。アクセスアップのためのSEO、デザインテクニックなど、本職のウェブデザイナーでも勉強になる記事が多いです。
さすが世界で最もユーザーが多いWebサイトビルダーですね。
今回が初めてのホームページという初心者さんから、高機能なウェブサイトを求める上級者の方まで満足できるサービスだと思います。
WIXでのホームページの作り方
サンプル用にホームページをWIXで作ってみました。作成の流れを振り返ってみます。
- 1. ホームページのデザインはテンプレートから選びます
-
こちらからユーザー登録を済ませれば、すぐにテンプレートを選べます。テンプレートはカテゴリーに分かれているので、すぐに目的のテンプレートを見つけられます。
今回はレストランのテンプレートを選んでみました。
- 2. ブラウザでテンプレートを編集
-
テンプレートを選択後、そのままブラウザで直接デザインを編集できます。上のように文字を打ち込んだり、
こんなふうに画像を差し替えたりを、目で見ながら簡単にできます。
- 3. 公開もワンクリック
-
好きなだけ編集を楽しんだあとは、「公開」ボタンをクリックするだけ。すぐにホームページを一般に向けて公開できます。なんて簡単なの!
さらに詳しいWIXの使い方、また、無料と有料プランの違いは以下の記事でお確かめください。
WIXの詳細は以下のボタンをクリックすると確認できます。無料で試せるのが嬉しいです。
2. 店舗用のHP作成ならこれしかない グーペ
自営業でお店を切り盛りされている店長さん。グーペはあなたにピッタリです。
個人店の場合、特に予算の都合で制作業者の利用を諦めてはいませんか?
グーペは月額わずか1,000円で、店舗用ホームページに求められる機能をまるごと利用できます。
Goopeはこんなサービス
- お店のHPに必要な機能が全部ある
デザインがお店向けなのは当然、ネットからの予約に対応できたり、集客用のクーポンを発行できたり。
最近ではテイクアウトの注文を受け付けられる機能も追加されました。
お店の売上アップに役立つ機能が満載です。
レストラン、居酒屋、カフェなどの飲食店はもちろん、美容室やエステサロンなど美容・健康系の店舗ビジネスまで、幅広く「お店」のホームページ作りへ対応できます。
- 簡単にメニューページを作れる
飲食メニューやエステコースなど料金メニューのページを管理画面から簡単に作れます。
メニューの名称と値段を入力し、写真をアップするだけで、こんなふうにサイト上へ美しく反映されます。
- 営業カレンダーを簡単に更新できる
季節にあわせたセール情報や特別なキャンペーンなど、集客アップのためのイベントを営業カレンダーを使って告知できます。
- デザインをこだわりまくることもできる
上に載せたページは、このブログ主「ウェブさえ」がグーペで作ったデザインです。
このカフェは実存しません。和風カフェのホームページ、というコンセプトで試しに作ってみました。
元になるテンプレートをカスタマイズするには専門的なスキルが必要ですが、グーペならこんな風に超本格的なデザインも可能です。
最初はやり方が分からなくても少しずついじくることでカスタマイズスキルがアップします。お店の営業のかたわら、技術の向上と共に少しずつホームページが自分好みに成長してくのは嬉しいはず。
今なら15日間のお試し期間を無料で利用できます。ホームページの作り方に悩む店長さんは、無料のうちに軽くでも試してみてください。飲食店のホームページの作り方はこちらでも特集してます。
3. 無料でネットショップを開業 BASE
BASEはネットショップ専門のウェブサイトビルダー。
初期費用も月額維持費も不要。ネットからの登録後3分でネットショップのオーナーになれるというサービスです。
ネットショップをデザインする方法は、今までのWebサイトビルダーと同じ。テンプレート方式でショップのデザインを決められます。
商品の登録や顧客管理も簡単にできてクレジットカードの決済システムも利用できます。これが無料だなんて本当に信じがたいです。
詳しい使い方は以下の記事で特集してます。
ネットショップを無料で作成できるサービスは下記でも取り上げました。
4. 初めてのHPなら ジンドゥー(Jimdo)
ジンドゥーも日本で人気のウェブサイトビルダーです。
もちろん日本語に完全対応。使いやすさの点では、WIXよりJimdoが勝ってます。
WIXほどたくさんの機能は備わってませんが、そのぶん使いこなしやすいです。初めてのホームページという人でも、なかなか良い感じに作れますよ。
Jimdo 使い方
- めちゃくちゃ簡単。画面の質問に答えるだけ
-
最初はこんな質問に答えるところからホームページの作成が始まります。
次にホームページの目的を選びます。
- 家族や友人向けのパーソナルイベント
- 趣味やプロジェクトを本格的に拡大したい
- ビジネスとして軌道に載せたいプロジェクト
- 新規事業や本格的なプロジェクト
- 確立された本格的なビジネスや本格的なサービス
まずはこの5つから選んだあと、さらに細かく目的を絞ります。
- 商品を宣伝する
- イベントやプロジェクトの告知
- 作品を公開する
- 問い合わせを受け付ける
- オンライン予約
- ネットショップ
このなかから3つを選択。
あとは好みの色やスタイルなどデザインに関する質問に答えるだけ。
- 完成! かなり良い感じに作れました
-
本格的ですね。このあとは微調整。下の動画のようにパズル感覚でデザインを作り込んでいけます。
Jimdoの詳しい使い方は下記リンク先でも取り上げてます。Jimdoを検討中の人はぜひ参考にしてください。
5. さらに簡単にネットショップ作成 STORES.jp(ストアーズ)
BASEと同じく無料でネットショップを作成できるSTORES.jp(ストアーズ)。
手早くネット通販ができる環境を手に入れたい人におすすめ。BASEよりも機能が少ないぶん、さらにネットショップを簡単に作れます。
注目したい機能が、Instagramとの連携。STORES.jpに登録した商品をインスタ内で販売することが可能です。SNSの口コミ効果を売上アップへ利用できます。
STORES.jpの詳しい使い方を以下の記事にまとめました。BASEとの違いも説明してます。BASEかSTORES.jpで迷ってる人は参考にしてください。
6. 質問に答えるだけでHPを自動制作 簡単すぎる BiND UP
これはヤバくないですか? ついにホームページの自動生成の時代が到来しました。
画面から投げかけられる質問へ順番に答えていくだけでホームページが勝手に作られていきます。早速試してみましょう。
BINDを使って自動でホームページを作ってみた
- 1. 作成開始の画面
-
あなた仕様のサイトを提案します。なんだかすごそうじゃないですか? 人工知能(AI)を感じますね。
ワクワクを抑えきれません。「サイト生成をはじめる」をクリックします。
- 2. 基本情報の設定
-
サイトのタイトルと説明を入力します。企業のサイトを作ってみたいと思ったので、画像のような内容を入力しました。
そのあとメールアドレスを入力しサイトを作る目的を決めます。
- 3. 画像を登録
-
適当に作ったロゴとWebの会社っぽい写真を登録してみました。
オンラインマーケティングのタブレットの写真。ウェブサイトを作るときのプログラミングをしていく作業をコーディングというんですが、その写真。こういう写真がよくウェブ制作会社のサイトに使われてますよね。
- 4. どんなサイトを作りたいか選ぶ
-
目的別に選べるようです。会社のサイトを作りたいので、それを選びました。このあとさらに目的を詳しく聞かれます。
ブランドイメージの向上か資料請求がたくさん欲しいかなど、5つの選択肢から選びます。今回はブランドイメージをアピールしたいを選びました。
- 5. 会社のイメージカラーを選ぶ
-
この中から好きな色を選びます。
信頼をイメージさせるターコイズをチョイスしました。企業のサイトによく使われる色ですね。
このあと公開したい会社情報、資本金や代表者の指名を入力すると自動のサイト制作が始まります。
どんなサイトが作られるのでしょうね。楽しみです。
- 6. 自動でサイト制作中
-
サイトの自動制作中は、BINDの詳しい操作方法のマニュアルが動画で放映されます。サイトができあがるまで、しばらく勉強のために見ておきましょう。
- 7. 完成! なんと3つもサイトをデザインしてくれる
-
この3つができあがったデザインです。
どれを見てもなかなかのクオリティ。驚きました。ここからさらにカスタマイズが可能。オリジナルに近づけていけるわけです。
画像だけじゃなくて、キャッチコピーや文章も自動で入れてくれるんですね。ありがたい。
正直、使ってみる前は自動生成なんてどうせしょぼいサイトしかできないんでしょと思ってましたが、良い意味で完全に裏切られました。BIND、使ってみて損はありません。
7. スマホサイトを作るときの正解 Strinkingly
特にスマホを意識したサイトを作りたい時に便利なwebサイトビルダーです。
管理画面の使いやすさが他のサービスと比較して突出してます。おしゃれなスマホサイトをサクッとストレスなく作れますよ。
まだPCサイトしか持ってなくて、手早くスマホサイトが欲しい人におすすめです。
8. ファッション&アーティスト系HP IM-Creator
とにかくおしゃれ。
他のWebサイトビルダーとはかけ離れた、奇抜なテンプレートを選べます。
ホームページ作成の流れ(IM-Creator版)
- まずはテンプレートを選びます。
ユーザー登録後、すぐにデザインをテンプレートから選べます。
- 文章を差し替え
テンプレートにすでに書き込まれたテキストを自分用に差し替えていきます。
- 写真の編集や差し替えも簡単
テキストだけでなく、写真もドラッグ&ドロップのマウス操作だけで差し替えられます。
- ユーチューブの動画も貼付けたりして
動画を貼り付けるのも簡単です。
- SNSのシェアボタンはそれぞれの配布先からソースを貼り付けるだけ
facebookやTwitterの口コミ効果を期待してのものです。
- アクセス解析(Googleアナリティクス)のセットアップも簡単。IDを入力するだけです。
ホームページへのアクセスを集計し、のちのアクセスアップへ役立てます。
- 他にも色々と。とにかくページ上に表示したい画像をドラッグ&ドロップで置いていくだけでホームページの作成を進められます。
ここまで1時間くらいかな?で完成です。初心者でも簡単です! Web系以外のクリエイターやフォトグラファーなどフリーランスのポートフォリオにも向いてます。
9. レスポンシブデザインを簡単に Webydo
Webydoは、これまで紹介してきたwebサイトビルダーより少し専門的な使い方ができるところに特長があります。
特にレスポンシブデザインについてカスタマイズできるところは魅力ですね。
レスポンシブデザインとは、スマホ時代の今に最適なホームページの作り方です。ひとつのデザインが画面幅に合わせて柔軟に変化してくれるので、デスクトップ、他タブレット、スマホへ一度に対応できるんです。
でもレスポンシブデザインを実行するには、ホームページの裏側に難しい設定が必要になります。それをWebydoの場合は管理画面から行えます。
例えば、デスクトップとスマホのデザインを、どの画面幅で切り替えるか、この設定をブレークポイントといいますが、これも簡単に管理画面で決められます。
使いこなすことでかなり本格的なホームページを作れるサービスなので、初心者さんよりは中級以上のWeb学習者の方に向いていると思います。
まだまだある! 日本語で使えるホームページ制作サービス
たくさんありますね。一挙に紹介します。
- 10. 海外向けのサイト制作に Voog
-
有料サービスなので、WixやJimdoと比較すると特筆すべきメリットはないのですが、多言語サイトへ対応できるとというのは便利なところです。
最近は世界的に日本の認知が広まってますね。増加一方を辿る海外からの旅行客数にもそれが現れています。
英語だけではなく、中国語や韓国語にも対応した多言語サイトで情報を積極的に発信することで、国内だけでは得られたなかった需要を獲得するチャンスに恵まれます。
他のウェブサイトビルダーと比較して動作が軽いところも気に入りました。本当にネットサービスなのかと思うほど動きが軽くて、PC用のソフトと同じような感覚で作業が進められました。
キーボードショートカットも便利ですね。キーボードの操作だけで制作作業を進められるところが、制作スピードをさらに速めてくれます。せっかちさんにピッタリなサービスなのかもしれませんね。
- 11. Webnode
-
Webnodeも日本語対応してます。ここまでいろんなツールを試してみると、もうどれでも同じじゃないかという気になってきます。それくらいどのwebサイトビルダーも操作性が良くクオリティの高いホームページを作れるという証拠ではありますが。
- 12. Ameba Ownd
-
アメブロの会社が提供するサービスなので、特にアメブロでブログを書いている人におすすめです。おしゃれで若者に受けそうなテンプレートが揃ってます。
- 13. CLOUD LINE
-
テンプレートを見てみると若干オールドファンションな雰囲気を感じるの否めません。
今風のおしゃれなデザインよりちょっと真面目な印象のテンプレートは、病院や塾のような華やかなデザインはいらない固いビジネスのホームページに向いていそうです。
どれを使うか決めたあとは……
一般的なホームページ作成の流れを理解しておこう
ホームページをデザインするところから公開までを担当してくれるWebサイトビルダーについて紹介してきました。
実はこのwebサイトビルダーでできること以外にもホームページを自分で作成する場合は色々と必要な作業があります。
以下ではそんなホームページをデザインする前に役立つツールを紹介していきますよ。
これは一般的なホームページ作成の流れです。
作り上げるホームページの規模や制作を進めるチームの編成などによって、前後・削除される工程はありますが、おおまかにはこんな感じに落ち着きます。
ホームページ作成の流れ 各工程の説明
- 1. どんなホームページにする? 企画で考える
ホームページ作りは、まず企画から始まります。
作り始めの第一歩として、色々とアイデアを出し、どんなホームページにしたいか計画を立てます。
誰に見てもらいたいのか、どんな内容にしたいのか、ページ数、デザインの方向性、完成後のホームページへどうやって集客するか。
最近ではfacebookやtwitterなどSNSとの連動方法も重要な検討事項の一つになってきてますね。
企画を進める方法は千差万別、企画者の癖やスキルによって、またプロジェクトの色によって様々です。
ウェブさえでは、企画の方法についても色々と掘り下げて記事にしてます。企画時の参考にしてください。
- 2. どんなページが必要? サイトマップを作る
サイトマップは、ホームページ全体の構成図です。
企画で明らかした必要なページをトップページを頂上にして配置していきます。このとき気をつけたいのは、訪問者がどのようにホームページ内を巡るのか(これを導線という)を意識することです。
常にトップページがお客さんにとって入口ページになるとは限りません。どのページから入ってきても、一番見てもらいたいページへ到着できる配置を考えることが重要です。
- 3. 何を載せる? 各ページのワイヤーフレームを作る
ワイヤーフレームはページ単位の設計図です。ページ上に、文章や写真など、なにをどこに配置していくのかを図にします。
今回のようなWebサイトビルダーを使う場合は、選ぶテンプレートに合わせて配置を決めていくことになります。
差し替える文章や写真を検討し、テンプレートのデザインを活かしながら、ページ上で言いたいことが閲覧者に伝わりやすい配置を考えます。
- 4. ページに載せる原稿(文章と画像)を揃える
- ワイヤーフレームが決まれば、その配置図に従って、掲載する文章や画像を原稿として用意してデザインに着手します。原稿の作り方のコツは以下でどうぞ。
原稿が準備できたら、さあ、ウェブサイトビルダーの出番です!
ちなみに業者へ依頼する場合の制作の流れはこちらです。時間があるときに覗いてみてください。自作する場合にも応用できる部分がきっと多いと思います。
ホームページを作成する前に役立つツール6個
Webサイトビルダーの出番まで、実は結構めんどくい作業がありました。
でも、お金をかけない代わりに手間というコストが発生するのは仕方のないこと。覚悟を決めて取り組みましょう。
各工程で役立つツールを紹介しておきます。
- 14. マインドマップ作成 xmind
-
マインドマップの作成には「Xmind」をもっぱら使っています。動きが軽く、「SWOT」や「マーケティング」について企画を練り込むときに便利なテンプレートも充実してるので、スピーディーに思考をまとめていくことができます。
MindMeiste(現在、未使用) - 15. ウェブページの下書きができる Cacoo
-
Cacooはカワイイ管理画面から、色々な図を作れるサービスです。「サイトマップ」や「ワイヤーフレーム」を作るのに利用しましょう。
操作感はWebサイトビルダーとよく似ています。「ドラッグ&ドロップ+キーボード入力」で、あらかじめ用意されたパーツを組み合わせながら、楽しく図の作成を進められます。
- 16. 配色のヒントに Color scheme designer
ホームページのデザインにとって、色の使い加減はとても重要です。
見る人の購買欲を刺激したり、信頼感や安心感を伝えるには、色合いが大きく作用します。でも、色の組み合わせ方って難しいんですよね。そこで便利になるのが配色ツールのColor scheme designerです。軸になる一色を選ぶと、合う色を勝手に選んでくれて、さらに親切なことに、色の配置も含めたレイアウトを提案してくれます。
配色について、初心者さん向けの記事を書きました。あわせて読んでみてください。
- 17. カラーピッカー MoulocX
配色ツールとコンビで使いたいのがカラーピッカです。モニタ上で、マウスを当てた部分の色をrgbの数値で教えてくれます。
- 18. 国内外の画像検索サイト
ただピクは、国内で人気のある複数の画像配布サイトを横断して欲しい画像を検索できます。
検索できるサイトは現在36個!これだけあれば、どんな画像もまず見つかるはずです。- 19. 誰でもおしゃれな画像を簡単作成 Canva
ブログのアイキャッチ画像やホームページのバナー画像を作るぐらいなら、これでじゅうぶん。ブラウザから無料で使えて、操作も簡単。デザインを良くするフリー素材も付いてきます。
海外を探すと、国内でゲットできるのとは少し趣の違う、オシャレで雰囲気の良い写真がたくさんあります。「O-dan(オーダン)」は、日本語で世界中の写真素材を検索できます。僕もよく使ってます。
探すと他にもたくさん見つかりました。Canvaの特集記事と一緒に見てみてください。
独自ドメインについて
最後に「独自ドメイン」について説明しておきます。
独自ドメインを取得するとオリジナルのアドレスでホームページを運営できます。このブログの場合でいうと「websae.net」の部分です。
無料のウェブサイトビルダーでホームページを作成すると自動的にアドレスを与えられます。永久にそのウェブサイトビルダーを利用し続けるのなら、与えられたアドレスでもいいのですが、もしいつかレンタルサーバーを借りて、本格的なホームページを運営していくつもりであれば、注意が必要です。
ウェブサイトビルダーからレンタルサーバーへ移転すると、アドレスが変わってしまいます。それまでに得た固定客全員に新たなアドレスを知らせることは難しいですし、SEOの効果もリセットされます。結果、大きくアクセスを失ってしまいます。
それを避けられるのが独自ドメインです。独自ドメインを取得しておけば、新しい環境へホームページを移してもアドレスは変わらないからです。将来的に制作会社へ依頼する予定のある人や、もっと高機能なホームページへリニューアルするつもりのある人は、早い段階で検討しておくといいでしょう。
無料のホームページ作成ツール、まとめ
以上、ホームページを作成するときに役立てられる無料ツールの紹介でした。
Webサイトビルダーは、専門的に見るとHTMLソースが美しくない、将来的に自前のサーバーへ移転することが難しい、などデメリットも見つかります。
でも、取っ掛かりのハードルの低さと完成までのスピード感を考えると、とりあえず名刺代わりになるホームページが欲しいときや、手っ取り早くイベントページやキャンペーンサイトを作りたいときなど、活躍の場は多いはずです。
そのほか、いろいろな理由で制作会社を頼れない人は、なんせ無料。費用的なリスクはありません! 難しく考えず、まずは試してみてはいかがでしょうか?