ホームページの必要性。いまさらだけどホームページって必要?
いまさらだけど「ホームページは必要なのか?」と迷っているのは、あなただけではありません。
「ホームページって必要なのかなあ」と思いながら、いまだに一歩踏み出せないのは、なぜ?
- 作るのにお金と手間がかかりそう
- 業者へ頼むのも自分で作るのも、なんとなく難しそう
- いまいち何の役に立つかよくわからない
上記のような理由からではないでしょうか。
結論を言えば、
明確な目的がないなら、何十万円もかけてホームページを作る必要はありません。
ただ、今ホームページがないことで知らないうちに損をしていることもあるでしょう。
きちんとホームページの役割や効果について理解すれば、今よりもすっきりホームページを作るかどうかの答えが出るはずです。
そんなわけで今回は、「ホームページの必要性」について以下の3点を深く掘り下げてみます。
- ホームページがあれば何ができる?
- ホームページを持っていないことで招くデメリット
- 本当はそれほど難しくないかも。ホームページの作り方
「ホームページは必要なのか?」
まだ、ホームページを持っていないあなたを、正しい答えへと導きます。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
- 【結論から】ホームページは必要なのか?
- 【メリット】ホームページでできること
- 信頼性を保証できる
- 買う気まんまんの見込客を集められる
- 低コストで継続的に売上を生み出せる
- オフラインの営業にも役立てられる
- 予約を自動化できる
- 従業員の負担を減らし業務の効率化が可能
- 求人に活用できる
- ブログを更新できる
- 24時間・365日営業
- 世界を相手にアピールできる
- 効果を測定しやすいので改善もしやすい
- 【デメリット】ホームページを作るときに困ること
- 予算に余裕がない
- 知識に自信がない
- 業種ごとのホームページの必要性
- 飲食店
- 建設業
- 美容室
- 士業(弁護士、行政書士、司法書士など)
- フリーランス
- ホームページの作り方
- ホームページ作成サービスを利用し自分で作る
- ホームページ制作会社へ外注する
- 【まとめ】ホームページは必要なのか?
【結論から】ホームページは必要なのか?
ホームページは必要不可欠だといえます。
現代では商品やサービスを調べるとき必ずといってもいいほどインターネットで検索します。
ホームページがなければ比較される対象にすら入れてもらえません。
ただし、目的がなく作るのはやめるべきです。
インターネット上には作りっぱなしのまま何の役にも立たず放置されているホームページがたくさん存在します。
ホームページを持っていない今の状況に特に不満を感じないなら、
あるいは、ホームページで何ができるのかを理解していないなら作る必要はないといえます。
【メリット】ホームページでできること
ホームページが必要かどうかを判断するには、やっぱりホームページで何ができるのかを理解しておかなければいけません。
以下にずらっとホームページでできることを並べてみました。
ホームページを持つことによって得られるメリットだと言いかえられます。
この中に、「よし! 自分もこういうことがしたい」と思うものがあれば、前向きにホームページを作ることを検討してもいいでしょう。
信頼性を保証できる
存在していることが疑わしい会社やお店と関わりたい人はいませんよね。
検索して何も情報が出てこない企業と進んで取引したい人は少ないでしょう。
名前を検索して何も情報が見つからないお店に足を運ぼうとする人もいないはずです。
逆にいえば、仮に5ページくらいのシンプルなホームページでさえ、とりあえずあれば存在感は示せます。
起業やお店をオープンするときは、特にまだインターネット上に情報がない状態です。
銀行口座を開設するため、取引先に信頼性を伝えるため、最初に顧客の関心を引くため。
こうした目的は、ホームページを作るためのじゅうぶんな動機となります。
起業やお店をオープンするときは、忙しすぎてホームページなんかにかまっていられないかもしれません。
しかし、ホームページを作成する時期としてはベストなタイミングだといえるでしょう。
買う気まんまんの見込客を集められる
ホームページがあれば検索経由でアクセスを集められます。
検索を利用する人は、欲しい商品や気になるサービスについて調べています。
そのため、検索で見つけたページで商品を購入したりサービスへお問い合わせしたりするのは自然です。
言い換えれば、検索利用者は買う気満々の売上に結びつきやすい見込客。
そんな優良な見込客ばかりを集められるのが、実はホームページの一番のメリットです。
ただ、注意したいのは、単にホームページを作るだけでは検索へヒットしないこと。
検索へヒットさせるには、ホームページの質が問われます。
検索経由で訪れたお客様をじゅうぶんに満足させられるくらいの質がホームページに備わっていなければ、検索へはヒットしません。
しっかりと売上に結びつけたいなら、なんとなくホームページを作るのではなくSEOを意識し中身にこだわらなければいけません。
SEOが何かを知るには、まず以下の記事から読んでみるといいでしょう。
低コストで継続的に売上を生み出せる
ホームページは、売上を生み出し続ける資産として活躍することができます。
しかし、ホームページを作るには大きなお金がかかり、維持費も大変だという声があります。
実際には、最初に大きな費用がかかったとしても、その後はサーバー代が1000~2000円ほどかかるくらいです。
ホームページの集客力は持続します。
反応の良いホームページを作ることができれば、月々数千円程度で運用できるため、コスパは非常に良いと言えるでしょう。
例えば、仮に50万円で作ったホームページが毎月10万円の売上を生み出すことができれば、制作費は5ヶ月で回収でき、その後の売上は利益として回収できます。
つまりホームページの制作費は消耗費ではなく投資金だと考えるべきです。
オフラインの営業にも役立てられる
ホームページには会社情報や製品の詳細が掲載されており、商談の際にはノートパソコンやiPadを持って商談先で開くことができます。
また、製品のカタログのようなページを設けているホームページもあるでしょう。
ホームページを充実させることで、資料を抱えて営業先を回る必要がなくなり、身軽に営業活動ができます。
予約を自動化できる
ホームページで予約を受け付けることもできます。
予約システム付きのホームページがあれば、従業員の手作業による予約管理から解放され、業務効率を向上できます。
また、顧客も自分の都合に合わせて24時間いつでも予約が可能なため、顧客満足度も向上します。
さらに、予約システムには予約情報の自動集計や顧客データの蓄積、分析などの機能が備わっている場合が多く、事業の運営改善にも役立つでしょう。
ほとんどの予約システムには無料プランが用意されているので、気軽に試せます。
以下に評判の良い予約システムをまとめているので、一度試してみてはいかがでしょうか?
従業員の負担を減らし業務の効率化が可能
ホームページを予約やお問い合わせに対応するスタッフとして働かせれば、従業員が電話対応やメール対応に追われずに済みます。
さらにシステム化できれば、とった予約や顧客情報をシステム内で管理できるので、顧客対応に関わる様々な業務の効率化へも繋がります。
ホームページによって負担が減った従業員は、より売上に重要な業務に集中できるでしょう。
求人に活用できる
ホームページは求人誌のように広告スペースに制限がありません。
募集している人材について詳しい情報や御社で働くことで得られるメリットをじゅうぶんにアピールしましょう。
そうすることで採用活動において効果的に働いてくれるではずです。
求職者は求人メディアを見た後、必ずと言ってもいいほど会社名を検索します。
採用に強くアピールしたホームページを準備しておくことで、求人メディアと相乗効果を得られます。
ブログを更新できる
ホームページのメリットのひとつで、「更新できる」というのがあります。
最近はブログをホームページの中に設置し、価値のある情報を積極的に発信している会社やお店も多いです。
ホームページでブログを更新することには、以下のようなメリットがあります。
- 価値のある情報を積極的に発信できるため、新規の見込客獲得やブランディングに役立つ
- 臨時の休業日やイベントの告知だけでなく、定期的なコンテンツ提供で読者の興味を引き続けることができる。
- ブログにはコメント機能があるため、読者との対話や意見交換ができる
- ブログ更新を通じて、ホームページの頻繁な更新ができるため、SEO対策にも効果的である
以下にブログの始め方をまとめています。
ホームページを作るよりも安く手軽に始められるので、まずはブログを試してみるのもいいですね。
24時間・365日営業
ホームページは、営業時間の制約がなく、24時間365日休まずに情報発信やビジネス活動が可能です。
さらに、お問い合わせフォームやネットショップ、予約システムなど、業務を自動化できる機能を備えることで、お客様への対応もシステムが勝手に処理してくれます。
会社やお店の休業期間も、人手不足による業務の繁忙期でも安心してビジネスを行うことができます。
世界を相手にアピールできる
ホームページがあれば、時間だけでなく場所の制限も受けず、世界中に向けて会社や店舗をアピールできます。
言語対応は必要ですが、近年の翻訳機能の進化によって、お客様側で翻訳してくれることもあります。
特に、日本の商品・サービスへの関心は世界中で高まってます。
簡単な翻訳版を用意しておくだけでも海外からのお問い合わせを得ることができるでしょう。
オンラインで商品を販売する場合も、海外からの注文も取り扱えるため、新しい市場を開拓することができます。
効果を測定しやすいので改善もしやすい
ホームページの効果を様々な方法で測定できます。
ABテストは、デザインをAパターン、Bパターンの2種類を用意し、期間を決めてAパターンとBパターンで効果を比較し、優秀な方を採用する方法です。
ABテストを繰り返すことで最も効果の高いデザインを見つけることができます。
▼▼▼ABテストの参考記事▼▼▼
Googleアナリティクスを利用すれば、アクセス数やお問い合わせの発生率を具体的な数字で把握することが可能です。
ヒートマップと呼ばれる方法では、特定のページのスクロール率やよく見られている部分を目に見える形で把握することができます。
▼▼▼ヒートマップの参考記事▼▼▼
これらの方法をうまく活用し、常にホームページの改善に取り組みましょう。
ホームページを作るときに困ること【デメリット】
ホームページを作るかどうか躊躇している人の理由は主に以下の2つに分けられるのではないでしょうか?
- 予算に余裕がない
- 知識に自信がない
予算に余裕がない
ホームページを作るのに必要な費用は以下の2種類です。
- 初期費用
- 月額費用
初期費用とは?
格安業者へ依頼すれば10万円でも作れるでしょう。
でも、ビジネス用なら質にこだわって作りたいはず。
幅は広くなりますが、個人事業や小さめの中小企業なら制作費の相場は30〜80万円くらいだと思います。
本当は、ホームページの制作費用は売上を回収するための投資と考えるべきです。
ただ、常にうまくいくとは限らず、高いお金をかけてつくったものの何も役に立たなかったという失敗も珍しくありません。
そんな失敗を避けるには、まずホームページを作る目的を明確にしましょう。
それから、その目的を達成するにはどの程度の費用を投じるべきかを考えます。
制作費の相場と予算の考え方については以下の記事が参考になります。
月額費用とは?
ホームページを維持していくための費用です。
ドメインとサーバーを自前で用意すれば、その費用が毎月かかります。
もし業者へドメインとサーバーの管理を任せるなら、月額管理費、あるいは保守費と呼ばれるコストが発生します。
小規模なホームページなら月に1.5万円くらいが平均でしょうか。
ビジネスのベースとなるホームページを正常に管理していくための費用なら1.5万円でも高くはありません。
でも、事業規模が小さいと少しのランニングコストでも売上を圧迫しますよね。
以下の記事では、ランニングコストについての考え方を特集しています。
どのくらいの費用をかけるべきかの参考になるはずです。
知識に自信がない
ホームページを作るには、様々な知識が求められます。
例えば、デザイン、マーケティング、ライティングなど。
業者へ依頼する場合でも、要望を伝えるには、頭の中のイメージを言語化しなければいけません。
ホームページへ載せる文章や画像を用意するのも難しそうです。
そんな負担が怖い、という声をよく聞きます。
実際、お金を払って業者へ依頼したあと、思っていたよりも自分でいなければいけないことが多く完成する前に挫折してしまうケースが少なくないです。
そんな失敗を避けるには、少し値段が張っても提案力に優れた業者へ依頼することです。
提案力に自信のある業者を利用すれば、プロ目線のアドバイスを頼りながら制作を進められるので、知識の不足に苦労しなくて済みます。
おまけに制作途中に知識が身についていくことも期待できます。
ホームページが完成することには初心者を抜け出しているでしょう。
以下は信頼できるweb制作会社の見つけ方を特集している記事です。
業種ごとのホームページの必要性
知人・友人からの紹介やポータルサイトで集客できていると、ますます「ホームページなんて必要なの?」と思ってしまいますよね。
過去に業種ごとのホームページの必要性と作り方をまとめた記事を書いているので、当てはまる業種の人は参考にしてみてください。
飲食店のホームページの必要性
飲食店が、ぐるなびやホットペッパーなどのグルメサイトやSNSを活用して集客を行うことは一般的になっていますが、お店自身がホームページを持つことにもメリットがあります。
グルメサイトやSNSの情報を見たあと、必ず公式ホームページを訪れ営業時間やメニュー、アクセスなどの正確な情報を確認する人は多いですからね。
お店自身がホームページを持つことは、正確な情報提供と集客効果の両面から非常に重要な意義を持っています。
建設業のホームページの必要性
紹介で仕事を得ている工務店や内装・外装業者の方は多いでしょう。
でも、お客様からすると、最近は知人の紹介といえでもネットで評判を調べるのが普通です。
会社の所在がしっかりとうかがえ、これまでの施工実績が見られるようなホームページがあれば、さらにお客様の信頼を得られるでしょう。
美容室のホームページの必要性
ホットペッパービューティーを活用している美容室が多いと思います。
確かにホットペッパービューティーは集客力がありますが、価格競争に巻き込まれ、手数料による負担で利益率がますます下がってしまいます。
そこでチャレンジしたいのが「ホームページ+SNS」での集客です。
ホームページには固定的な情報を掲載しておき、SNSでリアルな情報を発信すれば、集客に対して相乗効果を得られるでしょう。
以下の記事では、簡単に美容室のホームページを作る方法を解説してます。
集客の肝となるポイントもお伝えしているので、ぜひ覗いてみてください。
士業(弁護士、行政書士、司法書士など)のホームページの必要性
士業さんからのご依頼はけっこう頂戴しております。
事務所を開設する際に、やっぱりホームページが必要だという声が多いですね。
僕自身も税理士さんや行政書士さんを探すときはホームページを頼りにしました。
これから制作を考えている士業さんは以下の記事を参考にしてみてください。
フリーランスのホームページの必要性
個人的には絶対必要だと思っています。
僕自身が最初にフリーランスとして事業を立ち上げたときはホームページでほぼ100%集客しました。
以下で紹介しているクラウドソーシングのような、フリーランスにはお仕事を探せるサイトが急増しています。
クラウドソーシングは実績のないフリーランスでも仕事を見つけられるのがメリットです。
でも、単価が安く競争が激しい点がデメリット。
やっと獲得できた案件が、報酬の割に負担が多いことが多く実はストレスが溜まりやすいんですよね。
そこでおすすめしたいのが受注用に自分用のホームページを作ることです。
自分のホームページで集客できれば、手数料を引かれないため利益をまるまる手にできます。
指名でのお問い合わせなので、強気で見積もりができますし、そのまま案件として獲得できる可能性も高いです。
他に案件を得ている方法があったとしても、自分のホームページを持つことを強くすすめます。
そんな話を以下の記事でもしてます。
ホームページの作り方
ここまで読んできて、ホームページの必要性について理解はできましたか?
「やっぱりホームページはまだいらないかな」という人もいれば、
「よしホームページを作ってみるか」という思いに至った人もいると思います。
実は、方法を間違わず初めの一歩さえ踏み出せれば、意外とホームページは簡単に作れます。
ホームページを作る方法は以下の2種類です。
- ホームページ作成サービスを利用し自分で作る
- ホームページ制作会社へ外注する
ホームページ作成サービスを利用し自分で作る
最近は、パズル感覚でホームページを作れるサービスが増えてます。
数々あるサービスから特に人気のあるものを選びました。
すべて無料の試用期間があります。
業者へ依頼する予定の人もまずは自作を試してみてはいかがでしょうか?
業者へ依頼するときに役立つ知識が身につくはずです。
ホームページ制作会社へ外注する
せっかく業者へ依頼するなら、少し予算を多めに確保し提案力に優れた業者を選びたいです。
業者へ依頼するときに役立つチェックリストを無料で配布しています。
自分のビジネスの現状を客観的に見直す機会にもなるのでぜひダウンロードしてみてください。
【まとめ】ホームページは必要なのか?
目的しだいと言えるでしょう。
今回の記事を読んで、こんなことができるなら、とホームページの必要性に初めて気づいた人もいると思います。
SNSやブログをうまくホームページの代わりに活用している人も多いです。
それで十分に集客ができているなら、わざわざホームページを作る必要はないといえます。
ホームページを作ることは、手段であって目的ではありません。
あなたはホームページを何に役立てたいですか?
この質問への答えが明確に浮かべば、ホームページを作る必要があるといえるでしょう。
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